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公開番号2024087314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202068
出願日2022-12-19
発明の名称タイヤ交換管理システム、タイヤ交換管理方法、及びプログラム
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240624BHJP(計算;計数)
要約【課題】タイヤ交換作業の繁忙時期における交換需要を分散させることが可能なタイヤ交換管理システム、タイヤ交換管理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】タイヤ交換管理システム100は、気象予測情報に基づいて、車両のタイヤ交換サービスを提供するサービス事業者によるタイヤ交換作業の繁忙時期を推定する推定処理部112と、前記タイヤ交換サービスを受ける前記車両に装着された第1タイヤを前記第1タイヤとは別の第2タイヤに交換する推奨時期を前記繁忙時期から予め定められた設定期間だけ隔てた時期に決定する推奨時期決定部114と、前記推奨時期決定部により決定された前記推奨時期を前記車両の管理者が使用する端末装置に出力する出力処理部115と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
気象予測情報に基づいて、車両のタイヤ交換サービスを提供するサービス事業者によるタイヤ交換作業の繁忙時期を推定する推定処理部と、
前記タイヤ交換サービスを受ける前記車両に装着された第1タイヤを前記第1タイヤとは別の第2タイヤに交換する推奨時期を前記繁忙時期から予め定められた設定期間だけ隔てた時期に決定する推奨時期決定部と、
前記推奨時期決定部により決定された前記推奨時期を前記車両の管理者が使用する端末装置に出力する出力処理部と、
を備えるタイヤ交換管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記出力処理部は、
前記繁忙時期に前記タイヤを交換する場合の第1作業待機時間、及び前記推奨時期に前記タイヤを交換する場合の第2作業待機時間を前記推奨時期とともに前記端末装置に出力する、請求項1に記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項3】
前記出力処理部は、
前記繁忙時期に前記タイヤを交換する場合の第1作業待機時間から前記推奨時期に前記タイヤを交換する場合の第2作業待機時間を差し引いた短縮時間を前記推奨時期とともに前記端末装置に出力する、請求項1に記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項4】
前記出力処理部は、
前記推奨時期にタイヤ交換を行うことのメリットを含むメリット情報を前記推奨時期とともに前記端末装置に出力する、請求項1に記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項5】
前記推奨時期決定部は、
前記タイヤ交換サービスの提供場所が予め定められた寒冷地域内か否かを判定し、前記提供場所が前記寒冷地域内である場合に、前記推奨時期を前記繁忙時期よりも前記設定期間だけ前の時期に決定する、請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項6】
前記推奨時期決定部は、
前記車両の走行予定範囲を含む車両情報を取得し、前記走行予定範囲が予め定められた寒冷地域、又は予め定められた高標高地域を含むか否かを判定し、前記走行予定範囲が前記寒冷地域又は前記高標高地域を含む場合に、前記推奨時期を前記繁忙時期よりも前記設定期間だけ前の時期に決定する、請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項7】
前記推奨時期決定部は、
前記車両の走行予定距離を含む車両情報を取得し、前記走行予定距離が予め定められた基準距離以上か否かを判定し、前記走行予定距離が前記基準距離以上である場合に、前記推奨時期を前記繁忙時期よりも前記設定期間だけ前の時期に決定する、請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項8】
前記走行予定距離が前記基準距離よりも長い所定の設定距離以上である場合に前記設定期間を増加する補正処理部を更に備える、請求項7に記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項9】
前記車両の稼働率を取得する稼働率取得部と、
前記推奨時期における前記車両の稼働率が所定の閾値以上である場合に前記推奨時期を変更する時期変更処理部と、を更に備える、請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ交換管理システム。
【請求項10】
前記時期変更処理部は、
前記稼働率が前記閾値以上である場合に前記推奨時期より前の第1候補時期を特定し、当該第1候補時期における前記車両の第1稼働率が前記閾値未満である場合に、前記推奨時期を前記第1候補時期に変更する、請求項9に記載のタイヤ交換管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤ交換管理システム、タイヤ交換管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
