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公開番号2024094476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211030
出願日2022-12-28
発明の名称車両制御装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B60W 50/10 20120101AFI20240703BHJP(車両一般)
要約【課題】路面状況に応じた車両操作を容易にする。
【解決手段】ステアリングホイール部SHに設けられ、車両Vにおけるシフトチェンジあるいは走行速度加減の操作が可能なパドルスイッチ部110と、運転者Pに複数の走行モードの中から所望の走行モードを選択させる走行モード選択部120と、走行モード選択部120からの情報に基づいて、パドルスイッチ部110の操作モードをシフトチェンジ操作あるいは走行速度加減操作に変更し、パドルスイッチ部110の操作に基づいて、シフトチェンジあるいは走行速度を制御する制御部と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ステアリングホイール部の車幅方向両側に設けられ、シフトチェンジ操作あるいは走行速度加減操作を可能とするパドルスイッチ部と、
運転者に複数の走行モードの中から所望の走行モードを選択させる走行モード選択部と、
前記走行モード選択部からの情報に基づいて、前記パドルスイッチ部の操作モードを前記シフトチェンジ操作あるいは前記走行速度加減操作に変更し、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて、シフトチェンジあるいは走行速度を制御する制御部と、
を備えていることを特徴とする車両制御装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記走行モードとして車輪のトラクション制御を自動で行う第1の走行モードが選択された場合には、前記制御部は、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて前記走行速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記制御部が、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて前記走行速度を制御している際に、前記パドルスイッチ部とは異なる車両装置においてブレーキ操作あるいはアクセル操作が行われた場合には、前記制御部は、前記パドルスイッチ部の操作に基づいた制御を、前記走行速度の制御から前記シフトチェンジの制御に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記運転者に通知する通知部をさらに備え、
前記制御部が、前記パドルスイッチ部の前記操作モードを前記走行速度加減操作から前記シフトチェンジ操作に変更する場合、あるいは前記シフトチェンジ操作から前記走行速度加減操作に変更する場合には、前記制御部は、前記パドルスイッチ部の前記操作モードを変更する旨の情報を、前記通知部を介して前記運転者に通知することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の自動運転制御において、運動性能の向上あるいは走行安定性や安全性を向上させるために様々な車両制御装置が車両に搭載され、運転者に対する運転補助技術が実用化されている。
また、運転者が運転に集中できるように、車両の操作を容易にする技術があわせて実用化されている。例えば、ステアリングホイールにおける車両前方側の車幅方向両側に、運転者がステアリングホイールを把持しながら、シフトアップあるいはシフトダウン操作を行うことができるパドルスイッチが設けられている場合がある。
【0003】
このパドルスイッチを利用する技術として、例えば、特許文献1においては、ステアリングホイールを握った状態の左手で操作可能な左手操作部材と、ステアリングホイールを握った状態の右手で操作可能な右手操作部材とをそれぞれステアリングコラムまたはステアリングホイールに設け、左手操作部材と右手操作部材のいずれか一方の操作部材が操作されると、予め設定されている先行車追従走行制御用の設定値の増加を行い、他方の操作部材が操作されると前記設定値の低減を行う。また、これらの操作部材を先行車追従走行制御用の操作部材と変速比制御用の操作部材とに兼用する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-343278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、自動運転制御において、車両制御装置は、車両が走行している路面状況に関する情報を取得し運転者を補助しているが、例えば、未舗装路のように路面の凹凸が激しい悪路を走行している場合には、運転者は、操舵操作、加減速操作、車輪の空転制御等、日常の走行では行わない複雑な操作を行う必要がある。
【0006】
特許文献1に記載の技術においては、先行車追従走行制御を行っているときには、操作部材が操作されることによって先行車追従走行制御用の設定値の増減が行われる。また、変速機のシフト位置がマニュアルモードの位置にある場合には、操作部材の操作によって変速比(シフトチェンジ)が制御され、変速機のシフト位置がドライブモードの位置にある場合には、先行車追従走行が制御される。
しかしながら、車両が走行している路面状況(走行モード)が変化した場合には、運転者は、走行モードによって制御内容をシフトチェンジ制御から、先行車追従走行制御あるいは変速比制御に変更する必要があり、運転者の操作がさらに複雑になる虞があるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、路面状況に応じた車両操作を容易にする車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、ステアリングホイール部の車幅方向両側に設けられ、シフトチェンジ操作あるいは走行速度加減操作を可能とするパドルスイッチ部と、運転者に複数の走行モードの中から所望の走行モードを選択させる走行モード選択部と、前記走行モード選択部からの情報に基づいて、前記パドルスイッチ部の操作モードを前記シフトチェンジ操作あるいは前記走行速度加減操作に変更し、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて、シフトチェンジあるいは走行速度を制御する制御部と、を備えている車両制御装置を提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記走行モードとして車輪のトラクション制御を自動で行う第1の走行モードが選択された場合には、前記制御部は、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて前記走行速度を制御する車両制御装置を提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記制御部が、前記パドルスイッチ部の操作に基づいて前記走行速度を制御している際に、前記パドルスイッチ部とは異なる車両装置においてブレーキ操作あるいはアクセル操作が行われた場合には、前記制御部は、前記パドルスイッチ部の操作に基づいた制御を、前記走行速度の制御から前記シフトチェンジの制御に変更する車両制御装置を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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