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公開番号2024087738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022212915
出願日2022-12-19
発明の名称水素発生品
出願人ヒドリド開発株式会社,個人
代理人
主分類A23L 33/16 20160101AFI20240624BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】従来の水素を利用した健康商品には、下記の課題があった。
水素水は一時的な効果しか期待できないこと、水素サプリメントは腸内での継続的な水素発生が推定されるが、この成分の長期間にわたる消化吸収による体内蓄積等の安全性リスクがあること、水素吸引は大掛かりな水素発生装置や鼻孔カニューラ等を必要とする課題があった。
【解決手段】本発明は、上記課題に鑑み、口腔内もしくは鼻腔内に留めおいて使用する水素発生品の発明であって、口腔内もしくは鼻腔内の水分と反応して継続的に水素を発生する手段を具備することを特徴とし、発生した水素を口腔内もしくは鼻腔内粘膜並びに肺から効率よく体内に摂取することができると共に、水素発生品を使用後に体外に取り出すことができるので、簡便、安全、継続的かつ効率良く水素を摂取することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
口腔内もしくは鼻腔内に留めおいて使用するものであって、前記口腔内もしくは鼻腔内の水分と反応して継続的に水素を発生する手段を具備することを特徴とする水素発生品。
続きを表示(約 56 文字)【請求項2】
使用前には外気を遮蔽する手段を具備することを特徴とする請求項1記載の水素発生品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水素発生品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
水素が生体内に発生する活性酸素等の弊害を緩和もしくは防止することについての研究が進み、人および動物に対する数々の論文が公表されている。
水素ガスを含む水素水の飲用による各種疾病に対する論文や、胃腸内において水素を発生する水素発生剤による各種疾病に対する論文や、肺への水素吸引による各種疾病や緊急医療及び手術時の水素の効果も報告されている。
水素水として商品化されているものには、例えば伊藤園の水素水がある。特許文献1は、サンゴカルシウム粉末等を水素ガス含有雰囲気中の炉で焼成して得られたもので、これを食することにより腸管内で水素を発生する水素発生剤の例である。また、特許文献2は、水の電気分解によって得られた水素ガスを鼻孔カニューラにより直接体内に取り込む例である。非特許文献1は、水素による疾病等への応用を述べたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-245265
特開2005-087257
【非特許文献】
【0004】
岡山医学会雑誌 第129号April2017.pp.9-15
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
水素水を飲用して体内に取り込む場合は、腸管等から水素水を吸収して血液に取り込まれると思われるが、水に溶ける水素量の上限が1.6ppmと少ない上に短時間に水素が抜けてしまうことが考えられ、持続的な効果が得られない課題がある。
また、特許文献1のような水素発生サプリメントの場合は、腸内で持続的な水素発生が期待できるので水素水と比べるとより多くの水素を腸管から吸収して血液に取り込めることが推測される。しかし、このような水素発生サプリメントの材料そのものも消化吸収され体内に蓄積され思わぬ健康被害が起こる可能性があり長期的な摂取リスクが予見される。
また、特許文献2にように、水素を鼻から吸入させ、肺から血液に送り込む場合は、腸管からの吸収に比べて吸入のあいだ持続的に効率よく体内に取り込める利点があるが、鼻孔カニューラや水素発生装置を必要とし、大掛かりになる欠点がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、水素の体内への摂取を簡便、安全、持続的、効率的に行うことができる水素発生品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を備える。
本発明に係る水素発生品は、口腔内もしくは鼻腔内に留めおいて使用するものであって、前記口腔内もしくは鼻腔内の水分と反応して継続的に水素を発生する手段を具備することを特徴とする水素発生品である。
この水素を継続的に発生する水素発生手段(水素発生材料)としては、例えば、マグネシウム(Mg)や水素化マグネシウム(MgH2)等の水分と反応して水素を発生する水素発生物質もしくはこれらに加えて水素発生を促進する反応促進物質とから構成することを特徴とする。反応促進物質は、水素発生物質が水と反応する時に生じる表面阻害膜等を除去して反応を継続させる物質で、例えばクエン酸や酢酸等の有機酸等を用いる。
更に、使用前には外気を遮蔽する手段を具備することを特徴とする前記水素発生品であることを特徴とする。これにより使用時の水素発生能力の劣化を低減することができる。
本発明の水素発生品としては、例えば、マウスピースや鼻孔内挿入具やガム(チューイングガム)等がある。
【発明の効果】
【0008】
本発明の水素発生品は、口腔内もしくは鼻腔内に留めおいて使用するものであって、当該口腔内又は鼻腔内の唾液や呼気等の水分と継続的に反応して水素を発生し、この水素含有液中の水素は口腔内又は鼻孔内の粘膜から吸収されることに加えて、発生する水素ガスは呼吸によって肺に運ばれ肺からも吸収されることによって効率よく体内に吸収摂取される。
【0009】
前記水素発生品は、口腔内又は鼻腔内に留めて使用されるので、水素発生サプリメントのように胃腸へ移動することはないために、水素発生成分等が消化吸収されるリスクが少なく使用後は体外に取り出されるので安全である。
【0010】
前記水素発生手段もしくは水素発生品は、試用前には外気(酸素や水分等)を遮蔽する手段によって水素発生能力が劣化しないようにされていて、使用時にこの遮蔽手段を取り除くか破壊することで水素発生を可能にしているため水素発生の性能劣化が防止される。
(【0011】以降は省略されています)

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