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公開番号2024092156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022207889
出願日2022-12-26
発明の名称船舶
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類B63B 79/10 20200101AFI20240701BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】船舶の状態や外部環境を視覚的かつ聴覚的に伝える。
【解決手段】船舶は、発音装置と、発光装置と、コントローラを備える。コントローラは、発音装置および発光装置の状態を除く船舶の状態と、船舶の外部環境との少なくとも一方を含む船舶の状況を検知する。また、コントローラは、検知した船舶の状況に応じて、発音装置と発光装置とを、音と光とを組み合わせた混合パターンで動作させる。音と光とを組み合わせた混合パターンにより、例えば乗船者に対して、船舶の状態や外部環境を視覚的かつ聴覚的に伝えることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
船舶であって、
発音装置と、
発光装置と、
コントローラを備え、
前記コントローラは、
前記発音装置および前記発光装置の状態を除く前記船舶の状態と、前記船舶の外部環境との少なくとも一方を含む船舶の状況を検知し、
検知した前記船舶の状況に応じて、前記発音装置と前記発光装置とを、音と光とを組み合わせた混合パターンで動作させる、
船舶。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の船舶であって、
前記コントローラは、
音と光との少なくとも一方が互いに異なる複数の混合パターンのうちの一の前記混合パターンで前記発音装置と前記発光装置とを動作させ、
前記一の混合パターンの動作中に検知した前記船舶の状況の変化に応じて、前記一の混合パターンを別の前記混合パターンに変更する、
船舶。
【請求項3】
請求項2に記載の船舶であって、
前記一の混合パターンと前記別の混合パターンとは、前記発音装置が発する音の大きさと高さと音色と繰り返し周期と音源の数と音の長さとメロディと音を発する位置との少なくとも1つが異なる、
船舶。
【請求項4】
請求項2に記載の船舶であって、
前記一の混合パターンと前記別の混合パターンとは、前記発光装置が発する光の輝度と色と発光周期と発光する位置との少なくとも1つが異なる、
船舶。
【請求項5】
請求項1に記載の船舶であって、
操作装置を備え、
前記発光装置は、ディスプレイ装置を含み、
前記発音装置は、前記ディスプレイ装置とは独立に電力供給される構成であり、
前記船舶の状態は、前記操作装置にて前記ディスプレイ装置の起動操作がされたことであり、
前記コントローラは、
前記操作装置での前記起動操作に応じて、前記発音装置と前記発光装置とを前記混合パターンで動作させる、
船舶。
【請求項6】
請求項1に記載の船舶であって、
操作装置を備え、
前記発光装置は、ディスプレイ装置を含み、
前記発音装置は、前記ディスプレイ装置とは独立に電力供給される構成であり、
前記船舶の状態は、前記操作装置にて前記ディスプレイ装置の終了操作がされたことであり、
前記コントローラは、
前記操作装置での前記終了操作に応じて、前記発音装置と前記発光装置とを前記混合パターンで動作させる、
船舶。
【請求項7】
請求項5に記載の船舶であって、
前記船舶の状態は、前記操作装置にて前記ディスプレイ装置の終了操作がされたことであり、
前記コントローラは、
前記操作装置での前記終了操作に応じて、前記発音装置と前記発光装置とを、前記起動操作時とは異なる混合パターンで動作させる、
船舶。
【請求項8】
請求項1に記載の船舶であって、
前記混合パターンは、前記発音装置による発音動作の終了後に前記発光装置による発光動作が継続するパターンを含む、
船舶。
【請求項9】
請求項1に記載の船舶であって、
前記混合パターンは、前記発光装置による発光動作の終了後に前記発音装置による発音動作が継続するパターンを含む、
船舶。
【請求項10】
請求項1に記載の船舶であって、
前記船舶の状況は、前記船舶の動作モードである、
船舶。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、船舶に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば電動船外機に設けられたランプの発光パターンによって前進モードと後進モードとを知らせる技術や、船舶の運転状態に応じたパターンで複数の光源を点灯させる技術など、船舶の運転状態に応じて点灯装置の発光パターンを変える技術が知られている(下記特許文献1~4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-126954号公報
特開2022-60046号公報
特開2022-60044号公報
特開2007-308040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、船舶は、車両に比べて、点灯装置の発光パターンだけでは、船舶の運転状態を例えば乗船者等に十分に伝えることができない可能性が高い。すなわち、車両では、陸上を走り、かつ、一般的には乗車者が車内にいる。これに対して、船舶では、陸上に比べて周囲環境が変動し易い海上を移動する。また、船舶では、乗船者が船内よりも、操縦席やデッキ等の船外にいることが多い。このため、特に、船舶では、点灯装置の発光パターンだけでは船舶の運転状態を乗船者等に伝えることができないおそれがある。
【0005】
なお、このような問題は、船舶の運転状態に限らず、その他の船舶の状況(例えば、船舶の乗船状態や操作状態、船舶の外部環境等)を乗船者等に伝える場合にも共通する課題である。
【0006】
本明細書では、上述した課題の少なくとも一部を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示される船舶は、発音装置と、発光装置と、コントローラを備える。前記コントローラは、前記発音装置および前記発光装置の状態を除く前記船舶の状態と、前記船舶の外部環境との少なくとも一方を含む船舶の状況を検知し、検知した前記船舶の状況に応じて、前記発音装置と前記発光装置とを、音と光とを組み合わせた混合パターンで動作させる。
【0008】
本明細書によって開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、船舶、船舶に備えられる制御装置やディスプレイ装置、船舶に関する通知定方法、それらの装置の機能または方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することが可能である。
【発明の効果】
【0009】
本明細書に開示された船舶によれば、音と光とを組み合わせた混合パターンにより、例えば乗船者に対して、船舶の状態や外部環境を視覚的かつ聴覚的に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態におけるジェットボート10の構成を簡略的に示す側面図
実施形態におけるジェットボート10の構成を簡略的に示す上面図
ジェットボート10に備えられたディスプレイ装置230の概略を示すブロック図
各スイッチ操作と、ディスプレイ装置230、オーディオシステムSおよびライトシステムLの起動との関係を示す説明図
ユーザ通知定処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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