乗用車やトラック、バスなどの車両に装着されるタイヤには、例えば、ドライな路面に対してタイヤ性能を効果的に発揮する所謂ノーマルタイヤ(夏タイヤともいう。)や、氷雪路などに対してタイヤ性能を効果的に発揮する所謂スノータイヤ(冬タイヤともいう。)などがある。車両の所有者(管理者)は、季節が夏から冬に移り変わる頃合いに、タイヤ交換サービスを提供する店舗(サービス事業者)に車両を乗り入れ、当該車両のタイヤを前記ノーマルタイヤから前記スノータイヤに交換する。
【0003】
従来、タイヤ交換の需要が特定の時期に集中することを回避するため、各種のタイヤの使用期間や、前記ノーマルタイヤを装着したときの車両の燃費と前記スノータイヤを装着したときの車両の燃費との差分などに基づいて、タイヤ交換サービスに要するサービス対価を可変にする技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-040369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記店舗においてタイヤ交換サービスの繁忙時期は必ずしも一定の時期であるとは限られず、例えば、前記店舗のある地域における天気予報の内容によって前記繁忙時期が左右される場合がある。例えば、前記ノーマルタイヤから前記スノータイヤに交換する場合の例年の繁忙時期が特定の時期(例えば12月初旬)であると仮定した場合、前記特定の時期よりも2週間前の時期の天気予報として初雪予報(夏以降に初めて雪が降るとする予報)が気象庁などから発表されると、前記所有者は急遽前倒しでタイヤ交換しなければならなくなる。この場合、例えば、前記初雪予報の予測日の直前の時期が、タイヤ交換の需要が集中する繁忙時期となり、結局のところ、繁忙時期におけるタイヤ交換需要を分散させることができない。
【0006】
本開示の目的は、タイヤ交換作業の繁忙時期における交換需要を分散させることが可能なタイヤ交換管理システム、タイヤ交換管理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一の局面に係るタイヤ交換管理システムは、気象予測情報に基づいて、車両のタイヤ交換サービスを提供するサービス事業者によるタイヤ交換作業の繁忙時期を推定する推定処理部と、前記タイヤ交換サービスを受ける前記車両に装着された第1タイヤを前記第1タイヤとは別の第2タイヤに交換する推奨時期を前記繁忙時期から予め定められた設定期間だけ隔てた時期に決定する推奨時期決定部と、前記推奨時期決定部により決定された前記推奨時期を前記車両の管理者が使用する端末装置に出力する出力処理部と、を備える。
【0008】
このようにタイヤ交換管理システムが構成されているため、推定精度の高い正確な前記繁忙時期が推定され、そのように推定された前記繁忙時期に基づいて前記推奨時期が決定され、その推奨時期が端末装置に出力される。そのため、前記管理者は、信頼度の高い前記推奨時期を把握することができる。また、前記推奨時期を前記端末装置に出力することにより、タイヤ交換を前記推奨時期に行うことを前記管理者に促すことができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、タイヤ交換作業の繁忙時期における交換需要を分散させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の第1実施形態に係るタイヤ交換管理システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の第1実施形態に係るタイヤ管理システムが備える管理サーバーの構成を示すブロック図である。
図3は、車両管理者が輸送業者である場合の顧客データの一例を示す輸送業顧客データを示す図である。
図4は、車両管理者が個人である場合の顧客データの一例を示す個人顧客データを示す図である。
図5は、本開示の第1実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第1処理例を示すフローチャートである。
図6は、本開示の第1実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第2処理例を示すフローチャートである。
図7は、本開示の第1実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第3処理例を示すフローチャートである。
図8は、本開示の第1実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第4処理例を示すフローチャートである。
図9は、本開示の第2実施形態に係るタイヤ管理システムが備える管理サーバーの構成を示すブロック図である。
図10は、本開示の第2実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第5処理例を示すフローチャートである。
図11は、本開示の第3実施形態に係るタイヤ管理システムが備える管理サーバーの構成を示すブロック図である。
図12は、本開示の第3実施形態において、管理サーバーの制御部によって実行される交換推奨時期決定処理の第6処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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