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公開番号
2024131770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042227
出願日
2023-03-16
発明の名称
金銭処理装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07D
3/00 20060101AFI20240920BHJP(チェック装置)
要約
【課題】発光素子の発光量の低下を監視して、発光量の低下に起因する入金処理等の動作時間の長大化を抑制すること。
【解決手段】硬貨(金銭)の入出金処理を行う硬貨処理装置(金銭処理装置)10であって、装置本体11に設けられた入金口12の近傍に設置された発光素子281と受光素子282とを有し、かつ受光素子282における発光素子281からの受光量が予め決められた閾値以下となることによるセンシングの立ち上がりである検出エッジにより、入金口12での金銭の通過を検出する投入検出センサ28と、予め決められた監視時間において、投入検出センサ28での検出エッジの発生回数をカウントし、発生回数が予め設定された基準値以上となる場合に、発光素子281の発光量が低下しているものと判断する制御部30とを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
金銭の入出金処理を行う金銭処理装置であって、
装置本体に設けられた取引口の近傍に設置された発光素子と受光素子とを有し、かつ前記受光素子における前記発光素子からの受光量が予め決められた閾値以下となることによるセンシングの立ち上がりである検出エッジにより、該取引口での金銭の通過を検出する検出部と、
予め決められた監視時間において、前記検出部での検出エッジの発生回数をカウントし、発生回数が予め設定された基準値以上となる場合に、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断する制御部と
を備えたことを特徴とする金銭処理装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断した場合には、前記発生回数及びその日時を履歴情報として記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の金銭処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断した場合には、その旨を報知する報知動作を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金銭処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金銭処理装置に関し、より詳細には釣銭機として適用される金銭処理装置の改良に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、釣銭機として適用される金銭処理装置は、入金口を通じて入金された金銭の真偽及び金種を検銭部にて識別し、該検銭部にて正貨と識別された金銭を振分部にて金種毎に振り分け、金種毎に設けられた収納庫に収納している。この金銭処理装置は、釣銭払出要求である出金指示が与えられた場合に、要求金額に相当する金銭を該当する収納庫から繰り出させ、出金搬送部により出金口まで搬送して払い出している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-224036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記金銭処理装置においては、入金口や出金口の近傍に光センサ(発光素子及び受光素子)が配置され、入金口等での金銭の通過を検出している。しかしながら、発光素子の発光量の低下を起因として、金銭の通過の誤検出してしまい、結果的に、入金処理等の動作に過大な時間を要するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、発光素子の発光量の低下を監視して、発光量の低下に起因する入金処理等の動作時間の長大化を抑制することができる金銭処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る金銭処理装置は、金銭の入出金処理を行う金銭処理装置であって、装置本体に設けられた取引口の近傍に設置された発光素子と受光素子とを有し、かつ前記受光素子における前記発光素子からの受光量が予め決められた閾値以下となることによるセンシングの立ち上がりである検出エッジにより、該取引口での金銭の通過を検出する検出部と、予め決められた監視時間において、前記検出部での検出エッジの発生回数をカウントし、発生回数が予め設定された基準値以上となる場合に、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記制御部は、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断した場合には、前記発生回数及びその日時を履歴情報として記憶部に記憶させることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記制御部は、前記発光素子の発光量が低下しているものと判断した場合には、その旨を報知する報知動作を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、制御部が、予め決められた監視時間において、検出部での検出エッジの発生回数をカウントし、発生回数が予め設定された基準値以上となる場合に、発光素子の発光量が低下しているものと判断するので、発光素子の発光量の低下を監視して、発光量の低下に起因する入金処理等の動作時間の長大化を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態である金銭処理装置の外観構成を示す平面図である。
図2は、本発明の実施の形態である金銭処理装置の外観構成を示す正面図である。
図3は、図1及び図2に示した硬貨処理装置の内部構成を模式的に示す模式図である。
図4は、図1及び図2に示した硬貨処理装置の特徴的な制御系を示すブロック図である。
図5は、図4に示した投入検出センサの構成を模式的に示す模式図である。
図6は、図4に示した制御部の発光量監視処理部が実施する発光量低下監視処理の処理内容を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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