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公開番号2024083428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024059684,2020069000
出願日2024-04-02,2020-04-07
発明の名称防カビ消臭脱臭剤
出願人大日本除蟲菊株式会社
代理人個人,個人
主分類A01N 37/02 20060101AFI20240614BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】優れた防カビ効果と優れた消臭脱臭効果を兼備し、さらに簡便に使用することができる防カビ消臭脱臭剤を提供すること。
【解決手段】常温揮散性防カビ成分を含有する第1のシート状基材と、消臭脱臭剤を含有する第2のシート状基材を有し、前記第2のシート状基材の密度が0.21mg/mm3~0.50mg/mm3であることを特徴とする防カビ消臭脱臭剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
常温揮散性防カビ成分を含有する第1のシート状基材と、
消臭脱臭剤を含有する第2のシート状基材とを有し、
前記第2のシート状基材は、天然セルロースパルプのみからなる繊維状物質から形成されたものであり、
前記第2のシート状基材の密度が0.301mg/mm

~0.50mg/mm

であることを特徴とする防カビ消臭脱臭剤。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記第2のシート状基材の密度が0.389mg/mm

~0.402mg/mm

であることを特徴とする請求項1に記載の防カビ消臭脱臭剤。
【請求項3】
前記消臭脱臭剤は、梅炭、セオライト、活性炭、銅イオン、及びシリカゲルからなる群から選択される1種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の防カビ消臭脱臭剤。
【請求項4】
前記繊維状物質は、繊維径が10μm~150μmであることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の防カビ消臭脱臭剤。
【請求項5】
前記常温揮散性防カビ成分は、沸点290℃以下の常温揮散性防カビ化合物を含有することを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の防カビ消臭脱臭剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防カビ消臭脱臭剤に関する。より具体的には、優れた防カビ効果と優れた消臭脱臭効果を兼備し、さらに簡便に使用することができる防カビ消臭脱臭剤に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ゴミ箱・オムツ処理ポット等の廃棄物収容空間における臭いは問題になっており、解決に向けた様々な検討がされている。例えば、引用文献1にはゴミ箱等の廃棄物収容空間の消臭を目的とした(a)ヨウ素及び(b)植物精油を含有する消臭組成物を多孔性の球状再生セルロース粒子に含侵させた消臭剤が記載されている。また、引用文献2には、生ゴミに対する脱臭もしくは消臭機構を備えたゴミ箱が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-65965号公報
特開2014-201396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記引用文献1に記載された消臭剤は、ヨウ素を必須成分としており、ゴミ箱の材質によっては着色する虞があり、ゴミ箱等の廃棄物収容空間の消臭脱臭に適したものとは必ずしも言えなかった。
【0005】
また、引用文献2に記載のゴミ箱は生ゴミに対する消臭・脱臭効果を有する優れたものであるが、複雑な機構を備えたものであり、簡便に利用することは困難であった。
【0006】
そのため、ゴミ箱等の廃棄物収容空間において優れた消臭脱臭効果を有し、ゴミ箱等での使用に適し、さらに簡便に使用することができる消臭脱臭剤の開発は求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らはかかる課題を解決するため、種々検討を行った結果、ゴミ箱の消臭脱臭に関しては悪臭自体を消臭脱臭することに加えて、カビの発生を抑制することにより、消臭脱臭効果をさらに高めることができることを見出した。
【0008】
しかし、カビの発生を抑制する成分は一般に揮散性が高いため、消臭脱臭剤に吸着されることで、カビの発生の抑制効果が低下するばかりか、消臭脱臭剤自体が悪臭を吸着する性能も低下してしまうという問題点があった。本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、常温揮散性防カビ成分を含有する第1のシート状基材と、消臭脱臭剤を含有する第2のシート基材を有する防カビ脱臭消臭剤において、第2のシート基材の密度をある範囲に特定することで、前記問題点を解決でき、優れた防カビ効果と優れた消臭脱臭効果を兼備し、さらに簡便に使用することができることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は以下に関する。
[1]常温揮散性防カビ成分を含有する第1のシート状基材と、消臭脱臭剤を含有する第2のシート状基材を有し、前記第2のシート状基材の密度が0.21mg/mm

~0.50mg/mm

であることを特徴とする防カビ消臭脱臭剤。
[2]前記第2シート状基材は、繊維状物質から形成されたものであることを特徴とする[1]に記載の防カビ消臭脱臭剤。
[3]前記繊維状物質は、天然セルロース,再生セルロース、バクテリアセルロース、化学修飾セルロース、絹、羊毛、ポリアクリルアミド、麻、コラーゲン及び木毛からなる群より選択される1種以上であることを特徴とする[2]に記載の防カビ消臭脱臭剤。
[4]前記繊維状物質は、繊維径が10~150μmであることを特徴とする[2]又は[3]に記載の防カビ消臭脱臭剤。
[5]前記常温揮散性防カビ成分は、沸点290℃以下の常温揮散性防カビ化合物を含有することを特徴とする[1]~[4]のいずれか1項に記載の防カビ消臭脱臭剤。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、優れた防カビ効果と優れた消臭脱臭効果を兼備し、さらに簡便に使用することができる防カビ消臭脱臭剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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