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公開番号2024084295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198484
出願日2022-12-13
発明の名称門扉
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E05D 11/10 20060101AFI20240618BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】外装部材に損傷を来す事態を未然に防止する。
【解決手段】ヒンジ1を介して扉体20が門柱10に開閉可能に支持され、門柱10及び扉体20には、開き側となる表面にそれぞれ外装部材が突出する状態で設けられた門扉であって、門柱10と扉体20との間には、閉じ位置に配置された扉体20の開き方向への移動を許容し、かつ門柱10の外装部材と扉体20の外装部材との隙間cが予め設定した寸法となった場合には扉体20の開き方向への更なる移動を阻止するストッパ部材40が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材を介して扉体が門柱に開閉可能に支持され、
前記門柱及び前記扉体には、開き側となる表面にそれぞれ外装部材が突出する状態で設けられた門扉であって、
前記門柱と前記扉体との間には、閉じ位置に配置された前記扉体の開き方向への移動を許容し、かつ前記門柱の外装部材と前記扉体の外装部材との隙間が予め設定した寸法となった場合には前記扉体の開き方向への更なる移動を阻止するストッパ部材が設けられていることを特徴とする門扉。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記ストッパ部材は、前記扉体の外装部材及び前記門柱の外装部材の少なくとも一方に設けられ、他方に当接することによって前記門柱の外装部材と前記扉体の外装部材とに隙間を確保することを特徴とする請求項1に記載の門扉。
【請求項3】
前記門柱及び前記扉体には、それぞれ前記外装部材として縦格子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の門扉。
【請求項4】
前記縦格子の上端部及び下端部にそれぞれ前記ストッパ部材が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の門扉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、門扉に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
扉体が門柱に開閉可能に支持された門扉には、扉体として枠状のものを適用するとともに、道路に面する表面に縦格子等の外装部材を設けたものがある。この種の門扉では、パネル状の扉体を適用する場合に比べて採光性及び通風性を確保することができるようになる。また、同じ外装部材を門柱の表面に設けることにより、外観品質を向上させることも可能となる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-166251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の門扉では、扉体を道路側に向けて開くように設置した場合、扉体の外装部材が門柱の外装部材に当接し、双方に損傷を来す懸念がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、外装部材に損傷を来す事態を未然に防止することのできる門扉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る門扉は、支持部材を介して扉体が門柱に開閉可能に支持され、前記門柱及び前記扉体には、開き側となる表面にそれぞれ外装部材が突出する状態で設けられた門扉であって、前記門柱と前記扉体との間には、閉じ位置に配置された前記扉体の開き方向への移動を許容し、かつ前記門柱の外装部材と前記扉体の外装部材との隙間が予め設定した寸法となった場合には前記扉体の開き方向への更なる移動を阻止するストッパ部材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、扉体を開き方向に移動させた場合に、扉体の外装部材が門柱の外装部材に当接する以前に扉体の開き方向への移動が阻止され、外装部材が相互に当接する事態が未然に防止されるため、外装部材に損傷を来す懸念がない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態である門扉を開き側から見た姿図である。
図1に示した門扉の平面図である。
図1に示した門扉の側面図である。
図1に示した門扉の要部を示すもので、(a)は扉体が閉じ位置に配置された状態の平面図、(b)は扉体が開き方向へ移動した状態の平面図である。
図1に示した門扉に適用するストッパ部材を示すもので、(a)は外表面側から見た図、(b)は断面図、(c)は外装部材に取り付けた状態の断面平面図である。
本発明の変形例である門扉を示すもので、(a)は扉体が閉じ位置に配置された状態の平面図、(b)は扉体が開き方向へ移動した状態の平面図である。
図6に示した門扉の要部を示す拡大断面平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る門扉の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1~図4は、本発明の実施の形態である門扉を示したものである。ここで例示する門扉は、2つの門柱10の間に2枚の扉体20が道路側に向けて観音開きとなるように設けられたものである。
【0010】
2つの門柱10は、柱本体11と、補助柱体12とを備えて構成したものである。柱本体11は、略正方形断面の筒状を成すもので、地中に埋設したコンクリート製の基礎Bから鉛直方向に沿って上方に延在している。補助柱体12は、長辺が柱本体11の一辺よりも長さの短い略長方形断面の筒状を成すもので、2つ柱本体11の互いに対向する側面11aに、個々の短辺を介して固定してある。この補助柱体12は、長手に沿った寸法が柱本体11において地面から上方に延在した部分よりも短い長さに設定してあり、下端が地面から上方に離隔した位置となり、かつ上端が柱本体11の上端よりもわずかに下方となる位置に配設してある。補助柱体12の一方の長辺となる表面12aは、柱本体11において道路に臨む表面11bとほぼ同一の平面上に位置している。柱本体11、補助柱体12は、いずれもアルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材である。
(【0011】以降は省略されています)

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