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公開番号2024080404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193569
出願日2022-12-02
発明の名称プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
出願人株式会社iMARe
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20240606BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】対象者の体質改善の目的をふまえて、対象者の行動を変える支援をすることができるプログラム、情報処理装置および情報処理方法を提供する。
【解決手段】プログラムは、コンピュータに、第1対象者の生体を測定した結果を含む対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、第1対象者を、目的ごとに、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類する分類機能と、分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、行動による1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する提示機能と、を実現させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
第1対象者の生体を測定した結果を含む対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、前記第1対象者を、前記目的ごとに、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類する分類機能と、
前記分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、前記行動による前記1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、前記第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する提示機能と、を実現させる、
プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記分類モデルは、生体の代謝の特徴それぞれに対応する複数の代謝の特徴別モデルを含み、
前記分類機能は、前記代謝の特徴ごとに、前記第1対象者を、前記1以上の対象者グループのいずれかに分類する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、
前記対象者データを入力データとし前記1以上のアクションプランの候補に対するユーザからの選択を正解データとする学習データを用いて、前記分類モデルを学習させる学習機能と、
前記ユーザから、前記提示された1以上のアクションプランの候補の中から前記第1対象者に対して使用するアクションプランの選択を受け付ける受付機能と、
前記受け付けられたアクションプランの選択を前記学習データに反映させる反映機能と、を実現させる、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記対象者データは、複数種類のデータを含み、
前記分類モデルは、前記対象者データを説明変数とし、前記1以上の対象者グループのいずれかへの分類を目的変数とする多変量解析を用いたモデルである、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記対象者データは、前記第1対象者の生体を機械により測定した結果を示す第1データと、複数の測定者のそれぞれにより前記第1対象者の生体を測定した結果を示す複数の第2データと、前記複数の第2データ間の共通性の度合いと、を含む、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記対象者データは、複数種類のデータを含み、
前記分類機能は、推定機能を備え、
前記推定機能は、前記対象者データに基づいて、前記第1対象者における前記目的に関する症状の1以上の原因の特性を推定し、
前記分類機能は、前記複数種類のデータの中から、前記推定された1以上の原因の特性それぞれに関する原因データを抽出し、抽出した原因データに基づいて、前記第1対象者を、前記1以上の対象者グループのいずれかに分類する、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項7】
第1対象者の生体を測定した結果を示す対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、前記第1対象者を、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類する分類部と、
前記分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、前記行動による前記1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、前記第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する提示部と、を備える、
情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが、
第1対象者の生体を測定した結果を示す対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、前記第1対象者を、前記目的ごとに、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類し、
前記分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、前記行動による前記1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、前記第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する、
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、生活習慣などの対象者の行動を変えることで対象者の体質改善を図るための技術が存在する。下記特許文献1では、第2の参加者の年齢および性別を含む基本条件に該当する第1の参加者を抽出し、抽出された第1の参加者と第2の参加者との間の生活環境や生活習慣に関する生活情報、および体質に関する体質情報の類似度を演算する生活習慣改善支援システムが開示されている。この生活習慣改善支援システムでは、第2の参加者に対する保険指導にあたって、第1の参加者に対する保険指導が完了したか否か、また、保険指導に成功したか否かを示す履歴情報に基づいて保険指導が完了かつ成功した第1の参加者を、上記演算した類似度に応じて、例えば生活情報や体質情報の一致度が高い順に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-164670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、対象者ごとに、年齢や性別、さらに生活環境や体質などが類似していても、例えば、炎症性疾患全般の改善を目的としている、または、CVA(Cerebral Vascular Accident:脳血管障害)のリハビリテーションを目的としているなど体質改善の目的が異なることが考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、このような目的の違いをふまえて、行動を変えるための支援をすることが困難である。
【0005】
そこで、本発明のいくつかの態様は、対象者の体質改善の目的をふまえて、対象者の行動を変える支援をすることができるプログラム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、第1対象者の生体を測定した結果を含む対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、第1対象者を、目的ごとに、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類する分類機能と、分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、行動による1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する提示機能と、を実現させる。
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、第1対象者の生体を測定した結果を示す対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、第1対象者を、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類する分類部と、分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、行動による1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する提示部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、第1対象者の生体を測定した結果を示す対象者データに基づいて、体質改善の目的それぞれに対応する複数の目的別モデルを含む分類モデルを用いて、第1対象者を、目的ごとに、1以上の第2対象者で構成された1以上の対象者グループのいずれかに分類し、分類された対象者グループに属する1以上の第2対象者のそれぞれの行動の履歴を示す行動履歴情報と、行動による1以上の第2対象者のそれぞれの体質の改善の履歴を示す改善履歴情報とに基づいて、ユーザに対して、第1対象者に対する体質を改善するための1以上のアクションプランの候補を提示する。
【発明の効果】
【0009】
本発明のいくつかの態様によれば、対象者の体質改善の目的をふまえて、対象者の行動を変える支援をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るヘルスケアシステムのシステム構成例を説明するための図である。
本実施形態に係るヘルスケアシステムの概要の一例を説明するための図である。
本実施形態に係るヘルスケアシステムの概要の一例を説明するための図である。
本実施形態に係るサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るヘルスケアシステムの画面例を示す図である。
本実施形態に係るヘルスケアシステムの画面例を示す図である。
本実施形態に係るサーバ装置の動作例を示す図である。
本実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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