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公開番号2024082066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195782
出願日2022-12-07
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20240612BHJP(車両一般)
要約【課題】サイドウォール部の外観性能を高めつつ、走行時の空気抵抗を低減する。
【解決手段】サイドウォール部3の外表面に、装飾領域9が形成された空気入りタイヤである。装飾領域9は、第1面部10と第2面部11とを含んでいる。第1面部10及び第2面部11は、第1段差15を介してステップ状に配置されている。第1面部10の第1微小突起18の突出高さh1は、第1段差15の高さH1と第2面部11の第2微小突起19の突出高さh2との合計と同等である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部とを含み、
前記一対のサイドウォール部の少なくとも一方の外表面には、装飾領域が形成されており、
前記装飾領域は、少なくも1つの第1面部と、前記第1面部からタイヤ軸方向の外側に突出する少なくとも1つの第2面部とを含み、
前記第1面部及び前記第2面部は、第1段差を介してステップ状に配置されており、
前記第1面部には、複数の第1微小突起が形成されており、
前記第2面部には、複数の第2微小突起が形成されており、
前記第1微小突起の突出高さは、前記第1段差の高さと前記第2微小突起の突出高さとの合計と同等である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記装飾領域は、前記第2面部からタイヤ軸方向の外側に突出する少なくとも1つの第3面部を含み、
前記第2面部及び前記第3面部は、第2段差を介してステップ状に配置されており、
前記第3面部には、複数の第3微小突起が形成されており、
前記第2微小突起の突出高さは、前記第2段差の高さと前記第3微小突起の突出高さとの合計と同等である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記一方の外表面には、タイヤ周方向に延びるパーティクルラインが形成されており、
前記パーティクルラインからタイヤ半径方向の内側に向かって前記第3面部、前記第2面部及び前記第1面部の順に配置されている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第1微小突起、前記第2微小突起及び前記第3微小突起は、円錐台状である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記第1微小突起の頂部の直径は、0.05~0.5mmであり、
前記第1微小突起の突出高さは、0.1~1.0mmである、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記第2微小突起の突出高さは、0.05mmよりも大きく、
前記第3微小突起の突出高さは、0.05mm以上である、請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記第3微小突起の頂部の直径は、前記第2微小突起の頂部の直径よりも小さく、
前記第2微小突起の頂部の直径は、前記第1微小突起の頂部の直径よりも小さい、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記第1微小突起、前記第2微小突起及び前記第3微小突起のそれぞれの母線と底面とのなす角度は、5~75度である、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記第1段差の高さ、及び、前記第2段差の高さは、0.05~1.0mmである、請求項2に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、サイドウォール部の表面に装飾帯を具えたタイヤが記載されている。前記装飾帯は、非途切れリッジと、途切れ部を有する途切れリッジとを含むリッジがタイヤ周方向に並列したセレーション領域を具えている。このような装飾体は、タイヤの外観を低下させがちなバルジデントを目立たなくする効果がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-094008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、空気入りタイヤにおいて、サイドウォール部等の外観を高めながら、走行時の空気抵抗も低減したいというニーズがある。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、サイドウォール部の外観性能を高めつつ、走行時の空気抵抗を低減することができる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、トレッド部と、前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部とを含み、前記一対のサイドウォール部の少なくとも一方の外表面には、装飾領域が形成されており、前記装飾領域は、少なくも1つの第1面部と、前記第1面部からタイヤ軸方向の外側に突出する少なくとも1つの第2面部とを含み、前記第1面部及び前記第2面部は、第1段差を介してステップ状に配置されており、前記第1面部には、複数の第1微小突起が形成されており、前記第2面部には、複数の第2微小突起が形成されており、前記第1微小突起の突出高さは、前記第1段差の高さと前記第2微小突起の突出高さとの合計と同等である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用することにより、サイドウォール部の外観性能を高めつつ、走行時の空気抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示すタイヤ子午線断面図である。
図1のサイドウォール部の部分断面図である。
第1面部ないし第3面部の断面図である。
(A)は、サイドウォール部の部分正面図、(B)は、微小突起の斜視図である。
(A)は、他の実施形態の装飾領域の正面図、(B)は、さらに他の実施形態の装飾領域の正面図である。
(A)は、他の実施形態の微小突起の斜視図、(B)は、さらに他の実施形態の微小突起の斜視である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という場合がある)1の一実施形態のタイヤ子午線断面図である。図1には、好ましい態様として、乗用車用のタイヤ1が示される。但し、本発明は、例えば、自動二輪車用や重荷重用のタイヤ1に採用されても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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