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公開番号2024091874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024070041,2022192936
出願日2024-04-23,2018-07-27
発明の名称登録決済装置及び情報処理プログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20240628BHJP(チェック装置)
要約【課題】セミセルフとフルセルフとの間で動作モードを簡易に切り替えられるようにする。
【解決手段】切替手段は、客が買い上げる買上商品の登録のための登録操作を店員が行い、当該買上商品に対する代金支払いのための決済操作を客が行う第1の動作モードと、登録操作から決済操作までを客が行う第2の動作モードとを切り替える。店員記憶部は、登録操作を行う店員を識別する店員識別情報を記憶する。第1の更新手段は、切替手段により第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えが指示された場合、店員記憶部に記憶されている店員識別情報を特定の情報に更新する。第2の更新手段は、切替手段により第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えが指示された場合、店員識別情報の入力を待ち受け、入力手段を介して店員識別情報が入力されると、店員記憶部に記憶されている特定の情報を入力された店員識別情報に更新する。
【選択図】 図6


特許請求の範囲【請求項1】
客が買い上げる買上商品の登録のための登録操作を店員が行い、当該買上商品に対する代金支払いのための決済操作を前記客が行う第1の動作モードと、前記登録操作から前記決済操作までを前記客が行う第2の動作モードとを切り替える切替手段と、
前記登録操作を行う店員を識別する店員識別情報を記憶する店員記憶部と、
前記切替手段により前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えが指示された場合、前記店員記憶部に記憶されている店員識別情報を特定の情報に更新する第1の更新手段と、
前記切替手段により前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えが指示された場合、前記店員識別情報の入力を待ち受け、入力手段を介して前記店員識別情報が入力されると、前記店員記憶部に記憶されている前記特定の情報を前記入力された店員識別情報に更新する第2の更新手段と、
を具備する登録決済装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記店員記憶部に記憶されている情報に応じた名称をレシートに印字する印字手段、をさらに具備し、
前記印字手段は、前記店員記憶部に記憶されている情報が前記特定の情報であるときには、所定の名称を前記レシートに印字する、請求項1記載の登録決済装置。
【請求項3】
前記切替手段により前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えが指示された場合には、操作しない時間が一定時間を経過すると自動的にサインオフする自動責任者解除機能を無効にし、前記切替手段により前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えが指示された場合には、前記自動責任者解除機能を有効にする制御手段、
をさらに具備する請求項1記載の登録決済装置。
【請求項4】
前記第1の動作モードで動作しているときには、前記決済操作の前に前記客の客層を識別する客層情報の入力を待ち受け、入力された客層情報を客層記憶部に記憶し、前記第2の動作モードで動作しているときには、予め設定された特定の客層情報を前記客層記憶部に記憶する客層記憶手段、
をさらに具備する請求項1記載の登録決済装置。
【請求項5】
登録決済装置を制御するコンピュータを、
客が買い上げる買上商品の登録のための登録操作を店員が行い、当該買上商品に対する代金支払いのための決済操作を前記客が行う第1の動作モードと、前記登録操作から前記決済操作までを前記客が行う第2の動作モードとを切り替える切替手段と、
前記切替手段により前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えが指示された場合、前記登録操作を行う店員を識別する店員識別情報を記憶する店員記憶部に記憶されている店員識別情報を特定の情報に更新する第1の更新手段と、
前記切替手段により前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えが指示された場合、前記店員識別情報の入力を待ち受け、入力手段を介して前記店員識別情報が入力されると、前記店員記憶部に記憶されている前記特定の情報を前記入力された店員識別情報に更新する第2の更新手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、登録決済装置及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、POS(Point Of Sales)端末等に代表される登録決済装置においては、客自身が操作に介入するようにしたセルフタイプの機種が増えている。セルフタイプには、店員が買い上げる買上商品の登録のための登録操作を店員が行い、客は、当該買上商品に対する代金支払いのための決済操作を行うようにしたいわゆるセミセルフと、登録操作から決済操作までを客自身が行うようにしたいわゆるフルセルフとがある。現状では、セミセルフとして動作する登録決済装置とフルセルフとして動作する登録決済装置とがそれぞれ稼働している。
【0003】
その一方で、1台でセミセルフとしてもフルセルフとしても動作するようにした登録決済装置が提案されている。しかし、セミセルフとして動作する場合には、店員の誰が買上商品の登録操作を行ったのかを明確にする必要がある。このため、事前に登録決済装置に店員の識別情報が入力されている必要がある。ところが、フルセルフとして動作する場合には、操作者が客であるため、店員の識別情報は不要となる。そこで、セミセルフからフルセルフに動作モードを切り替える際には、セミセルフの際に入力されていた店員の識別情報を無効にする必要がある。逆に、フルセルフからセミセルフに動作モードを切り替える際には、店員の識別情報を入力することが必須となる。
【0004】
このように、セミセルフとフルセルフとの間で動作モードを切り替える場合には、一方の動作モードで制限されている事項を解除したり、新たに制限する事項を加えたりする場合がある。この点を考慮しなければ、セミセルフとフルセルフとの間で動作モードを簡易に切り替えることはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-109932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、セミセルフとフルセルフとの間で動作モードを簡易に切り替えることができる登録決済装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、登録決済装置は、切替手段と、店員記憶部と、第1の更新手段と、第2の更新手段と、を備える。切替手段は、客が買い上げる買上商品の登録のための登録操作を店員が行い、当該買上商品に対する代金支払いのための決済操作を客が行う第1の動作モードと、登録操作から決済操作までを客が行う第2の動作モードとを切り替える。店員記憶部は、登録操作を行う店員を識別する店員識別情報を記憶する。第1の更新手段は、切替手段により第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えが指示された場合、店員記憶部に記憶されている店員識別情報を特定の情報に更新する。第2の更新手段は、切替手段により第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えが指示された場合、店員識別情報の入力を待ち受け、入力手段を介して店員識別情報が入力されると、店員記憶部に記憶されている特定の情報を入力された店員識別情報に更新する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
登録決済装置の一実施形態であるPOS端末を含むPOSシステムの全体構成図。
図1に示すPOS端末の外観構成を概略的に示す斜視図。
図1に示すPOS端末の要部回路構成を示すブロック図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
図3に示すプロセッサが、情報処理プログラムに従って実行する主要な処理手順を示す流れ図。
キーボード画面の一例を示す模式図。
セミセルフからフルセルフへの切替確認画面の一例を示す模式図。
切替画面の一例を示す模式図。
レシートの一例を示す模式図。
フルセルフからセミセルフへの切替確認画面の一例を示す模式図。
指示画面の一例を示す模式図。
エラー画面の一例を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、セミセルフとフルセルフとの間で動作モードを簡易に切り替えることができる登録決済装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なおこの実施形態は、コンビニエンスストア向けのPOSシステムのPOS端末を登録決済装置の一例とした場合である。
【0010】
図1は、POSシステムの全体構成図である。POSシステムは、複数台のPOS端末100と店舗サーバ200とを、通信ネットワーク300で接続して構成されている。通信ネットワーク300は、無線であってもよいし有線であってもよい。通信ネットワーク300としては、典型的にはLAN(local area network)が用いられる。通信ネットワーク300としては、LANの他に、インターネット、VPN(virtual private network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独または適宜に組み合わせて用いることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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