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公開番号2024081474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195126
出願日2022-12-06
発明の名称ロボットを用いた生産システム
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B25J 13/00 20060101AFI20240611BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】従来よりも製品の生産効率が改善された生産システムを提供する。
【解決手段】
生産システムは、生産で用いる部品を、その部品の位置を変化させることが可能な状態で把持する第1ロボットと、把持された部品に把持された部品とは異なる部品を組付けること、把持された部品に固定具を締付けること、把持された部品に塗布すること、把持された部品の加工を行うこと、はんだ付け、溶接、の少なくとも一つを行う第2ロボットと、第1ロボット及び第2ロボットの駆動を制御するコントローラを備えている。また、この生産システムでは、コントローラが、第1ロボット及び第2ロボットを協調制御する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
生産で用いる部品を、その部品の位置を変化させることが可能な状態で把持する第1ロボットと、
把持された部品に把持された部品とは異なる部品を組付けること、把持された部品に固定具を締付けること、把持された部品に塗布すること、把持された部品の加工を行うこと、はんだ付け、溶接、の少なくとも一つを行う第2ロボットと、
第1ロボット及び第2ロボットの駆動を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラが、第1ロボット及び第2ロボットを協調制御する生産システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の生産システムであって、
第1ロボットと第2ロボットが、別体のロボットである、生産システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の生産システムであって、
前記コントローラは、
第1ロボット及び第2ロボットが駆動可能な駆動空間よりも外側に作業空間を設定し、
作業空間に人が侵入したときに第1ロボット及び第2ロボットの動作を減速又は停止させる、生産システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の生産システムであって、
さらに、生産した製品の品質管理を行う品質管理機器を備え、
前記コントローラは、品質管理機器も協調制御する、生産システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の生産システムであって、
さらに、物品を運搬可能な運搬ロボットを備え、
前記コントローラは、運搬ロボットを協調制御し、第1ロボットと第2ロボットの少なくとも一方に生産に必要な部品を運搬する、生産システム。
【請求項6】
請求項5に記載の生産システムであって、
前記コントローラは、製品の生産管理情報に基づいて、運搬ロボットに運搬させる部品の種類を決定する、生産システム。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の生産システムであって、
さらに、物品を運搬可能な運搬ロボットを備え、
前記コントローラは、運搬ロボットを協調制御し、生産された製品を完成品ストックに運搬する、生産システム。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の生産システムであって、
第1ロボットは、第2ロボットに向けて生産に必要な部品を運搬する機能と、第2ロボットによって生産された製品を完成品ストックに運搬する機能の少なくとも一方の機能を有する、生産システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ロボットを用いた生産システムに関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、作業台に配置された部品(ワーク)に、組付作業を行う2つのロボットを用いて製品を生産するロボット装置が開示されている。特許文献1では、コントローラを用い、2つのロボットのうちの1つのロボットを駆動する第1制御と、2つのロボットを同時に駆動する第2制御(協調制御)を切り換え、製品の生産効率を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2019/142583号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、組付作業を行う2つのロボットを協調制御すれば、製品の生産効率は向上する。しかしながら、1つの製品を完成させるためには、1つの部品(ワーク)に対して種々の作業工程が必要であることが多く、また、1つの部品の種々の位置に対して作業を行うことが必要であることも多い。そのため、特許文献1の生産システムでは、作業工程毎、あるいは、部品に対する作業位置毎に、1つの部品を異なる作業環境(異なるロボット装置)に移動させることが必要となる。よって、ロボットを用いて製品を生産する分野では、生産システムのさらなる改善が必要とされている。本明細書は、従来よりも製品の生産効率が改善された生産システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示する第1技術は、ロボットを用いた生産システムである。この生産システムは、生産で用いる部品を、その部品の位置を変化させることが可能な状態で把持する第1ロボットと、把持された部品に把持された部品とは異なる部品を組付けること、把持された部品に固定具を締付けること、把持された部品に塗布すること、把持された部品の加工を行うこと、はんだ付け、溶接、の少なくとも一つを行う第2ロボットと、第1ロボット及び第2ロボットの駆動を制御するコントローラを備えていてよい。また、この生産システムでは、コントローラが、第1ロボット及び第2ロボットを協調制御してよい。
【0006】
本明細書で開示する第2技術は、上記第1技術の生産システムであって、第1ロボットと第2ロボットが、別体のロボットであってよい。
【0007】
本明細書で開示する第3技術は、上記第1または第2技術の生産システムであって、コントローラは、第1ロボット及び第2ロボットが駆動可能な駆動空間よりも外側に作業空間を設定し、作業空間に人が侵入したときに第1ロボット及び第2ロボットの動作を減速又は停止させてよい。
【0008】
本明細書で開示する第4技術は、上記第1から第3技術のいずれかの生産システムであって、さらに、生産した製品の品質管理を行う品質管理機器を備え、コントローラは、品質管理機器も協調制御してよい。
【0009】
本明細書で開示する第5技術は、上記第1から第4技術のいずれかの生産システムであって、さらに、物品を運搬可能な運搬ロボットを備え、コントローラは、運搬ロボットを協調制御し、第1ロボットと第2ロボットの少なくとも一方に生産に必要な部品を運搬してよい。
【0010】
本明細書で開示する第6技術は、上記第5技術の生産システムであって、コントローラは、製品の生産管理情報に基づいて、運搬ロボットに運搬させる部品の種類を決定してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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