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公開番号2024087576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202471
出願日2022-12-19
発明の名称端子ユニット
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類H01M 50/244 20210101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットを構成する。
【解決手段】バッテリケースの内壁24に配置され、バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジ10の出力端子15に接触する入力端子31aを有する入力端子部Caと、入力端子部Caを、バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構Csとを備えた。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリケースの内壁に配置され、当該バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジの出力端子に接触する入力端子を有する入力端子部と、
前記入力端子部を、前記バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構とを備えた端子ユニット。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記入力端子部が、前記突出方向の端部に設けられ前記出力端子に接触可能な前記入力端子と、当該入力端子から前記バッテリケースの挿入方向に延出する外壁部とを含むハウジングを有しており、
前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、前記支持部材に支持され、前記突出方向に延出する軸体と、前記ハウジングに収容され前記軸体に沿って弾性変形可能なコイルスプリングとを有している請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項3】
前記バッテリケースには、前記バッテリケースにバッテリカートリッジが挿入された際に、この挿入の方向に交差する方向への移動を規制しつつ、挿入の方向への前記ハウジングの移動を案内するガイド部材が設けられている請求項2に記載の端子ユニット。
【請求項4】
前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、当該支持部材に支持され導体から成る板バネとを有しており、
前記板バネの湾曲端が前記出力端子と電気的に接続可能な前記入力端子である請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項5】
前記入力端子と、前記付勢機構とが単一のユニットに構成され、
前記内壁に形成された貫通孔に対し、前記バッテリケースの外部から前記ユニットが挿入状態で固定されている請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項6】
前記バッテリケースが、前記バッテリカートリッジからの電力で走行可能な車両に備えられている請求項1~5のいずれか一項に記載の端子ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、電気自動車(EV)に用いられるバッテリは、充電に時間を要するものであり、バッテリを交換できるように着脱自在にバッテリを構成する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の着脱式バッテリは、バッテリカートリッジに凸型電極、車体側接合部に凹型電極接合部を設け、凸型電極が凹型電極接合部に電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-16706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1に記載される技術と同様に、車体にバッテリケースを備え、このバッテリケースに着脱自在にバッテリカートリッジを挿入する構成では、バッテリカートリッジを挿入した状態で、凸型電極(出力端子)と凹型電極(入力端子)との接触不良を招くことが考えられる。
【0005】
特許文献1に記載される技術では、バッテリカートリッジをバッテリケースに挿入した後に、扉を閉じる構成である。このため、例えば、閉じ状態の扉によってバッテリカートリッジを固定するものでは、長期に亘る使用により、扉のヒンジ部分の間隙が拡大した場合には、出力端子と入力端子との間に隙間が発生する等、適正に電力を取り出せないことが危惧される。
【0006】
特に、電気自動車は、走行に伴う振動により、出力端子と入力端子との間に間隙が作り出されることも考えられた。
【0007】
このような理由から、バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る端子ユニットの特徴構成は、バッテリケースの内壁に配置され、当該バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジの出力端子に接触する入力端子を有する入力端子部と、前記入力端子部を、前記バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構とを備えている点にある。
【0009】
本構成によると、バッテリケースにバッテリカートリッジが挿入された状態では、入力端子が出力端子に接触し、この接触に伴い入力端子を有する入力端子部が付勢機構の付勢力に抗して突出方向と逆方向に入力端子部を変位させる。その結果、バッテリカートリッジを挿入した状態で、バッテリカートリッジに対し入力端子部から付勢機構の付勢力を作用させ、バッテリカートリッジの位置が挿入方向に多少変化しても、付勢機構の付勢力によってバッテリカートリッジの変位を抑制し、入力端子と出力端子との電気的な接触状態を維持できる。従って、バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットとなっている。
【0010】
他の構成として、前記入力端子部が、前記突出方向の端部に設けられ前記出力端子に接触可能な前記入力端子と、当該入力端子から前記バッテリケースの挿入方向に延出する外壁部とを含むハウジングを有しており、前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、前記支持部材に支持され、前記突出方向に延出する軸体と、前記ハウジングに収容され前記軸体に沿って弾性変形可能なコイルスプリングとを有しても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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