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公開番号2024073264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184371
出願日2022-11-17
発明の名称組み合わせアース端子
出願人個人
代理人個人,個人
主分類H01R 4/38 20060101AFI20240522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】省スペースと良好な作業性を実現できる組み合わせアース端子を提供する。
【解決手段】この組み合わせアース端子1は、ボルト穴4が形成された板状の座金部2と、この座金部2より外側に延出するように設けられる板状のトランジション部5と、このトランジション部5に連続するように設けられ電線50が接続される板状の電線接続部20とを有する。トランジション部5は、座金部2と同じ平面をなすトランジション平面部7と、座金部2を通過しない直線の一部として形成される折り曲げ線6に沿ってトランジション平面部7より上面側に略45度の角度で曲げ起こされるトランジション底面部8とを含むように構成される。電線接続部20は、折り曲げ線6に沿ってトランジション底面部8に連続するように形成され、電線接続部20の底面部21の延びる方向に沿って接続される電線50の中心線53が折り曲げ線6に平行になるように構成される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
ボルト穴が形成された板状の座金部を有する複数のアース端子が前記ボルト穴の同軸上に前記座金部が積層されるように組付けられ、前記ボルト穴を挿通するボルトに一括ねじ締めにより固定される組み合わせアース端子であって、
前記座金部と同じ平面上で前記座金部より外側に延出するように設けられる板状のトランジション部と、
前記トランジション部に連続するように設けられ、電線が接続される板状の電線接続部とを有し、
前記トランジション部は、
前記座金部と同じ平面をなすトランジション平面部と、
該トランジション平面部において前記座金部を通過しない直線を引いたときの該直線の一部として前記トランジション平面部を横切るように形成される折り曲げ線に沿って、前記トランジション平面部より上面側に30度から60度の範囲の角度で曲げ起こされたトランジション底面部とを含むように構成されており、
前記電線接続部は、
前記折り曲げ線に沿って前記トランジション底面部に連続するように形成され、前記電線接続部の底面部が、前記トランジション平面部より前記上面側に30度から60度の範囲の角度で曲げ起こされており、
前記電線接続部の前記底面部の延びる方向に沿って接続される前記電線の中心線が前記折り曲げ線に平行になるように構成されていることを特徴とする組み合わせアース端子。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記電線接続部が設けられていない側の前記トランジション底面部の先端部には、前記折り曲げ線と略直交する方向に沿って曲げ起こされた舌片部が設けられ、
該舌片部の基端部から前記電線接続部の方向にずれた位置に、前記トランジション底面部の外縁部を前記折り曲げ線と平行する方向に沿って略直角に曲げ起こされた規制板が設けられており、
前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記舌片部が、他の前記組み合わせアース端子の前記規制板に挿入し係合されることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせアース端子。
【請求項3】
前記座金部の外周縁部に設けられ、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させて係合させる係合手段を有し、
該係合手段は、
前記座金部の上面側に折り曲げて立設された板状片の先端を前記座金部の平面と略平行に周方向に折り返されて略S字型の鈎状に形成される係合受け部と、
前記係合受け部の背面部から周方向に延出するように形成され、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合する係合挿入部と、
前記係合受け部に対面するように周方向に設けられ、前記係合挿入部が前記係合受け部に係合した状態で前記係合挿入部の回転戻りを防止する突起により構成される係合脱落防止部と、
該係合脱落防止部の径方向の外側に前記ボルト穴の中心方向を向くように略直角に曲げ起こされた案内板とを含み、
さらに、他の係合手段として、前記トランジション平面部に丸穴により形成される係合穴と、前記丸穴の周方向に形成され前記丸穴に係合する係合突起とを有し、
前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記案内板に案内されて回転して、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合されるとともに、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の係合脱落防止部に係止されて回転戻りが防止され、
かつ、前記係合穴が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合突起に係合して回転戻りが防止されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み合わせアース端子。
【請求項4】
ボルト穴が形成された板状の座金部を有する複数のアース端子が前記ボルト穴の同軸上に前記座金部が積層されるように組付けられ、前記ボルト穴を挿通するボルトに一括ねじ締めにより固定される組み合わせアース端子であって、
前記座金部と同じ平面上で前記座金部より外側に延出するように設けられる板状のトランジション部と、
前記トランジション部に連続するように設けられ、電線が接続される板状の電線接続部とを有し、
前記電線接続部に接続される前記電線を延長する直線が、前記座金部を通過しないように構成されていることを特徴とする組み合わせアース端子。
【請求項5】
前記座金部の外周縁部に設けられ、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させて係合させる係合手段を有し、
該係合手段は、
前記座金部の上面側に折り曲げて立設された板状片の先端を前記座金部の平面と略平行に周方向に折り返されて略S字型の鈎状に形成される係合受け部と、
前記係合受け部の背面部から周方向に延出するように形成され、他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合する係合挿入部と、
前記係合受け部に対面するように周方向に設けられ、前記係合挿入部が前記係合受け部に係合した状態で前記係合挿入部の回転戻りを防止する突起により構成される係合脱落防止部とを含み、
