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公開番号2024086247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201274
出願日2022-12-16
発明の名称開閉装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E05F 15/48 20150101AFI20240620BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】 障害物を感知する際の衝撃を軽減する。
【解決手段】 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体を備えた開閉装置であって、開閉体10に、閉鎖動作中の開閉体10よりも閉鎖方向側の障害物Xを感知する障害物感知部11cを備え、障害物感知部11cが、開閉体10の厚さ方向の中心部からずれて設けられる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体を備えた開閉装置であって、
前記開閉体に、閉鎖動作中の前記開閉体よりも閉鎖方向側の障害物を感知する障害物感知部を備え、前記障害物感知部が、前記開閉体の厚さ方向の中心部からずれて設けられていることを特徴とする開閉装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記障害物感知部が、前記開閉体の下端よりも閉鎖方向側へ突出していることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項3】
前記開閉体の厚さ方向の中心部に、閉鎖した際の前記開閉体を、閉鎖方向側の不動面に当接させるための当接部が設けられ、前記障害物感知部が、前記当接部に対し開閉体厚さ方向に少なくとも一つ並んで設けられることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項4】
前記当接部が、閉鎖方向側の不動面に押し付けられて弾性変形する水密材であることを特徴とする請求項3記載の開閉装置。
【請求項5】
前記障害物感知部が、前記開閉体の厚さ方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項6】
前記開閉体の閉鎖動作中、前記障害物感知部の感知信号の入力を条件に前記開閉体の閉鎖動作を停止し、この停止の後、前記感知信号が無いことを条件に前記閉鎖動作を再開することを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空間を仕切るようにして開閉体を閉鎖動作させる開閉装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、床面積の比較的大きいビル等の構築・構造物内部の通路やホール空間などには、火災発生時の延焼や煙の拡散を防止するために火災発生と略同時に開閉体を自動閉鎖するようにした防火シャッター装置が備え付けられている。
このような防火シャッター装置には、閉鎖動作中の開閉体が下方側の障害物に当接して該障害物が衝撃を受けるのを防ぐために、開閉体の下端側に前記障害物を感知する障害物感知部を設け、この障害物感知部の感知信号により開閉体の閉鎖動作を一時的に停止するようにしている(特許文献1~3参照)。このような障害物感知構造は、危害防止装置と呼称される場合がある。
前記障害物感知部には、開閉体を構成する開閉体本体における厚さ方向中心部の下側に、上下動可能に可動座板を設け、開閉体の閉鎖動作中に、前記可動座板が下方側の障害物に当接して相対的に上昇するのを感知するものがある(特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-138393号公報
特開2019-052530号公報
特開2015-180810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術によれば、障害物感知部を構成する可動座板が開閉体の厚さ方向の中央部に位置し、この可動座板が下方側の障害物に当接した際の衝撃が大きい。
特に、大型のシャッター装置の場合には、前記可動座板の当接による衝撃が増大する上、前記開閉体本体の慣性の増大により停止時間がかかるため、前記開閉体本体の重量が前記障害物に加わってしまうおそれもある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体を備えた開閉装置であって、前記開閉体に、閉鎖動作中の前記開閉体よりも閉鎖方向側の障害物を感知する障害物感知部を備え、前記障害物感知部が、前記開閉体の厚さ方向の中心部からずれて設けられていることを特徴とする開閉装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、障害物を感知する際の衝撃を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る開閉装置の一例を屋外側から視た正面図である。
同開閉装置の全閉状態を示す縦断面図であり、閉鎖前のパネルを二点鎖線で示している。
図1の(III)-(III)線に沿う横断面図である。
開閉体の下端側を側方から視た図であり、(a)は閉鎖途中の状態を示し、(b)は全閉した状態を示す。
開閉体の下端側を側方から視た図であり、(a)は閉鎖途中の状態を示し、(b)は障害物に当接した状態を示す。
本発明に係る開閉装置の他例について、(a)は閉鎖途中の状態を示し、(b)は障害物に当接した状態を示す。
本発明に係る開閉装置の他例について、下方側の物体に当接していない状態の開閉体の下端側を側方から視た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書中、以下の表現がある場合、その表現の意味は以下のとおりである。
「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が開閉動作のために空間を仕切ったり開放したりするスライド方向を意味する。
【0009】
また、「開閉体幅方向外側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の外側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向外側は、右方向側になる。
また、「開閉体幅方向内側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の内側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向内側は、左方向側になる。
【0010】
また、「開閉体厚さ方向外側」とは、開閉体の厚みの中央部から開閉体厚さ方向に沿って離れる方向側を意味する。
また、「開閉体厚さ方向内側」とは、開閉体厚さ方向に沿って開閉体の厚みの中央部へ向かう方向側を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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