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公開番号2024081546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195249
出願日2022-12-06
発明の名称オブジェクトの配置方法、音声の再生方法、オブジェクトの配置装置、音声の再生装置および演奏装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G10L 21/10 20130101AFI20240611BHJP(楽器;音響)
要約【課題】音声を表すオブジェクトを省スペースで配置するオブジェクトの配置方法、音声の再生方法、オブジェクトの配置装置、音声の再生装置及び演奏装置を提供する。
【解決手段】音声オブジェクトの表示領域における位置決定方法であって、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高より高い場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して表示領域DA上の第1方向に関して正の方向に配置し、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高より低い場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して第1方向に関して負の方向に配置し、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して表示領域上の第1方向と交差する第2方向に配置する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
音声を表す複数のオブジェクトをコンピュータを用いて表示領域に配置する方法であって、
前記音声の第1部分に対応し、前記第1部分の代表音高を有する第1オブジェクトの前記表示領域における位置を取得することと、
前記音声の前記第1部分の後続の第2部分に対応し、前記第2部分の前記代表音高を有する第2オブジェクトを前記表示領域の決定された位置に配置することと、
を含み、
前記表示領域の決定された位置に配置することは、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高より高い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の第1方向に関して正の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高より低い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記第1方向に関して負の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の前記第1方向と交差する第2方向に配置する、オブジェクトの配置方法。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記第2の方向は、前記第1の方向と垂直に交わる方向である、請求項1に記載のオブジェクトの配置方法。
【請求項3】
前記第1方向は前記表示領域における垂直方向であり、前記第2方向は前記表示領域における水平方向である、請求項1に記載のオブジェクトの配置方法。
【請求項4】
2以上の音節が時間的に近接している場合、または、2以上の音節が1拍で発音される場合、これら2以上の音節を1つのオブジェクトで表す、請求項1に記載のオブジェクトの配置方法。
【請求項5】
前記複数のオブジェクトは、前記表示領域上にフレーズ単位でまとまった領域に表示される、請求項1に記載のオブジェクトの配置方法。
【請求項6】
音声を表す複数のオブジェクトをコンピュータを用いて表示領域に配置することと、
前記音声を再生することと、
を含み、
前記表示領域に配置することは、
前記音声の第1部分に対応し、前記第1部分の代表音高を有する第1オブジェクトの前記表示領域における位置を取得することと、
前記音声の前記第1部分の後続の第2部分に対応し、前記第2部分の前記代表音高を有する第2オブジェクトを前記表示領域の決定された位置に配置することと、
を含み、
前記表示領域の決定された位置に配置することは、
前記第2部分の代表音高が前記第1部分の前記代表音高より高い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の第1方向に関して正の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高より低い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記第1方向に関して負の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の前記第1方向と交差する第2方向に配置し、
前記再生することは、
前記表示領域上に配置された前記複数のオブジェクトのいずれかが選択される操作に応じて、各オブジェクトに対応付けられた部分音声を再生すること、
を含む、音声の再生方法。
【請求項7】
音声を表す複数のオブジェクトを表示領域に配置させる装置であって、
前記音声の第1部分に対応し、前記第1部分の代表音高を有する第1オブジェクトの前記表示領域における位置を取得する位置取得部と、
前記音声の前記第1部分の後続の第2部分に対応し、前記第2部分の前記代表音高を有する第2オブジェクトを前記表示領域の決定された位置に配置する配置部と、
を備え、
前記配置部は、
前記第2部分の代表音高が前記第1部分の前記代表音高より高い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の第1方向に関して正の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高より低い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記第1方向に関して負の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の前記第1方向と交差する第2方向に配置する、オブジェクトの配置装置。
【請求項8】
音声を表す複数のオブジェクトをコンピュータの表示領域に配置する配置制御部と、
前記音声を再生する再生部と、
を備え、
前記配置制御部は、
前記音声の第1部分に対応し、前記第1部分の代表音高を有する第1オブジェクトの前記表示領域における位置を取得する位置取得部と、
前記音声の前記第1部分の後続の第2部分に対応し、前記第2部分の前記代表音高を有する第2オブジェクトを前記表示領域の決定された位置に配置する配置部と、
を含み、
前記配置部は、
