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公開番号2023121095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-30
出願番号2022035682
出願日2022-02-18
発明の名称係留装置 調理器具
出願人個人
代理人
主分類B63B 21/08 20060101AFI20230823BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】水面に沿って張られた係船索にボートを係留させるときに、容易かつ確実に係止や係止解除ができる係留装置を提供する。
【解決手段】係留装置は、水面に沿って直線状に延びる係船索TにボートBを係留させる係留装置1であって、ボートBに取り付けた係留ロープ5と、係留ロープ5の先端に連結された係留フック10とからなる係留具2を備え、係留フック10は、螺旋状に巻かれた螺旋棒部11と、螺旋棒部11の基端13から直線状に延びて、係留ロープ5が結び付けられるロッド部15とを有し、係船索Tに螺旋棒部11を巻き付け、係留ロープ5を係船索Tに沿う方向に引っ張って、係留具2を係船索Tに係止させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水面に沿って直線状に延びる係船索にボートを係留させる係留装置であって、
前記ボートに取り付けた係留ロープと、
前記係留ロープの先端に連結された係留フックと、
からなる係留具を備え、
前記係留フックは、
螺旋状に巻かれた螺旋棒部と、
前記螺旋棒部の基端から直線状に延びて、前記係留ロープが結び付けられるロッド部と、
を有し、
前記係船索に前記螺旋棒部を巻き付け、前記係留ロープを前記係船索に沿う方向に引っ張って、前記係留具を前記係船索に係止させることを特徴とする係留装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記係留フックは、鉄鋼またはステンレス鋼からなることを特徴とする請求項1に記載の係留装置。
【請求項3】
前記螺旋棒部の内径は、前記係船索の外径の120~150%に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の係留装置。
【請求項4】
前記螺旋棒部の巻数は、一巻き以上であることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の係留装置。
【請求項5】
前記係留ロープは、ラチェット式荷締機を介して前記ボートに取り付けられることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の係留装置。
【請求項6】
前記係留具を前記ボートの先頭部と後尾部にそれぞれ備えることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の係留装置。
【請求項7】
前記ボートの先頭部と後尾部に配置された2つの前記係留フックは、前記螺旋棒部の巻き方向が異なることを特徴とする請求項6に記載の係留装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手漕ぎボート等を係船索に係留させる係留装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
湖等における漁場では、水面に沿って直線状に張られた係船索にボートを係留させて、魚釣りを行うことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3226081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
湖等の漁場では、ボートに取り付けた係留ロープを係船索に結び付けて、ボートを係留させる。
水面に張られた係船索にボートを係留させる際には、係留ロープを結び付けたり、解いたりするのに時間を要する。係留ロープを係船索に結び付けただけでは、ボートが揺れて不安定である。
特許文献1の係船補助装置は、船舶を港の岸壁や浮きブイに係船する際に、係留ロープを岸壁や浮きブイの係船リングに通し、係留ロープを船舶まで掛け渡すものである。水面に張られた係船索にボートを係留させるときに使用するものではない。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、水面に沿って張られた係船索にボートを係留させるときに、容易かつ確実に係止や係止解除ができる係留装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の係留装置は、水面に沿って直線状に延びる係船索にボートを係留させる係留装置であって、前記ボートに取り付けた係留ロープと、前記係留ロープの先端に連結された係留フックと、からなる係留具を備え、前記係留フックは、螺旋状に巻かれた螺旋棒部と、前記螺旋棒部の基端から直線状に延びて、前記係留ロープが結び付けられるロッド部と、を有し、前記係船索に前記螺旋棒部を巻き付け、前記係留ロープを前記係船索に沿う方向に引っ張って、前記係留具を前記係船索に係止させることを特徴とする。
【0007】
前記係留フックは、鉄鋼またはステンレス鋼からなることを特徴とする。
前記螺旋棒部の内径は、前記係船索の外径の120~150%に形成されることを特徴とする。
前記螺旋棒部の巻数は、少なくとも一巻き以上であることを特徴とする。
前記係留ロープは、ラチェット式荷締機を介して前記ボートに取り付けられることを特徴とする。
【0008】
前記係留具を前記ボートの先頭部と後尾部にそれぞれ備えることを特徴とする。
前記ボートの先頭部と後尾部に配置された2つの前記係留フックは、前記螺旋棒部の巻き方向が異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の係留装置は、水面に沿って張られた係船索にボートを係留させるときに、容易かつ確実に係止や係止解除ができる。係船索にボートが強固に係留されるので、ボートが揺れたり流されたりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の係留装置1を示す図である。
係留フック10を示す図であって、(a)正面図、(b)側面図である。
係留フック10を係船索Tに巻き付けて、梃子として機能させた状態を示す図であり、(a)右側の係留フック10A、(b)左側の係留フック10Bである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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