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公開番号2024081993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195648
出願日2022-12-07
発明の名称スピーカーおよび車両用ドア
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類H04R 7/18 20060101AFI20240612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スピーカーの音質と低コスト化との両立を図る。
【解決手段】スピーカー1は、振動板11とフレーム14とを有するスピーカーユニット10と、取付対象物に取り付けられる取付部材20と、振動板11とフレーム14との間の隙間を封止する第1封止部44と、スピーカーユニット10と取付部材20との間の隙間を封止する第2封止部45と、を有する封止部材40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
振動板とフレームとを有するスピーカーユニットと、
取付対象物に取り付けられる取付部材と、
前記振動板と前記フレームとの間の隙間を封止する第1封止部と、前記スピーカーユニットと前記取付部材との間の隙間を封止する第2封止部と、を有する封止部材と、を備える、
スピーカー。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記第2封止部は、前記フレームと前記取付部材との間の隙間を封止する、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項3】
前記封止部材とは別部品として構成され、前記取付部材に対して前記フレームを支持する少なくとも1つの弾性部材をさらに備える、
請求項2に記載のスピーカー。
【請求項4】
前記少なくとも1つの弾性部材は、板バネである、
請求項3に記載のスピーカー。
【請求項5】
前記封止部材は、ゴム材料で構成される、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項6】
前記封止部材は、
前記振動板に固定される第1固定部と、
前記フレームに固定される第2固定部と、
前記取付部材に固定される第3固定部と、をさらに含み、
前記第1封止部は、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結し、
前記第2封止部は、前記第2固定部と前記第3固定部とを連結し、
前記第1封止部と前記第2封止部と前記第1固定部と前記第2固定部と前記第3固定部とが一体で構成される、
請求項1に記載のスピーカー。
【請求項7】
前記第1固定部は、前記振動板に全周にわたり密着し、
前記第3固定部は、前記取付部材に全周にわたり密着する、
請求項6に記載のスピーカー。
【請求項8】
前記第2固定部は、前記フレームに全周にわたり密着する、
請求項7に記載のスピーカー。
【請求項9】
前記第2固定部および前記第3固定部は、自然状態で同一の仮想平面上に位置する、
請求項6に記載のスピーカー。
【請求項10】
前記第1封止部の厚さと前記第2封止部の厚さとが互いに異なる、
請求項6に記載のスピーカー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカーおよび車両用ドアに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のスピーカーでは、振動板およびフレームを含むスピーカーユニットから取付対象物への振動の伝達が低減されるように、取付対象物に取り付けられる取付部材に対して、スピーカーユニットが弾性部材を介して支持される。ここで、振動板の外周縁は、その全周にわたり、弾性を有するエッジ部を介してフレームに連結される。また、フレームと取付部材との間は、エッジ部とは別部品の密封部材により密封される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-107280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のスピーカーでは、密封部材がエッジ部とは別部品であるため、部品点数の増加に伴う加工費および管理費等の費用が増大してしまう。
【0005】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、音質と低コスト化との両立を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示の好適な態様に係るスピーカーは、振動板とフレームとを有するスピーカーユニットと、取付対象物に取り付けられる取付部材と、前記振動板と前記フレームとの間の隙間を封止する第1封止部と、前記スピーカーユニットと前記取付部材との間の隙間を封止する第2封止部と、を有する封止部材と、を備える。
【0007】
本開示の好適な態様に係る車両用ドアは、前述の態様のスピーカーと、前記取付対象物であるパネルと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るスピーカーの断面図である。
第1実施形態に係るスピーカーの背面図である。
第1実施形態に係るスピーカーの部分拡大断面図である。
第2実施形態に係るスピーカーの部分拡大断面図である。
第3実施形態に係るスピーカーの部分拡大断面図である。
車両用ドアの一例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】
1.スピーカー
1-1.第1実施形態
1-1-1.スピーカーの全体構成
図1は、第1実施形態に係るスピーカー1の断面図である。スピーカー1は、取付対象物200に取り付けられ、図示しないアンプ等の外部装置から入力される音声信号に基づく音声を放音する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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