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公開番号2024070572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181158
出願日2022-11-11
発明の名称収容ケース
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/207 20210101AFI20240516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】収容ケース内の電池パックに対する路面からの干渉の影響を低減させる。
【解決手段】車両に搭載され、底面に底板が配される電池パックの収容ケースであって、底板は、車両前後に垂直な断面が矩形波状であって、前記車両下方向に突出する底板凹部と、前記車両上方向に突出する底板凸部と、を有する底板本体部と、前記底板凹部に配され、前記車両前後方向に延設される複数の第1の補強部材と、を備え、前記第1の補強部材は、前記車両前後方向に垂直な断面がハット状の板状部材であって、シリンダ部が前記底板凹部に当接して配されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、底面に底板が配される電池パックの収容ケースであって、
前記底板は、
前記車両前後に垂直な断面が矩形波状であって、前記車両下方向に突出する底板凹部と、前記車両上方向に突出する底板凸部と、を有する底板本体部と、
前記底板凹部に配され、前記車両前後方向に延設される複数の第1の補強部材と、を備え、
前記第1の補強部材は、
前記車両前後方向に垂直な断面がハット状の板状部材であって、シリンダ部が前記底板凹部に当接して配されている、
収容ケース。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記車両幅方向に延設されており、複数の夫々の前記第1の補強部材の上端部と、複数の前記底板凸部の上端部と、に接合された第2の補強部材をさらに備える、
請求項1に記載の収容ケース。
【請求項3】
前記第2の補強部材は、
前記底板本体部上に複数個が設けられており、夫々が前記車両前後方向において互いに間隔を設けて配されている、
請求項2に記載の収容ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックの収容ケースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、大容量の電池パックを搭載する電気自動車の開発が進められている。このような車両に用いられる電池パックは、収容ケースに収められた状態で、車体の下部等の路面に近い位置に配される場合がある。
【0003】
特許文献1には、車幅方向に延びる複数の第1骨格部材と、車両前後方向に延びる複数の第2骨格部材と、により格子状が形成された底部を有する収容ケースに、電池パックを格納することで、電池パックを保護する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-114701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された収容ケースでは、第1骨格部材と第2骨格部材により格子状を形成することで、電池パックを保護する収容ケースの底板の剛性を高めているが、車両の使用中に路面から受ける干渉力が大きい場合に底板で力を吸収しきれず、電池パックに影響を及ぼす可能性がある。
【0006】
一方で、収容ケースの底板を波板状にすることで底板の剛性を向上させることが知られている。例えば、図6(a)及び図6(b)は、底板の断面を矩形波状の波板状にすることで、路面干渉への強度を高めた収容ケースの一例を示している。しかしながら、図6(b)に示すように底板の断面を矩形波状とした場合に、車両下方向に突出している凹部の平面部分は、他の箇所と比較して強度が低くなる。そのため、底板における強度が低い箇所を補強して、路面干渉に対する強度を向上させたいという要望がある。
【0007】
本開示は、収容ケース内の電池パックに対する路面からの干渉の影響を低減させた収容ケースを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる収容ケースは、車両に搭載され、底面に底板が配される電池パックの収容ケースであって、前記底板は、前記車両前後に垂直な断面が矩形波状であって、前記車両下方向に突出する底板凹部と、前記車両上方向に突出する底板凸部と、を有する底板本体部と、前記底板凹部に配され、前記車両前後方向に延設される複数の第1の補強部材と、を備え、前記第1の補強部材は、前記車両前後方向に垂直な断面がハット状の板状部材であって、シリンダ部が前記底板凹部に当接して配されている。
これにより、路面干渉により発生するエネルギーに対して、底板における吸収量を高めることができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示よれば、収容ケース内の電池パックに対する路面からの干渉の影響を低減させた収容ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる電池パックの底板の下面図及び断面図である。
実施の形態1にかかる第1の追加補強部材を設けていない底板の下面図及び断面図である。
実施の形態1にかかる第1の補強部材の断面図である。
関連する電池パックの変形ストロークを広げた一例の下面図及び断面図である。
実施の形態2にかかる電池パックの底板の下面図及び断面図である。
関連する電池パックの底板の下面図及び断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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