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公開番号2024043174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148209
出願日2022-09-16
発明の名称演奏システム、制御システムおよび制御方法
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G10G 1/02 20060101AFI20240322BHJP(楽器;音響)
要約【課題】演奏者による複数の鍵の操作を効果的に案内する。
【解決手段】演奏システム100は、複数の鍵Kと、複数の鍵Kに沿って配列された複数の発光部Eと、複数の発光部Eのうち1以上の発光部Eの発光を経時的に変化させることで、前記複数の鍵Kのうち操作されるべき鍵を案内する案内制御部とを具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の鍵と、
前記複数の鍵に沿って配列された複数の発光部と、
前記複数の発光部のうち1以上の発光部の発光を経時的に変化させることで、前記複数の鍵のうち操作されるべき鍵を案内する案内制御部と
を具備する演奏システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記案内制御部は、前記複数の鍵のうちの第1鍵から、前記第1鍵の次に操作されるべき第2鍵に向かう方向に、前記複数の発光部のうち2以上の発光部の発光を経時的に変化させる
請求項1の演奏システム。
【請求項3】
前記2以上の発光部は、前記複数の発光部のうち、前記第1鍵に対応する第1発光部と前記第2鍵に対応する第2発光部との間の発光部を含む
請求項2の演奏システム。
【請求項4】
前記案内制御部は、前記第1鍵から前記第2鍵に向かう方向に、前記2以上の発光部の各々を順次に発光させる
請求項3の演奏システム。
【請求項5】
前記案内制御部は、
前記2以上の発光部の発光を経時的に変化させる動作の実行後に、前記第2発光部を発光させる
請求項4の演奏システム。
【請求項6】
前記案内制御部は、前記2以上の発光部の発光を経時的に変化させる動作を反復する
請求項2の演奏システム。
【請求項7】
前記案内制御部は、前記2以上の発光部の発光を経時的に変化させる速度を、楽曲の演奏速度に応じて制御する
請求項2の演奏システム。
【請求項8】
前記案内制御部は、前記2以上の発光部の発光を経時的に変化させる速度を、楽曲において前記第1鍵に対応する音符の継続長に応じて制御する
請求項2の演奏システム。
【請求項9】
前記案内制御部は、前記複数の発光部のうち操作されるべき鍵に対応する発光部の発光特性を経時的に変化させる
請求項1の演奏システム。
【請求項10】
複数の鍵と、
前記複数の鍵のうちの第1鍵から、前記第1鍵の次に操作されるべき第2鍵に向かう方向に経時的に変化する案内表示を、利用者に提示する演奏案内部と
を具備する演奏システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、楽器の演奏を案内する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
演奏者による鍵盤楽器の演奏を案内するための各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、相異なる鍵の近傍に設置された複数のLED(Light Emitting Diode)のうち、演奏者が操作すべき鍵に対応する1個のLEDを発光させる演奏教習装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4496882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、操作すべき鍵に対応するLEDを単純に発光させるだけでは、演奏に不慣れな演奏者が円滑に演奏することは、実際には容易ではない。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、演奏者による複数の鍵の操作を効果的に案内することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る演奏システムは、複数の鍵と、前記複数の鍵に沿って配列された複数の発光部と、前記複数の発光部のうち1以上の発光部の発光を経時的に変化させることで、前記複数の鍵のうち操作されるべき鍵を案内する案内制御部を具備する。
【0006】
本開示の他の態様に係る演奏システムは、複数の鍵と、前記複数の鍵のうちの第1鍵から、前記第1鍵の次に操作されるべき第2鍵に向かう方向に経時的に変化する案内表示を、利用者に提示する演奏案内部とを具備する。
【0007】
本開示のひとつの態様に係る演奏システムは、複数の鍵と、前記複数の鍵に沿って配列された複数の発光部とを具備する鍵盤楽器を制御するシステムであって、前記複数の鍵のうちの操作されるべき鍵を特定する楽曲処理部と、前記複数の発光部のうち1以上の発光部による発光を経時的に変化させることで、前記複数の鍵のうち操作されるべき鍵を案内する案内制御部とを具備する。
【0008】
本開示のひとつの態様に係る制御方法は、複数の鍵と、前記複数の鍵に沿って配列された複数の発光部とを具備する鍵盤楽器を制御する方法であって、前記複数の鍵のうちの操作されるべき鍵を特定し、前記複数の発光部のうち1以上の発光部による発光を経時的に変化させることで、前記複数の鍵のうち操作されるべき鍵を案内する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態における演奏システムの平面図である。
制御システムの構成を例示するブロック図である。
制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
遷移案内動作の説明図である。
遷移案内動作の説明図である。
演奏案内処理のフローチャートである。
第4実施形態における案内制御部の動作の説明図である。
第4実施形態における演奏案内処理のフローチャートである。
第4実施形態における各発光部の発光に関する説明図である。
第5実施形態における演奏システムの構成を例示するブロック図である。
第6実施形態における鍵盤楽器の斜視図である。
鍵盤蓋の断面図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における遷移案内動作の説明図である。
変形例における演奏システムの構成を例示するブロック図である。
変形例における演奏システムの構成を例示するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る演奏システム100の平面図である。演奏システム100は、演奏者による演奏に応じて楽音を放射する電子楽器であり、鍵盤楽器10と制御システム50とを具備する。鍵盤楽器10は、筐体11と鍵盤ユニット20と再生システム30と案内装置40とを具備する電子鍵盤楽器である。制御システム50は、鍵盤楽器10の動作を制御するコンピュータシステムである。鍵盤楽器10の筐体11は、鍵盤ユニット20と再生システム30と案内装置40と制御システム50とを支持および収容する中空の構造体である。
(【0011】以降は省略されています)

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