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公開番号2024081210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194666
出願日2022-12-06
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20240611BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド4のフェース部10は、その外面を構成する打撃フェース10aと、その内面を構成するフェース内面10bと、フェース厚みtとを有している。打撃フェース10aは、フェースセンターFcを有している。フェース部10は、フェースセンターFcを含むフェース中央薄肉部20と、フェース中央薄肉部20よりも厚くフェースセンターFcから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部22と、フェースセンターFcよりも厚くフェースセンターFcから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部24と、を有している。トウ厚肉部22は、フェース部10の外縁k1に到達しない位置まで延びている。ヒール厚肉部24は、フェース部10の外縁k1に到達しない位置まで延びている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
フェース部と、クラウン部と、ソール部と、ホーゼル部とを備えており、
前記フェース部が、その外面を構成する打撃フェースと、その内面を構成するフェース内面と、前記打撃フェースと前記フェース内面との間で画定されるフェース厚みとを有しており、
前記打撃フェースが、フェースセンターを有しており、
前記フェース部が、前記フェース厚みの分布として、前記フェースセンターを含むフェース中央薄肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部と、を有しており、
前記トウ厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びており、
前記ヒール厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びているゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記トウ厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のトウ側において前記フェース中央薄肉部に繋がっており、
前記ヒール厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のヒール側において前記フェース中央薄肉部に繋がっている請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記トウ厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの上下方向幅の50%以上90%以下であり、
前記ヒール厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの前記上下方向幅の50%以上90%以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記トウ厚肉部及び前記ヒール厚肉部における前記フェース厚みの最大値が、前記フェースセンターにおける前記フェース厚みよりも0.2mm以上大きい請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記フェース中央薄肉部の前記フェース厚みが3.2mm以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記トウ厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第1の円に沿って延びており、
前記トウ厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第1の円よりも半径が小さい第2の円に沿って延びており、
前記ヒール厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第3の円に沿って延びており、
前記ヒール厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第3の円よりも半径が小さい第4の円に沿って延びている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
反発性能が高いヘッドが望まれている。しかし、反発性能を高めるためフェース部を薄くすると、耐久性が低下する。特開2003-135630号公報は、耐久性を損ねることなく反発性能を向上しうるウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中央厚肉部と、この中央厚肉部を囲む周辺薄肉部とを有するヘッドを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-135630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より高反発で耐久性に優れたヘッドが求められている。本発明の目的の一つは、高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの態様では、ゴルフクラブヘッドは、フェース部と、クラウン部と、ソール部と、ホーゼル部とを備えている。前記フェース部が、その外面を構成する打撃フェースと、その内面を構成するフェース内面と、前記打撃フェースと前記フェース内面との間で画定されるフェース厚みとを有している。前記打撃フェースが、フェースセンターを有している。前記フェース部が、前記フェース厚みの分布として、前記フェースセンターを含むフェース中央薄肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部と、を有している。前記トウ厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びている。前記ヒール厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びている。
【発明の効果】
【0006】
一つの側面として、高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドが提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドを備えたゴルフクラブを示す。
図2(a)は第1実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図であり、図2(b)は図2(a)のE1線に沿った断面である。図2(b)では、ヘッド外面の断面線のみが示されている。
図3は、図2(a)と同じ正面図である。
図4は、図2(a)と同じ正面図である。図4では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図5は、図4における打撃フェースの拡大図である。図5では、図4における破線が実線とされ、且つ各領域が異なるハッチングで区別されている。
図6は、図5におけるフェース主部を示す拡大図である。
図7は図2のA-A線に沿った断面図である。
図8は、図2のB-B線に沿った断面図である。
図9は、図7におけるフェース部の拡大図である。
図10は、図8におけるフェース部の拡大図である。
図11は、第2実施形態のヘッドの正面図における打撃フェースを示す。図5と同様に、図11では、フェース部の各領域が異なるハッチングで区別されている。
図12は、比較例3のヘッドの正面図における打撃フェースを示す。
図13は、基準状態を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0009】
本願では、基準状態、基準垂直面、トウ-ヒール方向、フェース-バック方向、上下方向、フェースセンター、縦断面、横断面及びフェース正面図が定義される。
【0010】
所定のライ角で接地平面HP上にヘッドが載置された状態が、基準状態とされる。図13が示すように、この基準状態では、接地平面HPに対して垂直な平面VPに、シャフト軸線Zが含まれている。シャフト軸線Zは、シャフトの中心線である。通常、シャフト軸線Zは、ホーゼル孔の中心線に一致する。前記平面VPが、基準垂直面とされる。所定のライ角は、例えば製品カタログに掲載されている。
(【0011】以降は省略されています)

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