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公開番号2024081339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194878
出願日2022-12-06
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20240611BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】フェース部の新たな構造により性能が高められたゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド2は、打撃フェース4aを有するフェース部4と、クラウン部6と、ソール部8と、ホーゼル部10と、ヘッド重心CGとを備えている。打撃フェース4aは、スイートスポットSSと、フェースセンターFcとを有している。フェース部4は、スイートスポットSSを通る水平面P1により、上部40と下部42とに区画される。下部42が、上部40の最大肉厚よりも厚い厚肉部46を有している。厚肉部46の少なくとも一部が、最大肉厚部48である。フェースセンターFcの位置における下部の上下方向幅Dの30%がオフセット幅とされ、下部42において打撃フェース4aの輪郭線k1に沿った前記オフセット幅の領域が下部周縁領域44とされる。厚肉部46の全体が下部周縁領域44に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
打撃フェースを有するフェース部と、ソール部と、クラウン部と、ホーゼル部と、ヘッド重心とを備えており、
前記打撃フェースが、前記ヘッド重心を通り前記打撃フェースに垂直な直線と前記打撃フェースとの交点であるスイートスポットと、フェースセンターとを有しており、
前記フェース部が前記スイートスポットを通る水平面により上部と下部とに区画されるとき、前記下部が、前記上部の最大肉厚よりも厚い厚肉部を有しており、
前記厚肉部の少なくとも一部が、前記フェース部の最大肉厚を有する最大肉厚部であり、
前記フェースセンターの位置における前記下部の上下方向幅の30%がオフセット幅とされ、前記下部において前記打撃フェースの輪郭線に沿った前記オフセット幅の領域が下部周縁領域とされるとき、前記厚肉部の全体が前記下部周縁領域に配置されているゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記最大肉厚部の肉厚が、前記上部の最小肉厚の3.0倍以上である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記厚肉部の全体が、前記ヘッドの重心よりも下側に配置されている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記厚肉部が、トウ側とヒール側とに分配されている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記フェース部が、そのトウ側の端からのトウ-ヒール方向距離がフェース長の30%以内の領域であるトウ側領域と、そのヒール側の端からのトウ-ヒール方向距離がフェース長の30%以内の領域であるヒール側領域と、前記トウ側領域と前記ヒール側領域との間の領域である中央領域とに区画されるとき、
前記厚肉部が、前記トウ側領域に配置されたトウ厚肉部と、前記ヒール側領域に配置されたヒール厚肉部とに分配されており、
前記中央領域に前記厚肉部が存在しない請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記フェース部が、そのトウ側の端からのトウ-ヒール方向距離がフェース長の30%以内であるトウ側領域と、そのヒール側の端からのトウ-ヒール方向距離がフェース長の30%以内であるヒール側領域と、前記トウ側領域と前記ヒール側領域との間の領域である中央領域とに区画されるとき、
前記厚肉部が、前記トウ側領域から前記中央領域を経由して前記ヒール側領域まで延びている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
フェース部内で肉厚が変化するゴルフクラブヘッドが提案されている。米国特許出願公開第2014/0179458号明細書には、ロングアイアンでは下側にいくにつれてフェース部が厚くなり、ショートアイアンでは上側にいくにつれてフェース部が厚くなるアイアン型ゴルフクラブヘッドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2014/0179458号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フェース部内で肉厚を変化させることで、ヘッドの重心位置が調整されうる。しかし、肉厚が大きい部分は撓みにくいため、反発性能が低下しうる。本発明者は、フェース部の新たな構造により、ヘッドの性能を高めうることを見出した。
【0005】
本発明の目的の一つは、フェース部の新たな構造により性能が高められたゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの態様では、ゴルフクラブヘッドは、打撃フェースを有するフェース部と、ソール部と、クラウン部と、ホーゼル部と、ヘッド重心とを備えている。前記打撃フェースが、前記ヘッド重心を通り前記打撃フェースに垂直な直線と前記打撃フェースとの交点であるスイートスポットと、フェースセンターとを有している。前記フェース部が前記スイートスポットを通る水平面により上部と下部とに区画されるとき、前記下部が、前記上部の最大肉厚よりも厚い厚肉部を有している。前記厚肉部の少なくとも一部が、前記フェース部の最大肉厚を有する最大肉厚部である。前記フェースセンターの位置における前記下部の上下方向幅の30%がオフセット幅とされ、前記下部において前記打撃フェースの輪郭線に沿った前記オフセット幅の領域が下部周縁領域とされる。前記厚肉部の全体が前記下部周縁領域に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面として、フェース部の新たな構造により性能が高められたゴルフクラブヘッドが提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。
図2(a)は図1のゴルフクラブヘッドの正面図であり、図2(b)は図2(a)のE1線に沿ったヘッド外面の断面図である。
図3は、図1のゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。
図4は、図1のゴルフクラブヘッドの正面図である。図4では、フェース部の内面に形成されている厚肉部が破線で示されている。
図5は、図4のA-A線に沿った断面図である。
図6は、第2実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。
図7は、参考例のゴルフクラブヘッドの正面図である。
図8(a)は第1実施形態の変形例であるゴルフクラブヘッドの正面図であり、図8(b)は打撃フェースの輪郭線が途切れている場合の延長線が記載された説明図である。
図9は、基準状態について説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態が詳細に説明される。
【0010】
本願では、基準状態、基準垂直面、トウ-ヒール方向、フェース-バック方向、上下方向、正面視及びフェースセンターが定義される。
(【0011】以降は省略されています)

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