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公開番号2024085061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199386
出願日2022-12-14
発明の名称井戸用カメラ装置
出願人株式会社日さく,株式会社レアックス
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類H04N 23/50 20230101AFI20240619BHJP(電気通信技術)
要約【課題】取得した映像の補正を必要とすることなく、井戸内部に設置した井管についての全方位撮影を可能にする井戸用カメラ装置を提供する。
【解決手段】井戸用カメラ装置100が、最下端部に直視カメラ6を設けたカメラ設置部材2と、カメラ設置部材2の周側面部に、縦方向の高さが一致するように設置された複数の側視カメラ5と、直視カメラ6および複数の側視カメラ5の周囲に設けられたLED照明部7と、複数の側視カメラ5に連通する分割ユニット、ならびに、分割ユニットおよび直視カメラ6に連通するカメラコントローラを設置した、カメラ設置部材2に連設するカメラハウジング部3と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
最下端部に直視カメラを設けたカメラ設置部材と、
前記カメラ設置部材の周側面部に、縦方向の高さが一致するように設置された複数の側視カメラと、
前記直視カメラおよび前記複数の側視カメラの周囲に設けられたLED照明部と、
前記複数の側視カメラに連通する分割ユニット、ならびに、前記分割ユニットおよび前記直視カメラに連通するカメラコントローラを設置した、前記カメラ設置部材に連設するカメラハウジング部と、を備え、
前記カメラハウジング部に連接して前記カメラコントローラと連通するコネクタから、地上のTVモニタまで、カメラケーブルを介して連通することで、前記直視カメラおよび前記複数の側視カメラの映像を前記TVモニタに映し出す、井戸用カメラ装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記複数の側視カメラが、周方向において等間隔に配置される、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項3】
前記複数の側視カメラが、隣接する前記複数の側視カメラの間で視野角がオーバーラップする部分を有するように配置される、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項4】
前記複数の側視カメラが、左右方向に360°回転可能に取り付けられる、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項5】
前記複数の側視カメラの個数が、2個、3個、または4個である、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項6】
前記TVモニタに映し出される、前記直視カメラによる直視映像、および/または、前記側視カメラによる側視映像に、深度表示を行う、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項7】
前記LED照明部が、前記側視カメラが撮影する撮影面に略直角に照明が当たるように設置される、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。
【請求項8】
前記LED照明部が、縦方向および/または周方向に配列された複数のLEDランプを有し、前記複数のLEDランプを個別に制御して部分的に点灯可能とする、請求項1に記載の井戸用カメラ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、取得した映像の補正を必要とすることなく、井戸内部に設置した井管についての全方位撮影を可能にする井戸用カメラ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、300~500mにおよぶ井戸に井管を設置し、井管内部の状況を監視撮影する手段として、カメラ設置部材の周側面部の縦方向の四方向箇所に側視カメラを設置する井戸用カメラ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この井戸用カメラ装置によれば、井戸に施工した井管内に設置し、井管の全周面状態を360°全面に監視点検し、井管の付着物や破損等の状態を見落とすことなく、全方位にわたって確実に撮影記録することができる。
【0003】
また、井戸内を撮影するカメラ部として該カメラ部の周囲水平方向360度を撮影可能な全天球カメラを採用したものが提案されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-119986号公報
特開2019-27142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、側視カメラを縦方向(深さ方向)に並べているため、カメラ毎の深度ずれが発生するので、この深度ずれを別途開発した画像解析ソフトにより同一深度の映像に補正する必要があった。
【0006】
また、特許文献2では、全天球カメラは一般に、単眼カメラの映像と異なり映像の端部に歪みが生じてしまうので、正確な診断を行うためには、映像の歪みを補正する必要があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、取得した映像の補正を必要とすることなく、井戸内部に設置した井管についての全方位撮影を可能にする井戸用カメラ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明はかかる課題を解決するため、最下端部に直視カメラを設けたカメラ設置部材と、前記カメラ設置部材の周側面部に、縦方向の高さが一致するように設置された複数の側視カメラと、前記直視カメラおよび前記複数の側視カメラの周囲に設けられたLED照明部と、前記複数の側視カメラに連通する分割ユニット、ならびに、前記分割ユニットおよび前記直視カメラに連通するカメラコントローラを設置した、前記カメラ設置部材に連設するカメラハウジング部と、を備え、前記カメラハウジング部に連接して前記カメラコントローラと連通するコネクタから、地上のTVモニタまで、カメラケーブルを介して連通することで、前記直視カメラおよび前記複数の側視カメラの映像を前記TVモニタに映し出す、井戸用カメラ装置を提供する。
【0009】
前記井戸用カメラ装置では、前記複数の側視カメラが、周方向において等間隔に配置される、としてもよい。
【0010】
前記井戸用カメラ装置では、前記複数の側視カメラが、隣接する前記複数の側視カメラの間で視野角がオーバーラップする部分を有するように配置される、としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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