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公開番号2024085753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200456
出願日2022-12-15
発明の名称感光性組成物、硬化物、及び硬化物の製造方法
出願人東京応化工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03F 7/027 20060101AFI20240620BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光が長時間当たった場合でも、黄変耐性に優れる硬化物を形成し得る感光性組成物と、当該感光性組成物の硬化物と、当該感光性組成物を用いる硬化物の製造方法とを提供する。
【解決手段】光重合性化合物(A)と、多官能チオール化合物(B)と、光重合開始剤(C)とを含み、溶媒(S)を含むか、又は含まない、感光性組成物において、光重合性化合物(A)として、下記式(a-1):
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024085753000031.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">40</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">134</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式(a-1)中、R1、及びR2は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基であり、R3、及びR4は、それぞれ独立に炭素原子数1以上5以下のアルキル基であり、p、及びqはそれぞれ独立に0又は1である。)で表されるベンゾフェノン化合物(A1)を用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
光重合性化合物(A)と、多官能チオール化合物(B)と、光重合開始剤(C)とを含む感光性組成物であって、
前記感光性組成物は、溶媒(S)を含むか、又は含まず、
前記光重合性化合物(A)が、下記式(a-1):
TIFF
2024085753000030.tif
39
134
(式(a-1)中、R

、及びR

は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基であり、R

、及びR

は、それぞれ独立に炭素原子数1以上5以下のアルキル基であり、p、及びqはそれぞれ独立に0又は1である。)
で表されるベンゾフェノン化合物(A1)を含む、感光性組成物。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記光重合性化合物(A)が、単官能(メタ)アクリレート化合物(A2)、多官能(メタ)アクリレート化合物(A3)から選択される1種以上を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項3】
前記光重合性化合物(A)の質量に対する、前記ベンゾフェノン化合物(A1)の質量の比率が、2質量%以上50質量%以下である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項4】
前記多官能チオール化合物(B)の含有量が、前記溶媒(S)の質量を除いた前記感光性組成物の質量に対して、1質量%以上20質量%以下である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項5】
光安定剤(D)をさらに含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項6】
前記光安定剤(D)が、ヒンダードアミン化合物(D)を含む、請求項5に記載の感光性組成物。
【請求項7】
前記光安定剤(D)の含有量が、前記溶媒(S)の質量を除いた前記感光性組成物の質量に対して、1質量%以上10質量%以下である、請求項6に記載の感光性組成物。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の感光性組成物の硬化物。
【請求項9】
波長550nmにおける屈折率が1.58以上である、請求項8に記載の硬化物。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の感光性組成物を、形成される硬化物の形状に応じて成形することと、
成形された前記感光性組成物に対して露光することと、
を含む硬化物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性組成物、当該感光性組成物の硬化物、及び当該感光性組成物を用いる硬化物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光学部材の形成に、高屈折率材料が用いられている。高屈折材料として、例えば、酸化チタンや酸化ジルコニウム等の金属酸化物粒子を有機成分中に分散させた組成物が用いられている。
このような高屈折材料として、光重合性化合物と、金属化合物粒子とを含み、溶媒を含まないか少量しか含まない感光性組成物において、光重合性化合物として、特定構造のスルフィド化合物を用いた感光性組成物が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/106683号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、高屈折率の硬化物が形成可能であって、溶媒を含まないか少量しか含まないにもかかわらずインクジェット法が適用可能な液状の感光性組成物が得られることが開示されている。
【0005】
ところで、高屈折材料には、光が長時間当たることにより黄変し、その結果視認性が低下するという問題があった。特許文献1に記載の感光性組成物についても、黄変を抑制することについては、改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、光が長時間当たった場合でも、黄変耐性に優れる硬化物を形成し得る感光性組成物と、当該感光性組成物の硬化物と、当該感光性組成物を用いる硬化物の製造方法とを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、光重合性化合物と、多官能チオール化合物と、光重合開始剤とを含み、溶媒を含まないか少量しか含まない感光性組成物において、光重合性化合物として、特定構造のベンゾフェノン化合物を用いることにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明の第1の態様は、光重合性化合物(A)と、多官能チオール化合物(B)と、光重合開始剤(C)とを含む感光性組成物であって、
感光性組成物は、溶媒(S)を含むか、又は含まず、
光重合性化合物(A)が、下記式(a-1):
TIFF
2024085753000001.tif
38
134
(式(a-1)中、R

、及びR

は、それぞれ独立に水素原子、又はメチル基であり、R

、及びR

は、それぞれ独立に炭素原子数1以上5以下のアルキル基であり、p、及びqはそれぞれ独立に0又は1である。)
で表されるベンゾフェノン化合物(A1)を含む、感光性組成物である。
【0009】
本発明の第2の態様は、第1の態様にかかる感光性組成物の硬化物である。
【0010】
本発明の第3の態様は、第1の態様にかかる感光性組成物を、形成される硬化物の形状に応じて成形することと、
成形された感光性組成物に対して露光することと、
を含む硬化物の製造方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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