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公開番号
2024092068
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-08
出願番号
2022207721
出願日
2022-12-26
発明の名称
ワーク受け装置及び工作機械
出願人
株式会社ツガミ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23B
15/00 20060101AFI20240701BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】より確実に、切り離されたワークを受けることができるワーク受け装置及び工作機械を提供する。
【解決手段】棒状のワークWから切り離されたリング状のワークWaを受けるワーク受け装置50は、リング状のワークWaの内側孔に挿通された状態でワークWaを受ける受け部52bと、受け部52bの先端側に位置して突出するように形成され、この突出する方向を上向きとすることにより、受け部52bが受けるワークWaの脱落を防止するように形成される爪部52dと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状のワークから切り離されたリング状のワークを受けるワーク受け装置であって、
リング状のワークの内側孔に挿通された状態でワークを受ける受け部と、
前記受け部の先端側に位置して突出するように形成され、この突出する方向を上向きとすることにより、前記受け部が受けるワークの脱落を防止するように形成される爪部と、を備える、
ワーク受け装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記受け部がワークを受けた状態では前記爪部よりも下側に位置する排出部を備え、
前記排出部は、前記ワーク受け装置が回転されることにより前記爪部よりも上側に位置したときに、前記受け部が受けていたワークを自重により滑り落とすように形成されている、
請求項1に記載のワーク受け装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のワーク受け装置と、
ワークを把握しつつ回転可能とする第1主軸ユニットと、
前記ワーク受け装置とともに移動し、前記ワーク受け装置を回転可能とする回転移動体と、を備える、
工作機械。
【請求項4】
前記回転移動体は、前記第1主軸ユニットと対向可能に位置し、ワークを把握しつつ回転可能とする第2主軸ユニットである、
請求項3に記載の工作機械。
【請求項5】
前記第2主軸ユニットは、ワークを把握可能である把握部を備え、
前記ワーク受け装置は、ワークを把握していない前記把握部によって把握可能に形成される被把握部を備える、
請求項4に記載の工作機械。
【請求項6】
前記工作機械は、
前記第2主軸ユニットにより把握されたワークを加工するための工具を保持する工具ユニットと、
前記工具ユニットの近傍に位置し、ワークが排出される被排出部と、
前記第1主軸ユニットに対向する位置、前記第2主軸ユニットにより把握されたワークを前記工具により加工可能な位置、前記第2主軸ユニットにより把握されたワークを前記被排出部に排出可能な位置、及び前記ワーク受け装置が受けるワークを前記被排出部に排出可能な位置の間で、前記第2主軸ユニットを移動させる第2主軸移動機構と、を備える、
請求項5に記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワーク受け装置及び工作機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の自動旋盤は、正面主軸と、正面主軸により保持されたワークを切断する(突っ切る)突切りバイトと、背面主軸とともに回転するように背面主軸に取り付けられ、突切りバイトにより切り離されたワークを受け取る旋回シュートと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-074627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成において、切り離されたワークがクーラント液に流されたり、ワークが回転しつつ突っ切られるために突っ切り直後に切り離されたワークが飛んだりすることなどが原因で、切り離されたワークが旋回シュートにて受け取れないおそれがある。
【0005】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、より確実に、切り離されたワークを受けることができるワーク受け装置及び工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るワーク受け装置は、棒状のワークから切り離されたリング状のワークを受けるワーク受け装置であって、リング状のワークの内側孔に挿通された状態でワークを受ける受け部と、前記受け部の先端側に位置して突出するように形成され、この突出する方向を上向きとすることにより、前記受け部が受けるワークの脱落を防止するように形成される爪部と、を備える。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る工作機械は、前記ワーク受け装置と、ワークを把握しつつ回転可能とする第1主軸ユニットと、前記ワーク受け装置とともに移動し、前記ワーク受け装置を回転可能とする回転移動体と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より確実に、切り離されたワークを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る工作機械の部分的に断面で示す概略正面図である。
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略平面図である。
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略側面図である。
(A),(B)は本発明の一実施形態に係る突切り加工時の第1と第2主軸及びワーク受け装置等の断面図である。
(A),(B)は本発明の一実施形態に係るワーク排出時の第2主軸、ワーク受け装置及びシュートの断面図である。
(A)は本発明の一実施形態に係るワーク受け装置の正面図であり、(B)は当該ワーク受け装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態に係るワーク受け装置及び工作機械について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、工作機械1は、ワークWを加工するNC(Numerical Control)旋盤である。詳しくは、工作機械1は、工作機械1の各構成を支持する台であるベッドSと、第1主軸ユニット10と、第1主軸移動機構13と、ガイドブッシュレス装置60と、第2主軸ユニット20と、第2主軸移動機構23,24と、第1工具ユニット30と、第1工具移動機構32,33と、第2工具ユニット40と、ワーク受け装置50と、シュート71と、ワークコンベア75と、制御部300と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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