TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024076125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187528
出願日2022-11-24
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 5/00 20060101AFI20240529BHJP(車両一般)
要約【課題】 効率的に吸音することでノイズ性能を向上し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 本発明は、トレッド部2を有する空気入りタイヤ1である。空気入りタイヤ1は、トレッド部2の内面側にスポンジ状の吸音体5が配されている。吸音体5の23℃における25%圧縮時の硬さH(N)と吸音体5のタイヤ半径方向の高さT(mm)との比(H/T)は、1.0~2.5である。吸音体5の高さT(mm)とタイヤ軸方向の幅W(mm)との比(T/W)は、0.25~1.20である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部の内面側にスポンジ状の吸音体が配されており、
前記吸音体の23℃における25%圧縮時の硬さH(N)と前記吸音体のタイヤ半径方向の高さT(mm)との比(H/T)は、1.0~2.5であり、
前記吸音体の前記高さT(mm)とタイヤ軸方向の幅W(mm)との比(T/W)は、0.25~1.20である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記吸音体の前記比(H/T)が、1.2~2.1である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記吸音体の前記比(T/W)が、0.65~1.13である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記吸音体のセル数は、38~50個/25mmである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記吸音体のタイヤ子午線断面における断面形状は、矩形状である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記吸音体のタイヤ子午線断面における断面積は、タイヤ子午線断面におけるタイヤ内腔の断面積の5%~15%である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記吸音体は、両面テープ、接着剤、粘着剤又はシーラント材を介して前記トレッド部の前記内面側に固着される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記吸音体は、ウレタンフォームから形成される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トレッド部の内面側にスポンジ状の吸音体が固着された空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、制音体の高さや形状と、そのスポンジ材の硬さ、引張強さ及び比重とを特定することで、長期にわたりロードノイズを低減し得る空気入りタイヤを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-306302
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、吸音体が固着された空気入りタイヤは、トレッド部の内面側にスポンジ状の吸音体が固着することにより、コスト増加、重量増加及び蓄熱の影響により、コストパフォーマンス、操縦安定性能、低燃費性能、耐久性能等の各性能が低下する場合があり、より効率的に吸音し得る空気入りタイヤが望まれていた。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、効率的に吸音することでノイズ性能を向上し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部の内面側にスポンジ状の吸音体が配されており、前記吸音体の23℃における25%圧縮時の硬さH(N)と前記吸音体のタイヤ半径方向の高さT(mm)との比(H/T)は、1.0~2.5であり、前記吸音体の前記高さT(mm)とタイヤ軸方向の幅W(mm)との比(T/W)は、0.25~1.20である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、効率的に吸音してノイズ性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の正規状態の空気入りタイヤ1を示す回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
【0010】
「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、当該規格がタイヤ毎に定めるリムRであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、リム組み可能であって、エア漏れを生じさせないリムRのうち、最もリム径が小さく、その中で最もリム幅が小さいリムRである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友ゴム工業株式会社
タイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
14日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
今日
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
17日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
17日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
3日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
3日前
住友ゴム工業株式会社
弾性クローラ
今日
住友ゴム工業株式会社
弾性クローラ
15日前
住友ゴム工業株式会社
弾性クローラ
今日
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
今日
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
今日
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
医療用ゴム製品
10日前
住友ゴム工業株式会社
相互作用解析方法
14日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブヘッド
16日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブヘッド
16日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブヘッド
7日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤの特性予測装置
3日前
住友ゴム工業株式会社
ゴム組成物の製造方法
14日前
住友ゴム工業株式会社
ポリマー被覆ガラス基材
今日
住友ゴム工業株式会社
硫黄濃度を評価する方法
21日前
住友ゴム工業株式会社
シーラントタイヤの製造方法
7日前
住友ゴム工業株式会社
シーラントタイヤの試験装置
2日前
住友ゴム工業株式会社
エラストマー組成物及びタイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
天然ゴムの素練り方法及び混練装置
15日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ管理システム、タイヤ管理方法
3日前
続きを見る