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公開番号2024087573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202468
出願日2022-12-19
発明の名称車両用バッテリケース
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類H01M 50/209 20210101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制する車両用バッテリケースを提供する。
【解決手段】バッテリカートリッジBを収容する車両用バッテリケースは、車両に搭載され、バッテリカートリッジBを着脱自在に収容する収容室21sと、着脱の際にバッテリカートリッジBが通過する開口部と、を有するハウジング21とを備えている。車両用バッテリケースにおいて、ハウジング21は、バッテリカートリッジBが収容室21sに収容された状態で、ハウジング21に対するバッテリカートリッジBの着脱方向に沿う移動を規制する規制機構4を含んでいる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリカートリッジを収容する車両用バッテリケースであって、
車両に搭載され、前記バッテリカートリッジを着脱自在に収容する収容室と、前記着脱の際に前記バッテリカートリッジが通過する開口部と、を有するハウジングを備え、
前記ハウジングは、前記バッテリカートリッジが前記収容室に収容された状態で、前記ハウジングに対する前記バッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制する規制機構を含んでいる車両用バッテリケース。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記規制機構は、前記収容室に突出することにより前記バッテリカートリッジの前記着脱方向に沿う移動を規制し、前記収容室から引退することにより前記規制を解除する規制部材と、前記規制部材の前記収容室に対する移動を操作する操作部と、を有する請求項1に記載の車両用バッテリケース。
【請求項3】
前記開口部は、前記ハウジングの側面に設けられ、
前記規制機構は、前記ハウジングの上壁に配置され、
前記バッテリカートリッジは、前記規制部材が挿入される被挿入部を有し、
前記規制部材が前記着脱方向に対して直交する方向に突出して前記被挿入部に挿入されることにより、前記バッテリカートリッジの前記着脱方向に沿う移動を規制する請求項2に記載の車両用バッテリケース。
【請求項4】
前記開口部は、前記ハウジングの側面に設けられ、
前記規制機構は、前記ハウジングの上壁に配置され、
前記規制部材が前記着脱方向に対して直交する方向に突出して前記バッテリカートリッジの前面に当接することにより、前記バッテリカートリッジの前記着脱方向に沿う移動を規制する請求項2に記載の車両用バッテリケース。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記開口部に回転自在に固定され、前記開口部を開閉する蓋部を有し、
前記規制機構は前記蓋部に配置されており、
前記バッテリカートリッジを前記収容室に収容して前記蓋部が前記開口部を閉状態にした場合、前記規制部材が前記蓋部から前記バッテリカートリッジに向かって突出して前記バッテリカートリッジの前面に当接することにより、前記バッテリカートリッジの前記着脱方向に沿う移動を規制する請求項2に記載の車両用バッテリケース。
【請求項6】
前記規制部材は、前記バッテリカートリッジの前記前面に当接する先端に弾性部材を有する請求項5に記載の車両用バッテリケース。
【請求項7】
前記収容室には、前記着脱方向における前記開口部と対向する第1側壁の側に弾性部材を有する請求項5に記載の車両用バッテリケース。
【請求項8】
前記規制部材は、前記着脱方向に沿って前記収容室に突出及び引退するように構成されており、
前記規制機構は、前記規制部材が前記収容室に突出した状態で前記規制部材に前記収容室から引退する方向に力が作用したとき、前記規制部材に対し引退を規制する力が作用するように構成されている請求項5に記載の車両用バッテリケース。
【請求項9】
前記ハウジングは延出部を含む保持部を有しており、
前記規制部材は、前記保持部の回動操作に連動して前記着脱方向に沿って前記収容室に突出及び引退するように構成されており、
前記規制部材が前記収容室に突出した状態で、前記着脱方向と前記延出部の延出方向とのなす角度が90度以下である請求項8に記載の車両用バッテリケース。
【請求項10】
前記車両のフロア面に載置され、
前記着脱方向が前記車両の車幅方向に平行である請求項1に記載の車両用バッテリケース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用バッテリケースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車(以下、「電動車」と総称する)は、モータを駆動させるためのバッテリを備えている。電動車のバッテリの中には、着脱自在のバッテリカートリッジを有し、放電された使用済みバッテリカートリッジを充電済みのバッテリカートリッジと交換することができるものもある。これにより、充電済みのバッテリカートリッジと交換すれば、電気自動車をすぐに使用することができる。
【0003】
特許文献1には、電動車の車体に対して着脱自在なバッテリカートリッジ(特許文献1ではバッテリーパック)に関する技術が開示されている。特許文献1に記載のバッテリカートリッジは、バッテリーパック入出口を通して着脱される。バッテリカートリッジの装着時には、バッテリカートリッジに設けられた凸型電極が、車体側に設けられた凹型電極接合部に電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-016706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
凸型電極と凹型電極接合部とが安定して電気的に接続されるためには、車体に対して、バッテリカートリッジが着脱方向に沿って移動しないようにすることが必要である。しかし、特許文献1に開示されたバッテリカートリッジについては、この点について何ら開示されておらず、更なる改良の余地がある。
【0006】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制する車両用バッテリケースを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用バッテリケースの一つの実施形態は、バッテリカートリッジを収容する車両用バッテリケースであって、車両に搭載され、前記バッテリカートリッジを着脱自在に収容する収容室と、前記着脱の際に前記バッテリカートリッジが通過する開口部と、を有するハウジングを備え、前記ハウジングは、前記バッテリカートリッジが前記収容室に収容された状態で、前記ハウジングに対する前記バッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制する規制機構を含んでいる。
【0008】
本実施形態の車両用バッテリケースにおいては、ハウジングに対するバッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制する規制機構を有しているので、車両用バッテリケースの中でバッテリカートリッジの移動が規制される。これにより、車両走行時に振動等があった場合でもハウジングの中でのバッテリカートリッジの位置が安定するので、バッテリカートリッジの電力を車両用バッテリケースの外部に安定して出力させることができる。
【0009】
本発明に係る車両用バッテリケースの他の一つの実施形態において、前記規制機構は、前記収容室に突出することにより前記バッテリカートリッジの前記着脱方向に沿う移動を規制し、前記収容室から引退することにより前記規制を解除する規制部材と、前記規制部材の前記収容室に対する移動を操作する操作部と、を有する。
【0010】
本実施形態によると、規制部材を収容室に突出、引退させるという簡便な方法により、バッテリカートリッジの着脱方向に沿う移動を規制することができる。また、操作部が規制部材の収容室に対する移動を操作するため、人的操作が簡便である。
(【0011】以降は省略されています)

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