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公開番号2024072510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183362
出願日2022-11-16
発明の名称アイアン型ゴルフクラブヘッド
出願人ヤマハ株式会社
代理人個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20240521BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】本開示は、重量配分を制御し、かつ打球の軌道を安定させつつ、打音を向上することができるアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の一態様に係るアイアン型ゴルフクラブヘッド10は、フェース部1と、ネック部2と、フェース部1の上縁から後方に延びるトップブレード部3とを備え、トップブレード部3は、フェース部1の背面1aに対して垂直な方向に部分的に突出した拡厚部11を有しており、当該ゴルフクラブヘッドを所定のライ角及びロフト角になるように水平面に配置した平面視において、トップブレード部3の後縁3aが、拡厚部11以外の部分によって形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フェース部と、ネック部と、前記フェース部の上縁から後方に延びるトップブレード部とを備えるアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
前記トップブレード部は、前記フェース部の背面に対して垂直な方向に部分的に突出した拡厚部を有しており、
当該ゴルフクラブヘッドを所定のライ角及びロフト角になるように水平面に配置した平面視において、前記トップブレード部の後縁が、前記拡厚部以外の部分によって形成されているアイアン型ゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記トップブレード部の下面に凸部が形成されており、
前記拡厚部が、この凸部に設けられている請求項1に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記拡厚部が、前記凸部と前記凸部以外の部分とに跨って形成されている請求項2に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記拡厚部の背面が、前記フェース部の背面に対して上方から下方に向けて離間するように傾斜している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
当該ゴルフクラブヘッドを所定のライ角及びロフト角になるように水平面に配置した状態において、シャフトの中心軸を通る鉛直面と前記拡厚部の背面とのなす角度が0°以上5°以下である請求項4に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記拡厚部が、前記フェース部の図心よりもヒール側に配置されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記拡厚部が、当該ゴルフクラブヘッドのトウヒール方向における中心部分を含むように配置されている請求項6に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
横慣性モーメントが3500g・cm

以上である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記フェース部の前面の面積が35.0cm

以上である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アイアン型ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
アイアン型ゴルフクラブヘッドでは、フェース部の曲げ剛性が小さいと、打球時にフェース部が振動しやすくなる。この振動は、打音や打感の悪化を招来しやすい。
【0003】
このような観点から、アイアン型ゴルフクラブヘッドにおいて、バック部の上縁部からトップラインのトウ側部分へ向かって補強部を設けることが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-3171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、補強部によってトウ側かつトップライン側においてフェース部の剛性を高めることで、打球時に打感を悪化させる振動の発生を抑制できることが記載されている。
【0006】
特許文献1に記載されているように、従来のアイアン型ゴルフクラブヘッドでは、フェース部の背面側にリブ等の補強構造を設けることで打感の向上を図っている。
【0007】
一方、本発明者は、アイアン型ゴルフクラブヘッドにおいて、慣性モーメントが大きくなるとゴルフクラブヘッド全体の重量配分の自由度が制限されやすいという知見と、打球時における打者からのゴルフクラブヘッドの見え方が打球の軌道に影響し得るという知見とに基づいて、ゴルフクラブヘッド全体の重量配分を制御しつつ、打音を改善すべく鋭意検討した。
【0008】
本開示は、このような事情に基づいてなされたものであり、本開示の目的は、ゴルフクラブヘッド全体の重量配分を制御し、かつ打球の軌道を安定させつつ、打音を向上することができるアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本開示の一態様に係るアイアン型ゴルフクラブヘッドは、フェース部と、ネック部と、前記フェース部の上縁から後方に延びるトップブレード部とを備えるアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、前記トップブレード部は、前記フェース部の背面に対して垂直な方向に部分的に突出した拡厚部を有しており、当該ゴルフクラブヘッドを所定のライ角及びロフト角になるように水平面に配置した平面視において、前記トップブレード部の後縁が、前記拡厚部以外の部分によって形成されている。
【0010】
(2)前記(1)において、前記トップブレード部の下面に凸部が形成されており、前記拡厚部が、この凸部に設けられているとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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