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公開番号2024085497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200024
出願日2022-12-15
発明の名称電磁石装置
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 7/14 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電磁石装置において、組立性の向上を図ることにある。
【解決手段】電磁石装置は、コイルと、スプールと、鉄芯と、ヨークと、可動鉄片と、補助ヨークと、永久磁石とを備える。スプールは、コイルが巻回される。鉄芯は、スプール内に配置される。ヨークは、底部と、延伸部とを含む。底部は、鉄芯の軸心方向と交差する方向に延び、鉄芯の一端に固定される。延伸部は、底部に接続されコイルの側方に配置される。可動鉄片は、ヨークの延伸部に回動可能に支持される。補助ヨークは、ヨークの底部の外側でヨークの底部に接続される。永久磁石は、鉄芯の軸心の延長線上に位置し、ヨークの底部と補助ヨークの間に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コイルと、
前記コイルが巻回されたスプールと、
前記スプール内に配置された鉄芯と、
前記鉄芯の軸心方向と交差する方向に延び前記鉄芯の一端に固定される底部と、前記底部に接続され前記コイルの側方に配置される延伸部とを含むヨークと、
前記ヨークの前記延伸部に回動可能に支持される可動鉄片と、
前記ヨークの前記底部の外側で前記ヨークの前記底部に接続される補助ヨークと、
前記鉄芯の軸心の延長線上に位置し、前記ヨークの前記底部と前記補助ヨークの間に配置される永久磁石と、
を備える、電磁石装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記ヨークの前記底部は、前記永久磁石と接触する第1接触部と、前記補助ヨークと接触する第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部の間に配置される断面積減少部とを含み、
前記断面積減少部は、前記補助ヨークと前記軸心方向に離れ、前記第2接触部の断面積よりも小さい断面積を有する、
請求項1に記載の電磁石装置。
【請求項3】
前記断面積減少部は、前記底部を前記軸心方向に貫通する貫通孔を有する、
請求項2に記載の電磁石装置。
【請求項4】
前記底部は、カシメ孔をさらに含み、
前記断面積減少部の前記貫通孔は、前記カシメ孔の内径寸法よりも大きい幅寸法を有する、
請求項3に記載の電磁石装置。
【請求項5】
前記断面積減少部は、くびれ部を含み、
前記くびれ部は、前記永久磁石の幅寸法よりも小さい幅寸法を有する、
請求項2に記載の電磁石装置。
【請求項6】
前記断面積減少部は、前記第2接触部の厚みよりも薄い厚みを有する、
請求項2に記載の電磁石装置。
【請求項7】
前記補助ヨークは、前記永久磁石と接触する磁石接触部と、前記ヨークと接触するヨーク接触部と、前記ヨークと前記軸心方向に離れ、前記磁石接触部と前記ヨーク接触部の間に配置される中間部と、前記中間部と前記ヨーク接触部との間に形成される第1段差とを含む、
請求項2に記載の電磁石装置。
【請求項8】
前記補助ヨークは、前記磁石接触部と前記中間部との間に形成される第2段差をさらに含み、
前記永久磁石は、前記第2段差に接触する、
請求項7に記載の電磁石装置。
【請求項9】
前記補助ヨークの前記ヨーク接触部は、屈曲した形状を有する、
請求項7に記載の電磁石装置。
【請求項10】
前記ヨークの前記底部の前記第2接触部は、前記ヨーク接触部に向かって突出する形状を有し、前記ヨーク接触部と接触する、
請求項7に記載の電磁石装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁石装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、永久磁石を備えるラッチング型の電磁石装置が開示されている(特許文献1参照)。永久磁石は、鉄芯の軸心の延長線上に位置し、かつ、補助ヨークとヨークとで狭持されている。永久磁石は、可動鉄片に対する鉄芯の吸引力を増大させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-44838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電磁石装置では、ヨークの内側に補助ヨークが配置され、補助ヨークとヨークの間に磁石を挟み込んだ状態で、補助ヨークがヨークにレーザ溶接或いは接着材によって接合されるので、電磁石装置を組み立てにくい。
【0005】
本発明の課題は、電磁石装置において、組立性の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁石装置は、コイルと、スプールと、鉄芯と、ヨークと、可動鉄片と、補助ヨークと、永久磁石とを備える。スプールは、コイルが巻回される。鉄芯は、スプール内に配置される。ヨークは、底部と、延伸部とを含む。底部は、鉄芯の軸心方向と交差する方向に延び、鉄芯の一端に固定される。延伸部は、底部に接続されコイルの側方に配置される。可動鉄片は、ヨークの延伸部に回動可能に支持される。補助ヨークは、ヨークの底部の外側でヨークの底部に接続される。永久磁石は、鉄芯の軸心の延長線上に位置し、ヨークの底部と補助ヨークの間に配置される。
【0007】
この電磁石装置では、補助ヨークは、ヨークの底部の外側でヨークの底部に接続され、永久磁石は、ヨークの底部と補助ヨークの間に配置される。すなわち、補助ヨーク及び永久磁石は、ヨークの外側に配置される。これにより、ヨークの外側から永久磁石と補助ヨークとを組み付けることが可能になるので、電磁石装置の組立性の向上を図ることができる。また、例えば、従来のヒンジ型のシングルステイブル構造の電磁石装置に永久磁石と補助ヨークとを外部から取り付けるだけで、本発明に係る電磁石装置を組み立てることが可能になる。さらに、永久磁石及び補助ヨークを除いて、従来のヒンジ型のシングルステイブル構造の電磁石装置と部品を共通化できる。
【0008】
ヨークの底部は、永久磁石と接触する第1接触部と、補助ヨークと接触する第2接触部と、第1接触部と第2接触部の間に配置される断面積減少部とを含んでもよい。断面積減少部は、補助ヨークと軸心方向に離れ、第2接触部の断面積よりも小さい断面積を有してもよい。この場合は、永久磁石の磁束が可動鉄片を通る磁気回路に流れ易くなるので、可動鉄片を動作位置に保持する保持力が高まる。
【0009】
断面積減少部は、底部を軸心方向に貫通する貫通孔を有してもよい。この場合は、永久磁石の磁束が可動鉄片を通る磁気回路に流れ易くなるので、可動鉄片を動作位置に保持する保持力が高まる。
【0010】
底部は、カシメ孔をさらに含んでもよい。断面積減少部の貫通孔は、カシメ孔の内径寸法よりも大きい幅寸法を有してもよい。この場合は、永久磁石の磁束が可動鉄片を通る磁気回路に流れ易くなるので、可動鉄片を動作位置に保持する保持力が高まる。
(【0011】以降は省略されています)

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