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公開番号2024092295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208128
出願日2022-12-26
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B60T 7/04 20060101AFI20240701BHJP(車両一般)
要約【課題】車体が圃場外にあるか否かに応じて一対のブレーキペダルが連結又は分離されているかどうかを運転者が認識することができる作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、第1車輪及び第2車輪を有する車体と、第1ブレーキペダルを有し第1ブレーキペダルの動作により第1車輪を制動する第1制動装置と、第2ブレーキペダルを有し第2ブレーキペダルの動作により第2車輪を制動する第2制動装置と、第1ブレーキペダル及び第2ブレーキペダルを連動可能に連結する連結装置と、連結装置が第1ブレーキペダル及び第2ブレーキペダルを連結している連結状態と、連結状態を解除している分離状態とを検出する第1検出装置と、第1検出装置の検出結果に基づき、連結装置が連結状態にあることを示す連結報知、又は、分離状態にあることを示す分離報知を、車体が圃場外にあるか否かに応じて行う報知装置と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1車輪及び第2車輪を有する車体と、
第1ブレーキペダルを有し前記第1ブレーキペダルの動作により前記第1車輪を制動する第1制動装置と、
第2ブレーキペダルを有し前記第2ブレーキペダルの動作により前記第2車輪を制動する第2制動装置と、
前記第1ブレーキペダル及び前記第2ブレーキペダルを連動可能に連結する連結装置と、
前記連結装置が前記第1ブレーキペダル及び前記第2ブレーキペダルを連結している連結状態と、前記連結状態を解除している分離状態とを検出する第1検出装置と、
前記第1検出装置の検出結果に基づき、前記連結装置が連結状態にあることを示す連結報知、又は、分離状態にあることを示す分離報知を、前記車体が圃場外にあるか否かに応じて行う報知装置と、を備える作業車両。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記報知装置は、
前記車体が圃場外にあり、かつ前記連結装置が分離状態にある場合に、前記分離報知を行う、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記報知装置は、
前記車体が圃場内にあり、かつ前記連動装置が連結状態にある場合に、前記連結報知を行う、請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項4】
車速を検出する第2検出装置をさらに備え、
前記報知装置は、
前記車体が圃場内にあり、前記連結装置が連結状態にあり、かつ所定速度未満で走行している場合に、前記連結報知を行い、
前記車体が圃場内にあり、前記連結装置が分離状態にあり、かつ前記所定速度以上で走行している場合に、前記分離報知を行う、請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記報知装置は、
前記車体が圃場内にあり、前記連結装置が連結状態にあり、かつ停止している場合にも前記連結報知を行う、請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記報知装置は、報知の解除の入力を受け付ける入力部を有している、請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項7】
前記報知装置は、
前記車体が圃場内にある場合に、前記分離報知の解除の入力を受け付けず、前記連結報知の解除の入力を受け付ける入力部を有している、請求項4に記載の作業車両。
【請求項8】
前記報知装置は、前記所定速度の変更を受け付ける入力部を有している、請求項4に記載の作業車両。
【請求項9】
前記報知装置は、報知の履歴を記憶する記憶装置を備えている、請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項10】
前記報知装置は、報知に関連する入力を受け付ける入力部を有し、
前記記憶装置は、前記入力部への入力履歴を記憶する、請求項9に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、圃場における農作業等に用いられる作業車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
圃場を走行しつつ農作業を行うトラクタ等の作業車両においては、左右の後輪を制動する左右のブレーキと、左右のブレーキをそれぞれ独立して操作する左右のブレーキペダルとを備え、ステアリングを左右一方に操作しながら同一方のブレーキペダルを操作して後輪を制動し、小回り旋回を可能にしたものがある。
【0003】
この種の作業車両は、高速で走行させているときに、左右一方のみのブレーキペダルが操作されると運転が困難となる可能性があるため、左右のブレーキペダルを連動可能に連結する連結装置を備えている。そして、下記の特許文献1には、左右のブレーキペダルが分離した状態で作業車両が高速走行している場合に、ブザーによって警告を発する警告装置を備え、左右のブレーキペダルの連結忘れを運転者に知らせる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-109625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上のような小回り旋回は圃場内では行われるが、道路等の圃場外で行われることはほとんどない。特許文献1記載の技術は、左右のブレーキペダルが分離されていても、圃場外で低速走行しているときに警告は発せられず、運転者は左右のブレーキペダルが分離していることを把握することができない。
【0006】
本開示は、車体が圃場外にあるか否かに応じて一対のブレーキペダルが連結又は分離されているかどうかを運転者が認識することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の作業車両は、第1車輪及び第2車輪を有する車体と、第1ブレーキペダルを有し前記第1ブレーキペダルの動作により前記第1車輪を制動する第1制動装置と、第2ブレーキペダルを有し前記第2ブレーキペダルの動作により前記第2車輪を制動する第2制動装置と、前記第1ブレーキペダル及び前記第2ブレーキペダルを連動可能に連結する連結装置と、前記連結装置が前記第1ブレーキペダル及び前記第2ブレーキペダルを連結している連結状態と、前記連結状態を解除している分離状態とを検出する第1検出装置と、前記第1検出装置の検出結果に基づき、前記連結装置が連結状態にあることを示す連結報知、又は、分離状態にあることを示す分離報知を、前記車体が圃場外にあるか否かに応じて行う報知装置と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の作業車両は、車体が圃場外にあるか否かに応じて一対のブレーキペダルが連結又は分離されているかどうかを運転者が認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る作業車両、及び作業車両に連結されたインプルメントの例を模式的に示す側面図である。
制動装置を概略的に示す説明図である。
作業車両の制御に関する構成例を示すブロック図である。
報知装置の報知パターンを示すテーブルである。
地図と自車位置との関係を示す図である。
報知の処理手順の一例を示すフローチャートである。
報知の処理手順の一例を示すフローチャートである。
報知の処理手順の一例を示すフローチャートである。
一対のブレーキペダルの分離を報知する報知例を示す説明図である。
一対のブレーキペダルの連結を報知する報知例を示す説明図である。
高速走行時の一対のブレーキペダルの分離を報知する報知例を示す説明図である。
高速走行時の一対のブレーキペダルの連結を報知する報知例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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