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公開番号2024072111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182772
出願日2022-11-15
発明の名称レーダアンテナ
出願人日本無線株式会社
代理人個人
主分類H01Q 13/20 20060101AFI20240520BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】必要な特性・性能が得られ、かつ、製造コストを低く抑えることが可能なレーダアンテナを提供する。
【解決手段】板状で横長の筐体2の前面側に形成され、筐体2の長手方向に対して略垂直に延びる溝状で、筐体2の長手方向に沿って平行に配置された複数の放射スタブ21と、筐体2内に形成され、筐体2の長手方向に沿って延びるとともに、各放射スタブ21と連通する導波管部と、各放射スタブ21内に設けられ、放射スタブ21の長手方向において中心部が薄く両端部が厚く形成された第1の誘電体3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状で横長の筐体の前面側に形成され、前記筐体の長手方向に対して略垂直に延びる溝状で、前記筐体の長手方向に沿って平行に配置された複数の放射スタブと、
前記筐体内に形成され、前記筐体の長手方向に沿って延びるとともに、前記各放射スタブと連通する導波管部と、
前記各放射スタブ内に設けられ、前記放射スタブの長手方向において中心部が薄く両端部が厚く形成された第1の誘電体と、
を備えることを特徴とするレーダアンテナ。
続きを表示(約 91 文字)【請求項2】
前記導波管部内に、前記第1の誘電体の誘電率よりも誘電率が小さい第2の誘電体が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のレーダアンテナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、陸上や船舶などで使用されるレーダアンテナに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
陸上や船舶などで使用されるレーダアンテナとして、導波管の前面に複数のスロット(長孔)を形成し、各スロットの傾斜角度、幅、切込み深さ、配置などを調整することで、所定の指向性特性あるいは周波数特性を得るようにした放射導波管を備えたレーダアンテナが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
【0003】
このようなレーダアンテナでは、垂直面指向性として、ターゲットの不感地帯を減らすためにヌルフィル(すべての方向で利得がヌルにならないこと)が要求され、限られたアンテナ高さで実現するには、ホーンタイプを選択せざるを得ない状況であった。すなわち、複数のスロットが形成された導波管を挟むように、上フレアと下フレアで構成されるホーン状のフレアが配設され、複数の導波管押え金具によって導波管とフレアとが組み付けられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-79424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来のレーダアンテナは、フレアを要するため、コストの上昇を招いていた。また、図7に示すように、導波管101に上フレア102と下フレア103を組み付けるため、組み付け誤差によって、例えば、導波管101と上フレア102との間に隙間Gが生じるおそれがあり、サイドローブ特性の劣化を招いていた。
【0006】
さらに、従来のレーダアンテナは、交差偏波対策として、上フレア102と下フレア103とを連結するように板状のサプレッサ104を配設するため、部品点数や組み付け工数が増加し、コストの上昇を招いていた。
【0007】
このような背景の下、必要な特性・性能が得られるばかりでなく、製造コストを抑えることが可能な新たな構造のレーダアンテナが求められていた。
【0008】
そこで本発明は、必要な特性・性能が得られ、製造コストを低く抑えることが可能なレーダアンテナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、板状で横長の筐体の前面側に形成され、前記筐体の長手方向に対して略垂直に延びる溝状で、前記筐体の長手方向に沿って平行に配置された複数の放射スタブと、前記筐体内に形成され、前記筐体の長手方向に沿って延びるとともに、前記各放射スタブと連通する導波管部と、前記各放射スタブ内に設けられ、前記放射スタブの長手方向において中心部が薄く両端部が厚く形成された第1の誘電体と、を備えることを特徴とするレーダアンテナである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーダアンテナにおいて、前記導波管部内に、前記第1の誘電体の誘電率よりも誘電率が小さい第2の誘電体が設けられている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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