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公開番号2024087224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201919
出願日2022-12-19
発明の名称電動開閉装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類A47K 13/10 20060101AFI20240624BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】開閉に必要なトルクに応じて仕様を容易に変更することができると共にコスト増を抑制する。
【解決手段】電動開閉装置は、開閉部材を開閉するものであり、モータと、減速ギヤ機構と、モータと減速ギヤ機構とを収容する筒状の第1ケース部材と、先端部分が開閉部材に連結されると共に減速ギヤ機構を介してモータから伝達されるトルクにより回動する出力部材と、開閉部材の開方向に対応する回動方向に出力部材を付勢するばね部材と、を含む出力ユニットと、第1ケース部材に対して開口端同士を突き合わせて着脱可能に取り付けられ、出力部材の先端部分を外部に露出した状態で出力ユニットの構成部材を収容する筒状の第2ケース部材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
開閉部材を開閉する電動開閉装置であって、
モータと、
減速ギヤ機構と、
前記モータと前記減速ギヤ機構とを収容する筒状の第1ケース部材と、
先端部分が前記開閉部材に連結されると共に前記減速ギヤ機構を介して前記モータから伝達されるトルクにより回動する出力部材と、前記開閉部材の開方向に対応する回動方向に前記出力部材を付勢するばね部材と、を含む出力ユニットと、
前記第1ケース部材に対して開口端同士を突き合わせて着脱可能に取り付けられ、前記出力部材の先端部分を外部に露出した状態で前記出力ユニットの構成部材を収容する筒状の第2ケース部材と、
を備える電動開閉装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電動開閉装置であって、
前記第1ケース部材は、前記モータを収容する筒状のモータケースと、前記減速ギヤ機構を収容すると共に前記モータケースに対して開口端同士を突き合わせて連結される筒状のギヤケースと、を有する、
電動開閉装置。
【請求項3】
開閉部材を開閉する電動開閉装置であって、
モータと、
減速ギヤ機構と、
前記モータと前記減速ギヤ機構とを収容する筒状の第1ケース部材と、
先端部分が前記開閉部材に連結されると共に前記減速ギヤ機構を介して前記モータから伝達されるトルクにより回動する出力部材を含む出力ユニットと、
前記第1ケース部材に対して開口端同士を突き合わせて着脱可能に取り付けられ、前記出力部材の先端部分を外部に露出した状態で前記出力ユニットの構成部材を収容する筒状の第2ケース部材と、
を備える電動開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、電動開閉装置について開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動開閉装置としては、駆動モータと、3段の遊星歯車機構で構成される減速歯車列(ギヤユニット)と、回転軸が挿入される挿入穴を有する軸受けと、減速歯車列の最終段と回転軸との間に設けられ便座を常時開方向に付勢するトーションスプリング(ばね部材)と、円筒状の機能部品収容筒(ケース)と、機能部品収容筒と回転不能に固定されるスプリング受けと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。トーションスプリングは、一端が軸受けに固定されると共に他端がスプリング受けに固定され、トーション力により便座を開放側へ付勢する。駆動モータと減速歯車列(3段の遊星歯車機構)と軸受けとトーションスプリングとスプリング受けとは同軸上に並び、機能部品収容筒は、これらの部品を収容するよう長尺の筒状に形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2003/065866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動開閉装置において、便座や便蓋などの開閉部材の開閉に必要なトルクは、開閉部材の重量やその開閉に要求される時間等によって様々である。必要なトルクに合わせてモータユニットやギヤユニットを設計するものとすると、設計に長時間を要すると共に、コスト増を招く。
【0005】
本開示の電動開閉装置は、開閉部材の開閉に必要なトルクに応じて仕様を容易に変更することができ、コスト増を抑制することができる電動開閉装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動開閉装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動開閉装置は、
開閉部材を開閉する電動開閉装置であって、
モータと、
減速ギヤ機構と、
前記モータと前記減速ギヤ機構とを収容する筒状の第1ケース部材と、
先端部分が前記開閉部材に連結されると共に前記減速ギヤ機構を介して前記モータから伝達されるトルクにより回動する出力部材と、前記開閉部材の開方向に対応する回動方向に前記出力部材を付勢するばね部材と、を含む出力ユニットと、
前記第1ケース部材に対して開口端同士を突き合わせて着脱可能に取り付けられ、前記出力部材の先端部分を外部に露出した状態で前記出力ユニットの構成部材を収容する筒状の第2ケース部材と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示の第1の電動開閉装置では、出力ユニットに出力部材とばね部材とを含め、出力ユニットのケース(第2ケース部材)をモータと減速ギヤ機構のケース(第1ケース部材)と別体とする。これにより、モータと減速ギヤ機構を含むユニットを共通化しつつ、出力ユニットを、ばね部材を含まない出力ユニットに変更するだけで、必要なトルクがより小さな仕様の電動開閉装置とすることができる。この結果、開閉に必要なトルクに応じて仕様を容易に変更することができ、コスト増を抑制することができる電動開閉装置とすることができる。
【0009】
こうした本開示の第1の電動開閉装置において、前記第1ケース部材は、前記モータを収容する筒状のモータケースと、前記減速ギヤ機構を収容すると共に前記モータケースに対して開口端同士を突き合わせて連結される筒状のギヤケースと、を有してもよい。こうすれば、モータや減速ギヤ機構の組み付け性を向上させることができる。
【0010】
本開示の第2の電動開閉装置は、
開閉部材を開閉する電動開閉装置であって、
モータと、
減速ギヤ機構と、
前記モータと前記減速ギヤ機構とを収容する筒状の第1ケース部材と、
先端部分が前記開閉部材に連結されると共に前記減速ギヤ機構を介して前記モータから伝達されるトルクにより回動する出力部材を含む出力ユニットと、
前記第1ケース部材に対して開口端同士を突き合わせて着脱可能に取り付けられ、前記出力部材の先端部分を外部に露出した状態で前記出力ユニットの構成部材を収容する筒状の第2ケース部材と、
を備えることを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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