前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合されるとともに、前記他の前記組み合わせアース端子の係合脱落防止部に係止されて回転戻りが防止されることを特徴とする請求項4に記載の組み合わせアース端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ボルト穴が形成された板状の座金部を有する複数のアース端子がボルト穴の同軸上に座金部が積層されるように組付けられ、ボルト穴を挿通するボルトに一括ねじ締めにより固定される組み合わせアース端子に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車内の電気配線であるワイヤーハーネスは、蓄電池のプラス側から供給される電力を機器に給電した後、機器の下流側は車体の金属板にアースされ、金属板を通じて蓄電池のマイナス側に戻される事例が多い。ワイヤーハーネスには多数のアース回路が存在し、通常は丸形端子(JISではLA端子)と呼ばれるねじ締固定型の端子により車体の金属部分に、ねじ締めされて接続される。これらはアース端子と呼ばれ、更には多数のアース端子をねじ締めする作業を簡略化し、車体に設けるボルトの数を減らす目的で、組み合わせアース端子が多く用いられている。組み合わせアース端子として、例えば、下記特許文献1に記載されているものが知られている。この組み合わせアース端子は、端子金具のベース部の外周縁から径方向外側に板状の延出部が設けられ、この延出部の外縁部から直角に立ち上がった板状の立上り部と、電線を圧着する圧着部が形成されている。この圧着部は、延出部と直角に立ち上がりかつ立上り部から径方向外側に延出する基板部と、電線を包囲するカシメ片で構成される。そして、複数組み合わされた端子金具において、立上り部と基板部を連結する連結部が屈曲される。このように連結部が屈曲されるため、複数の端子を組み合わせても周方向の面積を小さく抑えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-123293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の組み合わせアース端子は、連結部を屈曲させる手間が生じるため作業効率が悪く、また、屈曲させた連結部の強度が乏しいという問題があった。また、立上り部と基板部が、延出部から直角に立ち上がっているため、高さ方向のスペースが大きくなるという問題も生じていた。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、省スペースと良好な作業性を実現できる組み合わせアース端子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ボルト穴が形成された板状の座金部を有する複数のアース端子が前記ボルト穴の同軸上に前記座金部が積層されるように組付けられ、前記ボルト穴を挿通するボルトに一括ねじ締めにより固定される組み合わせアース端子であって、前記座金部と同じ平面上で前記座金部より外側に延出するように設けられる板状のトランジション部と、前記トランジション部に連続するように設けられ、電線が接続される板状の電線接続部とを有し、前記トランジション部は、前記座金部と同じ平面をなすトランジション平面部と、該トランジション平面部において前記座金部を通過しない直線を引いたときの該直線の一部として前記トランジション平面部を横切るように形成される折り曲げ線に沿って、前記トランジション平面部より上面側に30度から60度の範囲の角度で曲げ起こされたトランジション底面部とを含むように構成されており、前記電線接続部は、前記折り曲げ線に沿って前記トランジション底面部に連続するように形成され、前記電線接続部の底面部が、前記トランジション平面部より前記上面側に30度から60度の範囲の角度で曲げ起こされており、前記電線接続部の前記底面部の延びる方向に沿って接続される前記電線の中心線が前記折り曲げ線に平行になるように構成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記電線接続部が設けられていない側の前記トランジション底面部の先端部には、前記折り曲げ線と略直交する方向に沿って曲げ起こされた舌片部が設けられ、該舌片部の基端部から前記電線接続部の方向にずれた位置に、前記トランジション底面部の外縁部を前記折り曲げ線と平行する方向に沿って略直角に曲げ起こされた規制板が設けられており、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記舌片部が、他の前記組み合わせアース端子の前記規制板に挿入し係合されることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記座金部の外周縁部に設けられ、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させて係合させる係合手段を有し、該係合手段は、前記座金部の上面側に折り曲げて立設された板状片の先端を前記座金部の平面と略平行に周方向に折り返されて略S字型の鈎状に形成される係合受け部と、前記係合受け部の背面部から周方向に延出するように形成され、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合する係合挿入部と、前記係合受け部に対面するように周方向に設けられ、前記係合挿入部が前記係合受け部に係合した状態で前記係合挿入部の回転戻りを防止する突起により構成される係合脱落防止部と、該係合脱落防止部の径方向の外側に前記ボルト穴の中心方向を向くように略直角に曲げ起こされた案内板とを含み、さらに、他の係合手段として、前記トランジション平面部に丸穴により形成される係合穴と、前記丸穴の周方向に形成され前記丸穴に係合する係合突起とを有し、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記案内板に案内されて回転して、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合されるとともに、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の係合脱落防止部に係止されて回転戻りが防止され、かつ、前記係合穴が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合突起に係合して回転戻りが防止されることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、ボルト穴が形成された板状の座金部を有する複数のアース端子が前記ボルト穴の同軸上に前記座金部が積層されるように組付けられ、前記ボルト穴を挿通するボルトに一括ねじ締めにより固定される組み合わせアース端子であって、前記座金部と同じ平面上で前記座金部より外側に延出するように設けられる板状のトランジション部と、前記トランジション部に連続するように設けられ、電線が接続される板状の電線接続部とを有し、前記電線接続部に接続される前記電線を延長する直線が、前記座金部を通過しないように構成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、前記座金部の外周縁部に設けられ、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させて係合させる係合手段を有し、該係合手段は、前記座金部の上面側に折り曲げて立設された板状片の先端を前記座金部の平面と略平行に周方向に折り返されて略S字型の鈎状に形成される係合受け部と、前記係合受け部の背面部から周方向に延出するように形成され、他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合する係合挿入部と、前記係合受け部に対面するように周方向に設けられ、前記係合挿入部が前記係合受け部に係合した状態で前記係合挿入部の回転戻りを防止する突起により構成される係合脱落防止部とを含み、前記ボルト穴の中心を軸にして前記組み合わせアース端子同士を相互に回転させると、前記係合挿入部が、前記他の前記組み合わせアース端子の前記係合受け部に係合されるとともに、前記他の前記組み合わせアース端子の係合脱落防止部に係止されて回転戻りが防止されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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