TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024086005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200847
出願日2022-12-16
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20240620BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】打撃フェースとクラウン面又はソール面との境界部を新規な形状とすることでヘッド性能を高めたゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド4は、打撃フェース10aとクラウン面12aとの境界部が曲率半径Rを有し、打撃フェース10aとクラウン面12aとの境界部が曲率半径Sを有する。トウ側において、ヘッド4は、曲率半径Rt、曲率半径St、フェース高さFt及びヘッド厚Ttを有する。センターにおいて、ヘッド4は、曲率半径Rc、曲率半径Sc、フェース高さFc及びヘッド厚Tcを有する。ヒール側において、ヘッド4は、曲率半径Rh、曲率半径Sh、フェース高さFh及びヘッド厚Thを有する。Ft/Ttが、Fh/Thがよりも小さい。ヘッド4は次の関係(a)及び(b)の少なくとも一方を満たす。
(a)Rt>Rc≧Rh (b)St>Sc≧Sh
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フェースセンターを含む打撃フェースと、クラウン面と、ソール面を有しており、
前記打撃フェースと前記クラウン面との境界部が、曲率半径Rを有しており、
前記打撃フェースと前記ソール面との境界部が、曲率半径Sを有しており、
前記打撃フェースが、フェース高さFを有しており、
前記ヘッドが、ヘッド厚Tを有しており、
前記フェースセンターから15mmトウ側の位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rtであり、前記曲率半径Sが曲率半径Stであり、前記フェース高さFがフェース高さFtであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Ttであり、
前記フェースセンターの位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rcであり、前記曲率半径Sが曲率半径Scであり、前記フェース高さFがフェース高さFcであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Tcであり、
前記フェースセンターから15mmヒール側の位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rhであり、前記曲率半径Sが曲率半径Shであり、前記フェース高さFがフェース高さFhであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Thであるとき、
Ft/Ttが、Fh/Thよりも小さく、
次の関係(a)及び(b)の少なくとも一方を満たすゴルフクラブヘッド。
(a)Rt>Rc≧Rh
(b)St>Sc≧Sh
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
次の前記関係(a)を満たす請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
(a)Rt>Rc≧Rh
【請求項3】
Rt/Rhが1.2以上である請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
ドライバーヘッドであって、
前記曲率半径Rtが、9.5mm以上13.5mm以下であり、
前記曲率半径Rcが、7.5mm以上11.5mm以下であり、
前記曲率半径Rhが、6.0mm以上10.0mm以下である請求項1から3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
ロフト角が13°よりも大きく、
ヘッド体積が300cm

よりも小さく、
前記曲率半径Stが、前記曲率半径Rtよりも小さく、
前記曲率半径Scが、前記曲率半径Rcよりも小さく、
前記曲率半径Shが、前記曲率半径Rhよりも小さい請求項1から3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
フェアウェイウッド型ヘッドであって、
前記曲率半径Rtが、10.0mm以上14.0mm以下であり、
前記曲率半径Rcが、8.0mm以上12.0mm以下であり、
前記曲率半径Rhが、6.0mm以上10.0mm以下である請求項5に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
ハイブリッド型ヘッドであって、
前記曲率半径Rtが、7.5mm以上11.5mm以下であり、
前記曲率半径Rcが、6.0mm以上10.0mm以下であり、
前記曲率半径Rhが、4.5mm以上8.5mm以下である請求項5に記載のゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
クラウンを有するゴルフクラブヘッドが知られている。例えば、特開2021-132995号公報に開示されている通り、このヘッドでは、通常、クラウン面と打撃フェースとの境界部に丸みが形成されており、ソール面と打撃フェースとの境界部にも丸みが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-132995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、上記丸みの形態により新たな作用効果が生じうることを見出した。
【0005】
本発明の目的の一つは、打撃フェースとクラウン面又はソール面との境界部を新規な形状とすることでヘッド性能を高めたゴルフクラブヘッドの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの態様では、本発明のゴルフクラブヘッドは、フェースセンターを含む打撃フェースと、クラウン面と、ソール面を有している。前記打撃フェースと前記クラウン面との境界部が、曲率半径Rを有している。前記打撃フェースと前記ソール面との境界部が、曲率半径Sを有している。前記打撃フェースが、フェース高さFを有している。前記ヘッドが、ヘッド厚Tを有している。前記フェースセンターから15mmトウ側の位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rtであり、前記曲率半径Sが曲率半径Stであり、前記フェース高さFがフェース高さFtであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Ttである。前記フェースセンターの位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rcであり、前記曲率半径Sが曲率半径Scであり、前記フェース高さFがフェース高さFcであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Tcである。前記フェースセンターから15mmヒール側の位置において、前記曲率半径Rが曲率半径Rhであり、前記曲率半径Sが曲率半径Shであり、前記フェース高さFがフェース高さFhであり、且つ、前記ヘッド厚Tがヘッド厚Thである。Ft/Ttが、Fh/Thがよりも小さい。このヘッドは、次の関係(a)及び(b)の少なくとも一方を満たす。すなわち、このヘッドは、(a)のみを満たすか、(b)のみを満たすか、又は、(a)及び(b)を満たす。
(a)Rt>Rc≧Rh
(b)St>Sc≧Sh
【発明の効果】
【0007】
一つの側面として、打撃フェースとクラウン面又はソール面との境界部における新規な形状により、ヘッド性能が向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のヘッドが装着されたゴルフクラブを示す。
図2は、第1実施形態のヘッドをクラウン側から見た平面図である。
図3は、第1実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図である。図3は、基準状態のヘッドを示している。
図4(a)は図3と同じ正面図であり、図4(b)は図4(a)のE1線に沿った断面図である。図4(b)では、ヘッド外面の断面線のみが示されている。
図5(a)は図3のa-a線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図5(b)は図3のb-b線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図5(c)は図3のc-c線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線である。
図6は、図5(b)の拡大図である。図5(b)は、曲率半径R、曲率半径S、ヘッド厚T及びヘッド厚Tの定義の説明図である。
図7は、第2実施形態のヘッドをクラウン側から見た平面図である。
図8は、第2実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図である。図8は、基準状態のヘッドを示している。
図9(a)は図8のa-a線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図9(b)は図8のb-b線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図9(c)は図8のc-c線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線である。
図10は、第3実施形態のヘッドをクラウン側から見た平面図である。
図11は、第3実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図である。図11は、基準状態のヘッドを示している。
図12(a)は図11のa-a線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図12(b)は図11のb-b線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図12(c)は図11のc-c線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線である。
図13は、第4実施形態のヘッドをクラウン側から見た平面図である。
図14は、第4実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図である。図14は、基準状態のヘッドを示している。
図15(a)は図14のa-a線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図15(b)は図14のb-b線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線であり、図15(c)は図14のc-c線に沿った断面図におけるヘッド外面の断面線である。
図16は、第5実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図である。図16は、基準状態のヘッドを示している。
図17(a)は図3のa-a線に沿った断面図であり、図17(b)は図3のb-b線に沿った断面図であり、図17(c)は図3のc-c線に沿った断面図である。
図18は、基準状態を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0010】
本願では、基準状態、基準垂直面、トウ-ヒール方向、フェース-バック方向、上下方向、フェースセンター及び縦断面が定義される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
笛玩具
5か月前
個人
運動補助具
3か月前
個人
ブロック玩具
3か月前
個人
テニス練習機
5か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
続きを見る