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公開番号2024085023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199330
出願日2022-12-14
発明の名称電気接続ユニット
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/01 20060101AFI20240619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】板状接続部材と相手側板状接続部材との高い接続信頼性を得つつ、接続作業を容易に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】電気接続ユニット20は、相手側板状接続部材10と接続される電気接続ユニットであって、相手側板状接続部材に対して重ね合わせ状態で接続される板状接続部材30と、板状接続部材に接する第1接触部42と、相手側板状接続部材に接する第2接触部44とを有する付勢部材40と、を備え、付勢部材は、第1接触部と第2接触部との間で板状接続部材と相手側板状接続部材とを挟込んで、板状接続部材と相手側板状接続部材との接触圧を付与し、付勢部材は、温度上昇により、接触圧を高めるように形態記憶されている形状記憶合金によって構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
相手側板状接続部材と接続される電気接続ユニットであって、
前記相手側板状接続部材に対して重ね合わせ状態で接続される板状接続部材と、
前記板状接続部材に接する第1接触部と、前記相手側板状接続部材に接する第2接触部とを有する付勢部材と、
を備え、
前記付勢部材は、前記第1接触部と前記第2接触部との間で前記板状接続部材と前記相手側板状接続部材とを挟込んで、前記板状接続部材と前記相手側板状接続部材との接触圧を付与し、
前記付勢部材は、温度上昇により、前記接触圧を高めるように形態記憶されている形状記憶合金によって構成されている、電気接続ユニット。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続ユニットであって、
前記板状接続部材と前記付勢部材とを覆うハウジングをさらに備える、電気接続ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載の電気接続ユニットであって、
前記ハウジングは、インナハウジングとアウタハウジングとを有し、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に中空空間が形成されている、電気接続ユニット。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気接続ユニットであって、
前記第1接触部と前記第2接触部とが、前記板状接続部材と前記相手側板状接続部材との接触箇所の外側に位置する、電気接続ユニット。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気接続ユニットであって、
前記板状接続部材は、長手方向と短手方向とを有する細長い板状であり、
前記第1接触部及び前記第2接触部は、それぞれ前記板状接続部材の長手方向に沿った長い楕円状をなして内方に向って突出する付勢接点部を有する、電気接続ユニット。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気接続ユニットであって、
前記板状接続部材は、長手方向と短手方向とを有する細長い板状であり、
前記板状接続部材は、その長手方向に沿って離れた位置に、前記相手側板状接続部材側に突出する複数の端子接点部を有する、電気接続ユニット。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気接続ユニットであって、
前記付勢部材は、Ni-Ti合金又はNi-Ti-Cu合金である、電気接続ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続ユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、メスピンと、形状記憶スプリングとを備えるゼロインサーションフォースコネクタを開示している。特許文献1では、形状記憶スプリングが通電加熱されると、当該形状記憶スプリングの形状回復力によってメスピンが開いた状態となる。これにより、オスピンをメスピンに挿入する際の装着力をゼロにできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-167456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気的な接続箇所において、耐振動性及び接点発熱抑制のために、接触箇所の接触圧を高めることが要請されることが考えられる。しかしながら、接触圧を高めると、接続のために要する力が大きくなり、接続作業性が悪くなる可能性がある。特許文献1に開示の技術では、オスピンの挿入作業時に形状記憶スプリングを通電によって加熱する必要があり、接続作業が面倒である。
【0005】
そこで、本開示は、板状接続部材と相手側板状接続部材との高い接続信頼性を得つつ、接続作業を容易に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気接続ユニットは、相手側板状接続部材と接続される電気接続ユニットであって、前記相手側板状接続部材に対して重ね合わせ状態で接続される板状接続部材と、前記板状接続部材に接する第1接触部と、前記相手側板状接続部材に接する第2接触部とを有する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記第1接触部と前記第2接触部との間で前記板状接続部材と前記相手側板状接続部材とを挟込んで、前記板状接続部材と前記相手側板状接続部材との接触圧を付与し、前記付勢部材は、温度上昇により、前記接触圧を高めるように形態記憶されている形状記憶合金によって構成されている、電気接続ユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、板状接続部材と相手側板状接続部材との高い接続信頼性を得つつ、接続作業を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係る電気接続ユニットを示す斜視図である。
図2は電気接続ユニットを示す分解斜視図である。
図3は電気接続ユニットを示す分解斜視図である。
図4は付勢部材が板状接続部材と相手側板状接続部材とを挟込んだ状態を示す側面図である。
図5は図1のV-V線断面図である。
図6は図1のVI-VI線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の電気接続ユニットは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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