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公開番号2024068459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178928
出願日2022-11-08
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/336 20060101AFI20240513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】デバイス設計の自由度が高い半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体装置10は、上面13Sを有する半導体層13と、上面13S直交するZ方向(厚さ方向)から視て、上面13SにおいてX方向(第1方向)に離隔して配置されたソース領域24およびドレイン領域22と、を有する。半導体装置10は、上面13Sにおけるソース領域24とドレイン領域22との間に形成され、ソース領域24に隣り合うボディ領域23と、ボディ領域23の上に配置されたゲート電極32と、を有する。さらに、半導体装置10は、ソース領域24とドレイン領域22との間に配置され、Y方向(第2方向)に交互に配置されたドリフト領域13Aおよびコラム領域26と、ドレイン領域22内に設けられたコレクタ領域27と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表面を有する半導体層と、
前記表面と直交する厚さ方向から視て、前記表面において第1方向に離隔して配置され、前記第1方向と直交する第2方向に延びる第1導電型の第1領域および第2領域と、
前記表面における前記第1領域と前記第2領域との間に形成され、前記第1領域に隣り合う第2導電型のチャネル領域と、
前記チャネル領域の上にゲート絶縁膜を介して配置されたゲート電極と、
前記チャネル領域と前記第2領域との間に配置されるとともに、前記第2方向に交互に配置された第1導電型の複数のドリフト領域および第2導電型の複数のコラム領域と、
前記ドリフト領域および前記コラム領域と、前記第2領域との間に設けられた第1導電型のバッファ領域と、
前記第2領域内に設けられた第2導電型のコレクタ領域と、
を含む、半導体装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記コレクタ領域は複数設けられ、前記複数のコレクタ領域は、前記第2方向において離隔して配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2領域は、前記第2方向において前記ドリフト領域と前記コラム領域とが配置された範囲に対する前記複数のコレクタ領域の前記第2方向における合計の長さの比である前記コレクタ領域の占有率は、20%以上90%以下である、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記占有率は、50%以上80%以下である、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2方向における前記複数のコレクタ領域の配置間隔は、前記第2方向における前記複数のコラム領域の配置間隔よりも小さい、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記コレクタ領域および前記第2領域は、前記厚さ方向において、前記半導体層との間に前記バッファ領域が介在するように配置され、
前記コレクタ領域は、前記厚さ方向において、前記半導体層の前記表面から前記バッファ領域まで延びている、
請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記バッファ領域の前記第1方向における幅は、5μm以上30μm以下である、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記バッファ領域の前記厚さ方向における厚さは、前記第1方向における幅と等しい、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記コレクタ領域は、前記第1方向から視て、前記コラム領域と重なる位置に配置されている、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記コレクタ領域は、前記第2方向に隣り合う2つの前記コラム領域の間に配置されている、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スーパージャンクション構造を有するMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を備える半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-041972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、MOSFETは、そのレイアウト、たとえばドレイン領域およびソース領域の形状(大きさ)や配置位置が加工精度等の要因によってばらつきが生じる場合がある。このため、半導体装置のデバイス設計について改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様である半導体装置は、表面を有する半導体層と、前記表面と直交する厚さ方向から視て、前記表面において第1方向に離隔して配置され、前記第1方向と直交する第2方向に延びる第1導電型の第1領域および第2領域と、前記表面における前記第1領域と前記第2領域との間に形成され、前記第1領域に隣り合う第2導電型のベース領域と、前記ベース領域の上に配置された制御電極と、前記ベース領域と前記第2領域との間に配置されるとともに、平面視において前記第1方向と直交する第2方向に交互に配置された第1導電型の複数のドリフト領域および第2導電型の複数のコラム領域と、前記ドリフト領域および前記コラム領域と、前記第2領域との間に設けられた第1導電型のバッファ領域と、前記第2領域内に設けられた第2導電型のコレクタ領域と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、デバイス設計の自由度が高い半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る例示的な半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1の半導体装置のF2-F2線断面図である。
図3は、図1の半導体装置のF3-F3線断面図である。
図4は、図1の半導体装置の斜視図である。
図5は、変更例に係る例示的な半導体装置の概略平面図である。
図6は、変更例に係る例示的な半導体装置の概略平面図である。
図7は、変更例に係る例示的な半導体装置の概略断面図である。
図8は、変更例に係る例示的な半導体装置の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本開示の半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。
なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に対象物を区別するために用いられており、対象物を順位づけするものではない。
【0009】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0010】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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