前記第2部分の代表音高が前記第1部分の前記代表音高より高い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の第1方向に関して正の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高より低い場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記第1方向に関して負の方向に配置し、
前記第2部分の前記代表音高が前記第1部分の前記代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、
前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに対して前記表示領域上の前記第1方向と交差する第2方向に配置し、
前記再生部は、
前記表示領域上に配置された前記複数のオブジェクトのいずれかが選択される操作に応じて、各オブジェクトに対応付けられた部分音声を再生する、音声の再生装置。
【請求項9】
コンピュータの表示領域において、音高が高くなる方向に対応する第1方向に関する正の方向、音高が低くなる方向に対応する前記第1方向に関する負の方向および時間方向に対応する前記第1方向と交差する第2方向に複数のオブジェクトを配置する配置制御部と、
前記複数のオブジェクトに対する選択操作に応答して、楽曲の再生を行う再生部と、
を備え、
前記複数のオブジェクトは、前記楽曲を構成する複数の部分に対応しており、前記複数のオブジェクトを順に選択する操作に応じて楽曲が再生される、演奏装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オブジェクトの配置方法、音声の再生方法、オブジェクトの配置装置、音声の再生装置および演奏装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、演奏の知識や技術を有しない人であっても楽曲を演奏可能とすることを目的とした音楽療法具が開示されている。演奏者は、表示部に表示された歌詞を操作することで、楽曲の演奏を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2700874公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示された音楽療法具を用いた場合、楽曲の音域が広くなれば、それだけ楽曲を表示させるための領域の面積が広くなる。また、楽曲の長さが長くなればなるほど楽曲を表示させるために広い面積が必要である。
【0005】
本発明の目的は、音声を表すオブジェクトを省スペースで配置することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に従うオブジェクトの配置方法は、音声を表す複数のオブジェクトをコンピュータを用いて表示領域に配置する方法であって、音声の第1部分に対応し、第1部分の代表音高を有する第1オブジェクトの表示領域における位置を取得することと、音声の第1部分の後続の第2部分に対応し、第2部分の代表音高を有する第2オブジェクトを表示領域の決定された位置に配置することとを含み、表示領域の決定された位置に配置することは、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高より高い場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して表示領域上の第1方向に関して正の方向に配置し、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高より低い場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して第1方向に関して負の方向に配置し、第2部分の代表音高が第1部分の代表音高と同じ場合または決定された位置に既に他のオブジェクトが配置されている場合、第2オブジェクトを第1オブジェクトに対して表示領域上の第1方向と交差する第2方向に配置する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、音声を表すオブジェクトを省スペースで配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る演奏装置の構成図である。
実施の形態に係る演奏装置の機能ブロック図である。
音声オブジェクトの基本配置ルールを示す図である。
音声オブジェクトの基本配置ルールを示す図である。
音声オブジェクトの基本配置ルールを示す図である。
音声オブジェクトの基本配置ルールを示す図である。
音声オブジェクトの基本配置ルールを示す図である。
複数音節に対応した音声オブジェクトを示す図である。
複数音節に対応した音声オブジェクトを示す図である。
複数音節に対応した音声オブジェクトを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
省スペース化のための音声オブジェクトの配置プロセスを示す図である。
音声オブジェクトの配置態様の別の例を示す図である。
音声オブジェクトの配置態様の別の例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法を示すフローチャートである。
音声オブジェクトの表示領域における位置決定方法を示すフローチャートである。
音声の再生方法を示すフローチャートである。
ディスプレイに表示された音声オブジェクトの具体例を示す図である。
ディスプレイに表示された音声オブジェクトの具体例を示す図である。
ユーザが楽曲を演奏している様子を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
音声オブジェクトの配置方法の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態に係るオブジェクトの配置方法、音声の再生方法、オブジェクトの配置装置、音声の再生装置および演奏装置について説明する。
【0010】
{1.システムの構成}
図1は、本実施の形態に係る演奏装置1の構成を示すブロック図である。演奏装置1は、本発明に係るオブジェクトの配置装置および音声の再生装置としても機能する。演奏装置1は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成される。図1に示すように演奏装置1は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶装置23、操作部24、ディスプレイ25、音源部26、サウンドシステム27、通信インタフェース(I/F)28およびデバイスインタフェース(I/F)29を備える。これら各装置がシステムバス30を介して接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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