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公開番号2024063310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171128
出願日2022-10-26
発明の名称美容システム
出願人花王株式会社
代理人個人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20240502BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】被験者の心の状態を示す心状態データを取得し、心状態データを用いて肌に刺激を与える処置部の動作データを生成し、動作データに基づき処置部の動作を制御する技術を提供する。
【解決手段】美容システムは、ユーザの肌に刺激を与える処置部と、データを受信可能な受信部と、受信部で受信した前記データに基づき処置部を制御する制御部と、を有する美容機器手段と、ユーザが美容機器手段を用いる美容施術を行う時点の心の状態を示す心状態データを取得する取得手段と、取得手段によって取得したデータを解析する解析手段と、解析手段による解析結果に基づき、処置部によってユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成するデータ生成手段と、データ生成手段によって生成した動作データを受信部へ出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの肌に近接または接触させて用いられて前記肌に刺激を与える処置部と、
データを受信可能な受信部と、
前記受信部で受信した前記データに基づき前記処置部を制御する制御部と、を有する美容機器手段と、
前記ユーザが前記美容機器手段を用いる美容施術を行う時点の心の状態を示す心状態データを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得したデータを解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づき、前記処置部によって前記ユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段によって生成した前記動作データを前記受信部へ出力する出力手段と、を備えることを特徴とする美容システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記ユーザが前記美容機器手段を用いる美容施術を行う時点の肌の状態を示す肌状態データをさらに取得することを特徴とする請求項1に記載の美容システム。
【請求項3】
前記取得手段は、前記ユーザが前記美容機器手段を用いる美容施術を行う時点の身体の状態を示す身体状態データをさらに取得することを特徴とする請求項1または2に記載の美容システム。
【請求項4】
前記取得手段は、前記出力手段によって出力された前記動作データに基づき動作させる前記美容機器手段を用いた前記美容施術を行う前記時点よりも後であって美容施術中以降の所定タイミングの前記ユーザの心の状態を示す施術心状態データをさらに取得し、
前記解析手段は、前記取得手段が取得した前記施術心状態データに基づいて解析し、
前記データ生成手段は、前記施術心状態データに基づいて行われた解析結果に基づき、前記処置部によって前記ユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の美容システム。
【請求項5】
前記取得手段は、前記施術心状態データを複数回取得し、
前記解析手段は、前記取得手段が前記施術心状態データを取得するごとに前記解析を行い、
前記データ生成手段は、前記解析手段によって前記解析が行われるごとに前記動作データを生成することを特徴とする請求項4に記載の美容システム。
【請求項6】
前記取得手段は、前記出力手段によって出力された前記動作データに基づき動作させる前記美容機器手段を用いた前記美容施術を行う前記時点よりも後であって美容施術中以降の所定タイミングの前記ユーザの肌の状態を示す施術肌状態データをさらに取得し、
前記解析手段は、前記施術肌状態データに基づいて解析し、
前記データ生成手段は、前記施術肌状態データに基づいて行われた解析結果に基づき、前記処置部によって前記ユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の美容システム。
【請求項7】
前記取得手段は、前記施術肌状態データを複数回取得し、
前記解析手段は、前記取得手段が前記施術肌状態データを取得するごとに前記解析を行い、
前記データ生成手段は、前記解析手段によって前記解析が行われるごとに前記動作データを生成することを特徴とする請求項6に記載の美容システム。
【請求項8】
前記取得手段は、前記出力手段によって出力された前記動作データに基づき動作させる前記美容機器手段を用いた前記美容施術を行う前記時点よりも後であって美容施術中以降の所定タイミングの前記ユーザの身体の状態を示す施術身体状態データをさらに取得し、
前記解析手段は、前記施術身体状態データに基づいて解析し、
前記データ生成手段は、前記施術身体状態データに基づいて行われた解析結果に基づき、前記処置部によって前記ユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の美容システム。
【請求項9】
前記取得手段は、前記施術身体状態データを複数回取得し、
前記解析手段は、前記取得手段が前記施術身体状態データを取得するごとに前記解析を行い、
前記データ生成手段は、前記解析手段によって前記解析が行われるごとに前記動作データを生成することを特徴とする請求項8に記載の美容システム。
【請求項10】
前記取得手段によって取得するデータは、前記ユーザの主観的指標および客観的指標に基づくデータであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の美容システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、美容システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
被験者の顔の画像と顔の画像に対する質問事項への回答とから感情および疲労状態を分析し、改善する装置がある(特許文献1)。
また、マッサージ装置にカメラが搭載されており、被験者の撮影画像を用いてマッサージ動作内容を決める情報処理装置がある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-85856号公報
特開2019-170655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、被験者の体調、生活習慣、感情などを推定するまでに留まっており、推定結果をどのように用いるか研究の余地があった。
また、特許文献2は、被験者の撮影画像に基づきマッサージ動作内容を決めているが、マッサージ動作による効果は被験者の身体の改善だけでなく心の改善にもつながるため、被験者の撮影画像でマッサージ動作内容を決めるのでは不十分であり、研究の余地があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、被験者の心の状態を示す心状態データを取得し、心状態データを用いて肌に刺激を与える処置部の動作データを生成し、動作データに基づき処置部の動作を制御する美容システムに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ユーザの肌に近接または接触させて用いられて前記肌に刺激を与える処置部と、データを受信可能な受信部と、前記受信部で受信した前記データに基づき前記処置部を制御する制御部と、を有する美容機器手段と、前記ユーザが前記美容機器手段を用いる美容施術を行う時点の心の状態を示す心状態データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得したデータを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づき、前記処置部によって前記ユーザの肌に与える刺激を制御するための動作データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段によって生成した前記動作データを前記受信部へ出力する出力手段と、を備えることを特徴とする美容システムに関する。
【0007】
また、本発明は、ユーザが所定の美容施術を行う時点の心の状態を示す心状態データを取得する取得工程と、前記取得工程によって取得したデータを解析する解析工程と、前記解析工程による解析結果に基づき、前記ユーザを含む美容施術者が当該ユーザを美容施術する情報を作成する情報作成工程と、前記情報作成工程によって作成した前記美容施術する情報を出力する出力工程と、を含むことを特徴とする美容方法に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明により提供される美容システムによれば、美容施術を行う時点のユーザの心の状態に基づき美容機器手段の処置部がユーザの肌に与える刺激を制御することができるため、美容機器手段を用いるユーザの心の状態に応じた美容施術を行うことができ、その結果、心の状態を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
美容システムの概念図である。
美容システムのブロック図である。
本システムのメインフローチャートである。
心状態データ、肌状態データ、および身体状態データを取得する処理のフローチャートである。
心状態データ、肌状態データ、および身体状態データに基づき行われる解析内容のイメージを示す図である。
心状態データ、肌状態データ、および身体状態データを解析する処理のフローチャートである。
本システムのメインフローチャート(別実施形態)である。
本システムのメインフローチャート(別実施形態)である。
心状態データ、肌状態データ、身体状態データ、施術心状態データ、施術肌状態データ、および施術身体状態データを解析する処理のフローチャートである。
施術心状態データ、施術肌状態データ、および施術身体状態データを取得する処理のフローチャートである。
動作データに用いるデータを示した図である。
美容方法のフローチャートある。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態の例について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態の図面は、いずれも本発明の技術思想、構成及び動作を説明するためのものであり、その構成を具体的に限定するものではない。また、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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