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公開番号2024075860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187065
出願日2022-11-24
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類B60C 15/04 20060101AFI20240529BHJP(車両一般)
要約【課題】コアのワイヤー48がカーカスのコードと接触しにくい空気入りタイヤの提供。
【解決手段】タイヤは、巻回したワイヤー48を含むビードコアを有する。このワイヤー48は、ティップ部50と主部52とを有している。ティップ部50は、第一エンド56を含んでいる。ティップ部50は、円錐台形状を有している。ティップ部50は、境界54から第一エンド56に向かって徐々に細くなっている。主部52の太さは、一定である。ティップ部50は、概して、主部52よりも細い。第一エンド56は、ワイヤー48の巻回の開始点に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
巻回したワイヤーを含むビードコアを有しており、
上記ワイヤーが、主部と、この主部よりも細いティップ部とを有しており、
上記ティップ部が、上記ワイヤーの巻回の開始点に位置する空気入りタイヤ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
上記ティップ部が、上記主部との境界からそのエンドに向かって徐々に細くなる形状を有する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
上記エンドの直径の、上記主部の直径に対する比が、0.5以下である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
上記ティップ部が円錐又は円錐台の形状を有する、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
上記ティップ部の長さが1.0mm以上である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
上記主部の直径が0.5mm以上2.5mm以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、空気入りタイヤを開示する。詳細には、本明細書は、空気入りタイヤの、改良されたビードを開示する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
空気入りタイヤは、一対のビードと、これらのビードの間に架け渡されたカーカスとを有している。それぞれのビードは、コアを有している。このコアは、リング状である。このコアは、巻回したワイヤーを含んでいる。コアを有する重荷重用タイヤが、特開2021-41831公報に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-41831公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行中のタイヤには、大きな荷重がかかる。コアには、カーカスに近づく方向の荷重が、繰り返しかかる。この荷重によってコアのワイヤーがカーカスの方向へ移動し、カーカスコードと接触することがある。この接触により、ワイヤーとカーカスコードとが擦れ合い、カーカスコードが破断することもある。この破断は、CBU(Cord Broken Up)と称されている。CBUは、タイヤの耐久性を阻害する。
【0005】
本出願人の意図するところは、コアのワイヤーがカーカスコードと接触しにくい空気入りタイヤの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する空気入りタイヤは、巻回したワイヤーを含むビードコアを有する。このワイヤーは、主部と、この主部よりも細いティップ部とを有する。このティップ部は、ワイヤーの巻回の開始点に位置する。
【発明の効果】
【0007】
この空気入りタイヤでは、コアのワイヤーとカーカスコードとの接触が抑制されうる。このタイヤでは、CBUが生じにくい。このタイヤは、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
図2は、図1のタイヤのコアのためのワイヤーが示された斜視図である。
図3は、図1のタイヤのコア及びカバーが示された拡大断面図である。
図4は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図5は、図4の製造工程が示された左側面図である。
図6は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図7は、図6の製造工程が示された左側面図である。
図8は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図9は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図10は、図9の製造工程が示された左側面図である。
図11は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図12は、図11の製造工程が示された左側面図である。
図13は、図3のコアの製造工程が正面図である。
図14は、図13の製造工程が示された左側面図である。
図15は、図14のXV-XV線に沿った断面の一部が示された拡大図である。
図16は、図2のワイヤーの一部が示された拡大図である。
図17は、他の実施形態に係る空気入りタイヤのワイヤーの一部が示された斜視図である。
図18は、図17のワイヤーの一部が示された拡大図である。
図19は、さらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのワイヤーの一部が示された斜視図である。
図20は、図19のワイヤーの一部が示された拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態が詳細に説明される。
【0010】
図1に、空気入りタイヤ2の断面の一部が示されている。この断面は、このタイヤ2の回転軸を含む平面に沿っている。図1において、矢印Raはこのタイヤ2の半径方向を表し、矢印Axはこのタイヤ2の軸方向を表す。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面CLを表わす。トレッドパターンを除けば、このタイヤ2の形状は、赤道面CLに対して鏡面対称である。この一点鎖線CLは、軸方向における、このタイヤ2の中心線でもある。
(【0011】以降は省略されています)

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