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公開番号2024089871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205375
出願日2022-12-22
発明の名称タイヤの損傷発生の検知方法及び検知装置
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類G01M 17/02 20060101AFI20240627BHJP(測定;試験)
要約【課題】タイヤがバーストに至る前に損傷が生じていることを検知できる、タイヤの損傷発生の検知装置2の提供。
【解決手段】この検知装置2は、路面16を備え、前記路面16上でタイヤTを走行させる走行部4と、タイヤTが路面16を走行することで生じる騒音を測定する測定部6と、前記騒音の測定データを得る度に、前記騒音の推移を表す推移データを算出する算出部34と、前記推移データに基づいて前記タイヤの状態を判別する判別部36とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤが路面を走行することで生じる、騒音及び振動の少なくとも一つを測定する工程と、
前記騒音及び振動の少なくとも一つの測定データを得る度に、前記騒音及び振動の少なくとも一つの推移を表す推移データを算出する工程と、
前記推移データに基づいて前記タイヤの状態を判別する工程と
を含む、
タイヤの損傷発生の検知方法。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記騒音及び振動の少なくとも一つの測定が一定の時間間隔で行われる、
請求項1に記載のタイヤの損傷発生の検知方法。
【請求項3】
前記時間間隔が5秒以下である、
請求項2に記載のタイヤの損傷発生の検知方法。
【請求項4】
前記測定工程において前記騒音の音圧レベルが測定され、
前記算出工程において、2500Hz以下の周波数帯域内の特定の周波数帯域における音圧レベルに基づいて前記推移データが算出され、前記推移データが単位時間当たりの前記音圧レベルの変化量で表され、
前記判別工程において予め設定された閾値と前記推移データとの対比が行われる、
請求項1又は2に記載のタイヤの損傷発生の検知方法。
【請求項5】
路面を備え、前記路面上でタイヤを走行させる走行部と、
タイヤが路面を走行することで生じる騒音及び振動の少なくとも一つを測定する測定部と、
前記騒音及び振動の少なくとも一つの測定データを得る度に、前記騒音及び振動の少なくとも一つの推移を表す推移データを算出する算出部と、
前記推移データに基づいて前記タイヤの状態を判別する判別部と
を備える、
タイヤの損傷発生の検知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤの損傷発生の検知方法及び検知装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ベルトエッジルース(BEL)やケーシングブレイクアップ(CBU)等の損傷が生じないよう、タイヤには様々な対策が施されている。対策の有効性を確認するために、タイヤの耐久性評価が行われる(例えば、下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-041728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、タイヤがバーストに至る前に損傷が生じていることを検知できる、タイヤの損傷発生の検知方法及び検知装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るタイヤの損傷発生の検知方法は、タイヤが路面を走行することで生じる騒音及び振動の少なくとも一つを測定する工程と、前記騒音及び振動の少なくとも一つの測定データを得る度に、前記騒音及び振動の少なくとも一つの推移を表す推移データを算出する工程と、前記推移データに基づいて前記タイヤの状態を判別する工程とを含む。
【0006】
本発明に係るタイヤの損傷発生の検知装置は、路面を備え、前記路面上でタイヤを走行させる走行部と、タイヤが路面を走行することで生じる騒音及び振動の少なくとも一つを測定する測定部と、前記騒音及び振動の少なくとも一つの測定データを得る度に、前記騒音及び振動の少なくとも一つの推移を表す推移データを算出する算出部と、前記推移データに基づいて前記タイヤの状態を判別する判別部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タイヤがバーストに至る前に損傷が生じていることを検知できる、タイヤの損傷発生の検知方法及び検知装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤの損傷発生の検知装置の概要を示す概略平面図である。
図1の検知装置の概略正面図である。
制御部の一例を示す概念図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤの損傷発生の検知方法のフロー図である。
騒音の測定結果を示すグラフである。
騒音の推移を表す推移データの算出方法を説明するグラフである。
騒音の推移を示すグラフである。
タイヤがバーストに至る前に走行を停止することを説明するグラフである。
推移データの計測例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明においては、タイヤを正規リムに組み、タイヤの内圧を正規内圧に調整し、タイヤに荷重をかけていない状態は、正規状態と称される。
【0010】
正規リムとは、タイヤが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
(【0011】以降は省略されています)

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