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公開番号2024085688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200351
出願日2022-12-15
発明の名称サポートシート
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類A47C 7/46 20060101AFI20240620BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】より正しい着座姿勢をユーザに取らせることができるサポートシートを提供する。
【解決手段】サポートシート10は、ユーザの臀部を支持する座部21と、ユーザの背中を支持する背もたれ22と、給気により膨張する第1空気袋31、第2空気袋32及び第3空気袋33と、第1空気袋31、第2空気袋32及び第3空気袋33に給気するポンプ71を制御する制御装置80と、を備える。第1空気袋31は、座部21に着座するユーザの仙骨に対応する部位に配置され、第2空気袋32は、座部21に着座するユーザの腰椎に対応する部位に配置され、第3空気袋33は、第1空気袋31及び第2空気袋32に対して、幅方向にずれた位置に配置される。制御装置80は、第1空気袋31の押圧力及び第2空気袋32が第3空気袋33の押圧力よりも大きくなるように、第1空気袋31、第2空気袋32及び第3空気袋33に給気する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの臀部を支持する座部と、
ユーザの背中を支持する背もたれと、
前記背もたれに配置され、給気により膨張する第1空気袋、第2空気袋及び第3空気袋と、
前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気するポンプを制御する制御装置と、を備え、
前記第1空気袋は、前記座部に着座するユーザの仙骨に対応する部位に配置され、
前記第2空気袋は、前記座部に着座するユーザの腰椎に対応する部位に配置され、
前記第3空気袋は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋に対して、幅方向にずれた位置に配置され、
前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋が膨張することによりユーザを押す力を押圧力としたとき、
前記制御装置は、前記第1空気袋の押圧力及び前記第2空気袋の押圧力が前記第3空気袋の押圧力よりも大きくなるように、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気する
サポートシート。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記第1空気袋に給気した後に、前記第2空気袋に給気し、前記第2空気袋に給気した後に、前記第3空気袋に給気する
請求項1に記載のサポートシート。
【請求項3】
前記第1空気袋の容積は、前記第2空気袋の容積及び前記第3空気袋の容積よりも大きい
請求項1又は請求項2に記載のサポートシート。
【請求項4】
前記第3空気袋は、複数設けられ、
複数の前記第3空気袋は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋の前記幅方向における両側で、上下方向に並んでいる
請求項1又は請求項2に記載のサポートシート。
【請求項5】
前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気されるときに、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋のユーザに対する接触を検出するタッチセンサを備え、
前記制御装置は、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋のユーザに対する接触が検出されてからの前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に対する給気時間に応じて前記押圧力を調整する
請求項1又は請求項2に記載のサポートシート。
【請求項6】
前記第1空気袋に対する給気時間のうち、前記第1空気袋のユーザに対する接触が検出されてから前記第1空気袋に対する給気を終了するまでの時間を第1給気時間とし、前記第2空気袋に対する給気時間のうち、前記第2空気袋のユーザに対する接触が検出されてから前記第2空気袋に対する給気を終了するまでの時間を第2給気時間とし、前記第3空気袋に対する給気時間のうち、前記第3空気袋のユーザに対する接触が検出されてから前記第3空気袋に対する給気を終了するまでの時間を第3給気時間としたとき、
前記制御装置は、ユーザによって設定される前記第1給気時間、前記第2給気時間及び前記第3給気時間を記憶する記憶部を備え、前記記憶部に記憶された前記第1給気時間、前記第2給気時間及び前記第3給気時間に基づいて、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気する
請求項5に記載のサポートシート。
【請求項7】
