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公開番号2024089812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205257
出願日2022-12-22
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 33/48 20100101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 識別マークを認識しやすい発光装置を実現する。
【解決手段】 発光素子と、前記発光素子が配置される第一面と、前記第一面の反対側の面である第二面と、上面視で前記第一面を囲う枠を形成する側壁と、前記側壁の上面と、を有する、上面視で外形が矩形の基体と、前記基体の上方に配置され、上面視で前記第一面を覆う透光性部材と、前記上面と前記透光性部材の下面の間に配置され、前記基体と前記透光性部材を接合する接合部材と、を備え、前記基体は、前記第二面に配置される第一電極部と、前記第一電極部から離隔して配置される第二電極部と、前記上面において、矩形の外形の隣り合う二つの角の近傍にそれぞれ配置される電極識別マークと、を有し、前記透光性部材の一部は、上面視で、二つの前記電極識別マークのそれぞれの少なくとも一部と重なり、前記接合部材は、前記上面において、少なくとも、前記隣り合う二つの角の近傍には配置されない発光装置。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子が配置される第一面と、前記第一面の反対側の面である第二面と、上面視で前記第一面を囲う枠を形成する側壁と、前記側壁の上面と、を有する、上面視で外形が矩形の基体と、
前記基体の上方に配置され、上面視で前記第一面を覆う透光性部材と、
前記上面と前記透光性部材の下面の間に配置され、前記基体と前記透光性部材を接合する接合部材と、
を備え、
前記基体は、前記第二面に配置される第一電極部と、前記第一電極部から離隔して配置される第二電極部と、前記上面において、矩形の外形の隣り合う二つの角の近傍にそれぞれ配置される電極識別マークと、を有し、
前記透光性部材の一部は、上面視で、二つの前記電極識別マークのそれぞれの少なくとも一部と重なり、
前記接合部材は、前記上面において、少なくとも、前記隣り合う二つの角の近傍には配置されない発光装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記発光素子の第一電極と接合する1または複数の第一配線と、
前記発光素子の第二電極と接合する1または複数の第二配線と、
をさらに備え、
前記発光素子は、上面視で外形が矩形であり、
前記基体は、前記第一面に、前記第一電極部と導通する第一金属膜と、前記第二電極部と導通する第二金属膜と、上面視で前記第一金属膜及び第二金属膜とは離隔して配置され前記発光素子が配置される第三金属膜と、を有し、
上面視で、前記基体の矩形の外形の対角を結ぶ仮想的な直線と、前記発光素子の矩形の外形の対角を結ぶ仮想的な直線とがなす角度は40度以上50度以下であり、
上面視で、前記発光素子の矩形の外形の四辺のうちの一辺である第一辺を通る仮想的な直線と前記基体の側壁により形成される矩形の枠とで囲まれる領域であって、前記発光素子の光取出面の中心を含まない領域内で、前記第一配線は前記第一金属膜に接合し、
上面視で、前記発光素子の矩形の外形の四辺のうち前記第一辺の反対側の辺である第二辺を通る仮想的な直線と前記基体の側壁により形成される矩形の枠とで囲まれる領域であって、前記発光素子の前記光取出面の中心を含まない領域内で、前記第二配線は前記第二金属膜に接合する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記発光素子は、n側半導体層が前記光取出面であり、かつ、前記n側半導体層の上方にサファイア基板が存在していない、350nm以上410nm以下の波長帯に発光ピーク波長を有する、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記透光性部材は、上面側にレンズ面を有するレンズ部と、前記レンズ部の外側に設けられる非レンズ部と、を有するレンズ部材であり、
前記レンズ部材において、上面視で、前記基体の矩形の外形の角の近傍における前記レンズ部の外縁と前記非レンズ部の外縁との間の距離は、前記基体の矩形の外形の一辺の中心の近傍における前記レンズ部の外縁と前記非レンズ部の外縁との間の距離よりも大きく、
前記レンズ部の一部は、上面視で、前記上面と重なり、
前記電極識別マークの一部は、上面視で、前記レンズ部材と重ならず、
前記電極識別マークの全部は、上面視で、前記レンズ部材の前記レンズ部と重ならない、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記レンズ部材は、上面視で外形が、四隅を丸めた矩形であり、
上面視で、前記電極識別マーク上を、前記レンズ部材の丸めた部分が通過する、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記接合部材は、前記電極識別マークと接触しない位置で、前記基体の上面と前記透光性部材の下面の間に設けられる、請求項4または5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記基体において、上面視で前記第一面を囲う矩形の枠の四隅の少なくとも一つが、他の三つの隅とは異なる形状となっている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記透光性部材は、平板形状であり、
上面視で、前記電極識別マークの全部が、前記透光性部材と重なる、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記透光性部材は、上面側にレンズ面を有するレンズ部と、前記レンズ部の外側に設けられる非レンズ部と、を有するレンズ部材であり、
上面視で、前記他の三つの隅とは異なる形状となっている一つの隅は、前記レンズ部の外縁の内側にある、請求項7に記載の発光装置。
【請求項10】
上面視で、前記電極識別マークの外縁の一部は前記基体の外形に沿った形状となっており、かつ、当該一部は前記レンズ部材と重ならない、請求項4に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、発光素子と、発光素子が配置される上面及びこの上面よりも高い位置まで設けられる側壁を有する基板と、側壁の上面に接合される透光性封止部材と、を備える発光装置が開示されている。また、特許文献1に係る発光装置では、側壁の上面に識別マークが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-11257
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基板の側壁の上面に透光性部材が接合される発光装置において、識別マークを認識しやすくするための改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される発光装置は、発光素子と、前記発光素子が配置される第一面と、前記第一面の反対側の面である第二面と、上面視で前記第一面を囲う枠を形成する側壁と、前記側壁の上面と、を有する、上面視で外形が矩形の基体と、前記基体の上方に配置され、上面視で前記第一面を覆う透光性部材と、前記上面と前記透光性部材の下面の間に配置され、前記基体と前記透光性部材を接合する接合部材と、を備え、前記基体は、前記第二面に配置される第一電極部と、前記第一電極部から離隔して配置される第二電極部と、前記上面において、矩形の外形の隣り合う二つの角の近傍にそれぞれ配置される電極識別マークと、を有し、前記透光性部材の一部は、上面視で、二つの前記電極識別マークのそれぞれの少なくとも一部と重なり、前記接合部材は、前記上面において、少なくとも、前記隣り合う二つの角の近傍には配置されない。
【0006】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、識別マークを認識しやすい発光装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る発光装置1Aの斜視図である。
図2は、実施形態に係る発光装置1Bの斜視図である。
図3は、実施形態に係る発光装置1に透光性部材70が実装される前の状態を示す斜視図である。
図4は、図3の状態における上面図である。
図5Aは、実施形態に係る基体10の上面図である。
図5Bは、実施形態に係る基体10の下面図である。
図6は、実施形態に係る発光素子20の一例を説明するための模式的な断面図である。
図7は、実施形態に係る発光装置1Aの上面図である。
図8は、実施形態に係る発光装置1Bの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
【0009】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
【0010】
また、本明細書または特許請求の範囲において、上下(上方/下方)、左右、表裏、前後(前方/後方)、手前と奥などの記載は、相対的な位置、向き、方向などの関係を述べるに過ぎず、使用時における関係と一致していなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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