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公開番号2024075398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186820
出願日2022-11-22
発明の名称操作装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類H01H 36/00 20060101AFI20240527BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】操作者による操作と蓋の開閉とを共に検知することができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作パネル12を覆う蓋4を有した操作装置において、基板の表面に形成された一対の電極16を有し、操作者による操作の有無を電極16の静電容量の変化に基づいて検出する複数の静電容量型の操作スイッチ10を備え、電極16からの信号に基づいて蓋4有り、蓋4無しかつ操作無し、及び蓋4無しかつ操作有りの状態を区別して判定する判定手段18を備えたので、追加コスト無しで蓋4の有無を確実に検出することができる。

【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
操作者により操作される操作パネルを覆う蓋を有した操作装置において、
前記操作パネルを覆う蓋は誘電体で構成し、
前記操作パネルの操作側とは反対側に配置された基板と、
前記基板の表面に形成された一対の電極を有し、操作者による操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて検出する複数の静電容量型の操作スイッチと、
前記電極に接続され、前記電極からの信号に基づいて、前記蓋有り、前記蓋無しかつ前記操作無し、及び前記蓋無しかつ前記操作有りを区別して判定する判定手段と、
を設けたことを特徴とする操作装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
操作者により操作され、器具本体から操作するために引き出し可能とされた操作パネルを有した操作装置において、
前記操作パネルの操作側とは反対側に配置された基板と、
前記基板の表面に形成された一対の電極を有し、操作者による操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて検出する複数の静電容量型の操作スイッチと、
前記操作パネルの前記器具本体への収納時に、前記操作パネルと対面する位置に設けた誘電体で構成された部材と、
前記電極に接続され、前記電極からの信号に基づいて、前記操作パネルが収納された状態、前記操作パネルが引き出された状態かつ前記操作無し、及び前記操作パネルが引き出された状態かつ前記操作有りを区別して判定する判定手段と、
を設けたことを特徴とする操作装置。
【請求項3】
前記操作スイッチは、相互容量方式により静電容量の変化を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記蓋の厚みは、前記操作パネルの厚みと略同一又はそれ以上であることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
【請求項5】
前記部材の厚みは、前記操作パネルの厚みと略同一又はそれ以上であることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、操作パネルを覆う蓋を有した操作装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の操作装置では、特許文献1記載のように、多数のスイッチを隠す目的等で操作スイッチ部を覆う開閉可能な蓋を設けることがあり、この蓋の開閉状態に応じて画面表示を消灯する等をして消費電力を抑えたり、スイッチに割り当てる機能を変更したりするものがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-097999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来のものでは、蓋の開閉状態を検知するためには、磁気センサ、近接センサ、照度センサ、マイクロスイッチ等の専用のセンサーが必要となり、コストがかかっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の操作装置では、操作パネルを覆う蓋を有した操作装置において、前記操作者により操作される操作パネルと、前記操作パネルの操作側とは反対側に配置された基板と、前記基板の表面に形成された一対の電極を有し、操作者による操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて検出する複数の静電容量型の操作スイッチと、前記操作パネルを覆う誘電体の蓋と、前記電極に接続され、前記電極からの信号に基づいて、前記蓋有り、前記蓋無しかつ前記操作無し、及び前記蓋無しかつ前記操作有りを区別して判定する判定手段と、を有することを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の操作装置では、操作パネルを覆う蓋を有した操作装置において、前記操作者により操作され、器具本体から前記操作者が操作するために引き出し可能とされた操作パネルと、前記操作パネルの操作側とは反対側に配置された基板と、前記基板の表面に形成された一対の電極を有し、操作者による操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて検出する複数の静電容量型の操作スイッチと、前記操作パネルの前記器具本体への収納時に、前記操作パネルと対面する位置に設けた誘電体で構成された部材と、前記電極に接続され、前記電極からの信号に基づいて、前記操作パネルが収納された状態、前記操作パネルが引き出された状態かつ前記操作無し、及び前記操作パネルが引き出された状態かつ前記操作有りを区別して判定する判定手段と、を有することを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の操作装置では、前記操作スイッチは、相互容量方式により静電容量の変化を検出することを特徴としている。
【0008】
また、請求項4の操作装置では、前記蓋の厚みは、前記操作パネルの厚みと略同一又はそれ以上であることを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の操作装置では、前記部材の厚みは、前記操作パネルの厚みと略同一又はそれ以上であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
この発明の請求項1によれば、操作スイッチにて操作者による操作(例えば指など)の有無の他に、蓋の有無と、操作による指有りと蓋有りとの違いを判別できるので、追加コスト無しで蓋の有無を確実に検出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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