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公開番号2024074892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2024059523,2024001738
出願日2024-04-02,2020-11-05
発明の名称鍵盤装置及び操作装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G10H 1/34 20060101AFI20240524BHJP(楽器;音響)
要約【課題】磁気誘導型センサを用いる操作装置の製造工程を容易化すること。
【解決手段】鍵盤装置は、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための距離センサと、操作者によって操作可能な鍵と、前記鍵と前記第2基板との間において前記第1基板を保持する保持部であって、弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分が変形することに応じて前記第1基板が変位する保持部と、を備える。
【選択図】図27
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための距離センサと、
操作者によって操作可能な鍵と、
前記鍵と前記第2基板との間において前記第1基板を保持する保持部であって、弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分が変形することに応じて前記第1基板が変位する保持部と、
を備える鍵盤装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための距離センサと、
操作者によって操作可能な鍵と、
前記鍵に連動する第1部材と、
前記第1部材と前記第2基板との間において前記第1基板を保持する保持部であって、弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分が変形することに応じて前記第1基板が変位する保持部と、
を備える鍵盤装置。
【請求項3】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための距離センサと、
操作者によって操作可能な鍵と、
前記鍵と前記第2基板との間において前記第1基板を保持する保持部であって、弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分が変形することに応じて前記第1基板の保持状態とその解除を可能とする保持部と、
を備える鍵盤装置。
【請求項4】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための距離センサと、
操作者によって操作可能な鍵と、
前記鍵に連動する第1部材と、
前記第1部材と前記第2基板との間において前記第1基板を保持する保持部であって、弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分が変形することに応じて前記第1基板の保持状態とその解除を可能とする保持部と、
を備える鍵盤装置。
【請求項5】
前記鍵からの力を受けて前記弾性変形可能な部分が変形することによって、前記第1基板と前記第2基板との距離が変化する、請求項1乃至4のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項6】
前記弾性変形可能な部分は、前記鍵の操作に伴い変形する、請求項1乃至4のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項7】
前記弾性変形可能な部分は、
操作者が前記鍵を押すことに伴い変形し、
操作者が前記鍵を離すことに伴い復元力により元の形状に戻る、請求項1乃至4のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項8】
前記保持部は、上面部とベース部とを備え、
前記第1基板は、前記上面部に保持され、
前記ベース部は、前記第2基板に接続される、請求項1乃至4のいずれか一に記載の鍵盤装置。
【請求項9】
前記保持部は、前記ベース部から前記上面部に拡がるドーム形状を備える、請求項8に記載の鍵盤装置。
【請求項10】
前記ベース部は、前記ベース部から前記上面部の反対側に突出する突出部を備え、
前記第2基板は、孔部を備え、
前記突出部は前記孔部に嵌め込まれる、請求項8に記載の鍵盤装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、演奏操作装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子鍵盤楽器などにおいては、鍵の押下を検出し、検出結果に基づいて音信号を生成する。押鍵の検出は、接触式のセンサまたは非接触式のセンサによって実現される。このような非接触センサには距離センサとして用いることができるセンサもあるため、鍵の押下量を連続的に測定することができる。これにより、鍵の動きを精度よく発音に反映することができ、また、アフタータッチの検出にも用いることができる。
【0003】
非接触式のセンサには、例えば、光学センサが含まれる。光学センサは磁気誘導型センサに比べて、外部から侵入した光の影響を受けたり、汚れの影響を受けたりする。例えば、電子鍵盤楽器では可動部分においてグリスが用いられている。このグリスが飛散することで、光センサが汚れる場合がある。また、このようなセンサは、音源を搭載したアコースティックピアノなどにおいても用いられる場合がある。アコースティックピアノの場合には、演奏時に筐体の一部(例えば屋根板)を開けることもあり、外光の影響を受ける場合がある。
【0004】
このような影響を受けない非接触式のセンサとして、例えば、磁気誘導型センサがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第4580478号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
磁気誘導型のセンサは非接触式であるため、コイルが配置される基板の一方は、押鍵に伴って移動する部分に取り付ける必要があるため、各鍵に対応して取り付けられる。鍵盤楽器では多くの鍵が用いられるため、鍵盤楽器の製造工程において、各鍵に基板を取り付ける作業の効率化が求められる。
【0007】
本発明の目的の一つは、磁気誘導型センサを用いる演奏操作装置の製造工程を容易化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、距離センサ、操作子および保持部を備える演奏操作装置が提供される。前記距離センサは、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定する。前記操作子は、操作者によって操作可能である。前記保持部は、前記操作子と前記第2基板との間において前記第1基板を保持し、前記操作子と一体に移動する。
【0009】
本発明の一実施形態によれば、距離センサ、操作子および保持部を備える演奏操作装置が提供される。前記距離センサは、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定する。前記操作子は、操作者によって操作可能である。前記第1部材は、前記操作子に連動する。前記保持部は、前記第1部材と前記第2基板との間において前記第1基板を保持し、前記第1部材と一体に移動する

【0010】
前記操作子と前記保持部とは同一材料であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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