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公開番号2024095104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212143
出願日2022-12-28
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60K 8/00 20060101AFI20240703BHJP(車両一般)
要約【課題】水素ガスの充填作業性の高い作業車両を提供する。
【解決手段】車体と、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、水素ガスを貯蔵する水素タンクと、前記水素ガスをエネルギー源として、前記走行装置を駆動させる駆動装置と、前記水素タンクに前記水素ガスを充填する際に外部の水素ガス供給機のガス充填ノズルを接続するガス充填口と、前記車体と前記ガス充填口とを連結し、且つ当該ガス充填口と前記車体との相対位置を移動させる移動機構と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体を走行可能に支持する走行装置と、
水素ガスを貯蔵する水素タンクと、
前記水素ガスをエネルギー源として、前記走行装置を駆動させる駆動装置と、
前記水素タンクに前記水素ガスを充填する際に外部の水素ガス供給機のガス充填ノズルを接続するガス充填口と、
前記車体と前記ガス充填口とを連結し、且つ当該ガス充填口と前記車体との相対位置を移動させる移動機構と、を備えている作業車両。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記移動機構は、先端部に前記ガス充填口が設けられ、且つ基端部が前記車体に枢支連結された揺動フレームを備えている請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記ガス充填口から前記水素タンクに前記水素ガスを導くガス導入管路を備え、
前記ガス導入管路は、前記揺動フレームに沿って延設されている請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記移動機構は、前記揺動フレームを前記車体の後部に沿って左右方向に延在させた折畳位置と、前記揺動フレームを前記車体の後部後方へ延在させた展開位置と、に前記揺動フレームを変位させるヒンジ部を備えている請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記ガス充填口は、前記揺動フレームが前記折畳位置に変位されたときに、当該ガス充填口の接続端部を前記車体の後方へ向けた姿勢で配置され、前記揺動フレームが前記展開位置に変位されたときに、前記接続端部を前記車体の側方へ向けた姿勢で配置される請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記ガス充填口から前記水素タンクに前記水素ガスを導くガス導入管路を備え、
前記移動機構は、先端部に前記ガス充填口が接続され、且つ基端部が前記ガス導入管路に接続された可曲性を有する延長配管を備えている請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記移動機構は、前記ガス充填口を前記車体に近づける方向へ移動させたときに、前記延長配管を収容するパイプ収容部を有している請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記移動機構は、前記パイプ収容部に前記延長配管を収容させた短縮位置と、前記パイプ収容部の外部に前記延長配管を露出させた延長位置と、に前記延長配管を変位させるパイプ駆動部を有している請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記移動機構は、前記車体の運転席の周囲に立設された保護フレームに設けられている請求項1~8のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項10】
前記移動機構は、前記車体に立設され、且つ前記水素タンクを支持する固定フレームに設けられている請求項1~8のいずれか1項に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池から供給された電力で駆動する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、脱炭素化を実現するため、水素を燃料とする燃料電池から供給された電力で駆動する車両の開発が進んでいる。特許文献1に開示された燃料電池車両は、走行用モータに電力を供給する燃料電池スタックと、燃料電池スタックに供給するための燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、車両外部から燃料タンクに燃料ガスを充填するガス充填口と、を備えている。ガス充填口は、車体の側部後寄りの位置に設けられた充填用リッドボックス内に設けられている。このものでは、充填用リッドボックス内のガス充填口に充填ノズルを接続させると、燃料ガスが所望の流量に調整されてガス充填口に供給される。その結果、燃料ガスは、車体内部の燃料ガス充填配管を通して燃料タンクに充填される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-147043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、トラクタなどの作業車両は、一般に車体周りの構造が複雑であり、車体の側部に比較的大きなホイールやクローラが設けられたものや、車体の後部に作業装置を連結し牽引するための連結機構が設けられたものがある。そのため、この種の作業車両において、上記従来の燃料電池車両のように、車体の充填用リッドボックス内にガス充填口が埋設されていると、ガス充填口に充填ノズルを接続し難く、燃料ガスの充填作業を円滑に行うことができない問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、充填作業性の良好な作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
【0007】
本発明の一態様に係る作業車両は、車体と、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、水素ガスを貯蔵する水素タンクと、前記水素ガスをエネルギー源として、前記走行装置を駆動させる駆動装置と、前記水素タンクに前記水素ガスを充填する際に外部の水素ガス供給機のガス充填ノズルを接続するガス充填口と、前記車体と前記ガス充填口とを連結し、且つ当該ガス充填口と前記車体との相対位置を移動させる移動機構と、を備えている。
【0008】
前記移動機構は、先端部に前記ガス充填口が設けられ、且つ基端部が前記車体に枢支連結された揺動フレームであってもよい。
【0009】
前記ガス充填口から前記水素タンクに前記水素ガスを導くガス導入管路を備え、前記ガス導入管路は、前記揺動フレームに沿って延設されてもよい。
【0010】
前記移動機構は、前記揺動フレームを前記車体の後部に沿って左右方向に延在させた折畳位置と、前記揺動フレームを前記車体の後部後方へ延在させた展開位置と、に前記揺動フレームを変位させるヒンジ部を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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