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公開番号2024083657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197576
出願日2022-12-12
発明の名称組立式トレー
出願人グローブライド株式会社,モリト株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B65D 6/18 20060101AFI20240617BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】トレー形態に組み立てた状態で側壁部が撓みにくい組立式トレーを提供する。
【解決手段】防水性及び可撓性を有する平板状の板状材4と、板状材4に取り付けられ、係合部5及び被係合部6を備える4つの連結部7と、を備え、トレー形態と保管形態とで形を変更できる組立式トレー1であって、板状材4は、その中央部に配置されトレー形態の際に底部となる矩形の底板部11と、底板部11の4辺にそれぞれ設けられ、トレー形態の際に側壁部となる4つの側板部13,13,14,14と、4隅に設けられ、トレー形態の際に折曲部となる4つの角板部16と、を有し、底板部11に対して各側板部13,13,14,14を折り曲げて起立させ、4つの角板部16を折り曲げて折曲部を形成しつつ、係合部5と被係合部6とを係合させて折曲部を保持することでトレー形態となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
防水性及び可撓性を有する平板状の板状材と、
前記板状材に取り付けられ、係合部及び被係合部を備える4つの連結部と、を備え、トレー形態と保管形態とで形を変更できる組立式トレーであって、
前記板状材は、
その中央部に配置され、前記トレー形態の際に底部となる矩形の底板部と、
前記底板部の4辺にそれぞれ設けられ、前記トレー形態の際に側壁部となる4つの側板部と、
4隅に設けられ、前記トレー形態の際に折曲部となる4つの角板部と、を有し、
前記底板部に対して各前記側板部を折り曲げて起立させ、4つの前記角板部を折り曲げて前記折曲部を形成しつつ、前記係合部と前記被係合部とを係合させて前記折曲部を保持することで前記トレー形態となることを特徴とする組立式トレー。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記角板部に、他の部位よりも薄肉となる第一薄肉部を備え、
前記トレー形態とする際に、前記第一薄肉部を境に折り曲げて前記折曲部を形成することを特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。
【請求項3】
前記板状材は、その中央部に他の部分より薄肉に形成されている第二薄肉部を有し、当該第二薄肉部を境に折り畳み前記保管形態にすること特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。
【請求項4】
前記第二薄肉部を境に折り畳んだ際に、対向する前記係合部及び前記被係合部同士を連結することを特徴とする請求項3に記載の組立式トレー。
【請求項5】
前記側壁部の上端側に第一収納部を備え、前記側壁部の変形を抑制する軸状の第一補強部材が前記第一収納部に常時挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。
【請求項6】
前記側壁部の上端側に第二収納部を備え、
前記トレー形態の際に、前記第二収納部に前記側壁部の変形を抑制する軸状の第二補強部材を挿入することを特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。
【請求項7】
前記板状材は、その中央部に他の部分より薄肉に形成されている第二薄肉部を有し、当該第二薄肉部を境に折り畳んで前記保管形態にでき、
前記側壁部の上端側に第二収納部を備え、
前記トレー形態の際に、前記第二収納部に前記側壁部の変形を抑制する軸状の第二補強部材を前記第二薄肉部を跨いで挿入することを特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。
【請求項8】
前記第二収納部において、前記第二薄肉部に対応する位置に外部に通じる孔が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の組立式トレー。
【請求項9】
前記保管形態において、前記第二補強部材は、板状材を前記第二薄肉部を境に折り畳んで形成された収容部に配置されることを特徴とする請求項7に記載の組立式トレー。
【請求項10】
前記角板部の角部がアール形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の組立式トレー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式トレーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、トレー形態と保管形態とで形を変更できる組立式トレー(防水トレイ)が開示されている。この組立式トレーは、底部と、折り畳み可能な枠状の壁体と、底部及び壁体を覆う遮水シートとを備えている。また、トレー形態とする場合は、底部に底板を別途設けるというものである。
【0003】
トレー形態の場合は、上方が開放された箱状体となり、収容物を保管しつつ、水漏れなどを防ぐことができる。一方、保管形態の場合は、底板を取り外して折り畳むことでコンパクトにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-74961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の組立式トレーは、側壁部が折り畳み可能な枠状の壁体と遮水シートとで構成されているため、使用時又は経年劣化により側壁部が外側に倒れやすく、トレーとしての機能を損うという問題がある。また、当該組立式トレーは、底板、枠状の壁体及び遮水シートからなるため、部品点数が多いという問題がある。
このような観点から、本発明は、部品点数が少なく、トレー形態に組み立てた状態で側壁部が撓みにくい組立式トレーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために本発明は、防水性及び可撓性を有する平板状の板状材と、前記板状材に取り付けられ、係合部及び被係合部を備える4つの連結部と、を備え、トレー形態と保管形態とで形を変更できる組立式トレーであって、前記板状材は、その中央部に配置され、前記トレー形態の際に底部となる矩形の底板部と、前記底板部の4辺にそれぞれ設けられ、前記トレー形態の際に側壁部となる4つの側板部と、4隅に設けられ、前記トレー形態の際に折曲部となる4つの角板部と、を有し、前記底板部に対して各前記側板部を折り曲げて起立させ、4つの前記角板部を折り曲げて前記折曲部を形成しつつ、前記係合部と前記被係合部とを係合させて前記折曲部を保持することで前記トレー形態となることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、側板部を起立させて係合部と被係合部とを係合させることで、トレー形態に組み立てた状態で側壁部を撓みにくくすることができる。また、本発明によれば、部品点数を少なくすることができる。また、本発明によれば、保管形態では板状になるため、収納性に優れている。
【0008】
また、前記角板部に、他の部位よりも薄肉となる第一薄肉部を備え、前記トレー形態とする際に、前記第一薄肉部を境に折り曲げて前記折曲部を形成することが好ましい。
【0009】
本発明によれば、角板部を折り曲げて折曲部を容易に形成することができる。
【0010】
また、前記板状材は、その中央部に他の部分より薄肉に形成されている第二薄肉部を有し、当該第二薄肉部を境に折り畳み前記保管形態にすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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