前記タッチセンサは、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋のうちの少なくとも1つの空気袋と前記背もたれとの間に配置されるメンブレンスイッチを有し、
前記メンブレンスイッチは、
厚さ方向に間隔をあけて配置される第1接点及び第2接点と、
前記第1接点を支持した状態で、前記空気袋から伝達される荷重により弾性変形するたわみ部と、
前記厚さ方向から見たときに前記たわみ部よりも小さく、前記空気袋と前記たわみ部との間に配置される押し子と、を含んで構成され、
前記たわみ部の弾性変形に応じた前記第1接点及び前記第2接点の通電状態の変化によって、ユーザに対する前記空気袋の接触を検出する
請求項5に記載のサポートシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サポートシートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザの臀部を支持する座部と、ユーザの背中を支持する背部と、を備える椅子が記載されている。椅子において、座部及び背部のうち、ユーザの座骨、腸骨及び下部肋骨が当たる部分は凹状に湾曲している。このような椅子に着座するユーザは、正しい着座姿勢を取りやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-12130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような椅子は、ユーザがより正しい着座姿勢を取ることができるように、改善の余地が残されていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
[態様1]上記課題を解決するサポートシートは、ユーザの臀部を支持する座部と、ユーザの背中を支持する背もたれと、前記背もたれに配置され、給気により膨張する第1空気袋、第2空気袋及び第3空気袋と、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気するポンプを制御する制御装置と、を備え、前記第1空気袋は、前記座部に着座するユーザの仙骨に対応する部位に配置され、前記第2空気袋は、前記座部に着座するユーザの腰椎に対応する部位に配置され、前記第3空気袋は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋に対して、幅方向にずれた位置に配置され、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋が膨張することによりユーザを押す力を押圧力としたとき、前記制御装置は、前記第1空気袋の押圧力及び前記第2空気袋の押圧力が前記第3空気袋の押圧力よりも大きくなるように、前記第1空気袋、前記第2空気袋及び前記第3空気袋に給気する。
【0006】
サポートシートは、第1空気袋を大きく膨張させることにより、ユーザの仙骨に対応する部位を強く押すことができる。こうして、サポートシートは、ユーザの骨盤を立てることができる。サポートシートは、第2空気袋を大きく膨張させることにより、ユーザの腰椎に対応する部位を強く押すことができる。こうして、サポートシートは、ユーザの脊柱をS字状に湾曲させることができる。つまり、サポートシートは、第1空気袋及び第2空気袋を膨張させることにより、ユーザの姿勢を良好な姿勢にできる。また、サポートシートは、第3空気袋を膨張させることにより、サポートシートとユーザとの接点を増やすことができる。つまり、ユーザは、良好な姿勢を維持しやすくなる。
【0007】
[態様2]前記制御装置は、前記第1空気袋に給気した後に、前記第2空気袋に給気し、前記第2空気袋に給気した後に、前記第3空気袋に給気する態様1に記載のサポートシート。
【0008】
第1空気袋、第2空気袋及び第3空気袋に同時に給気する場合には、ユーザの骨盤が起きる前に、第2空気袋及び第3空気袋がユーザの身体に接触する可能性がある。この場合、ユーザの姿勢が良好な姿勢にならない可能性がある。この点、上記サポートシートは、第1空気袋、第2空気袋及び第3空気袋を順に膨張させるため、上記事態の発生を抑制できる。
【0009】
[態様3]前記第1空気袋の容積は、前記第2空気袋の容積及び前記第3空気袋の容積よりも大きい態様1又は態様2に記載のサポートシート。
第1空気袋の容積が第2空気袋の容積及び第3空気袋の容積よりも小さい場合、第1空気袋とユーザとの接触面積が小さくなりやすい。この場合、骨盤を立てるために必要な力がユーザの仙骨に対応する部位の狭い範囲に作用するため、ユーザが違和感を覚えるおそれがある。この点、サポートシートは、第1空気袋の容積が第2空気袋の容積及び第3空気袋の容積よりも大きい。よって、骨盤を立てるために必要な力がユーザの仙骨に対応する部位の広い範囲に作用するため、ユーザが違和感を覚えにくい。
【0010】
[態様4]前記第3空気袋は、複数設けられ、複数の前記第3空気袋は、前記第1空気袋及び前記第2空気袋の前記幅方向における両側で、上下方向に並んでいる態様1~態様3の何れかに記載のサポートシート。
(【0011】以降は省略されています)

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