特許ウォッチ

公開番号2024079953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192679
出願日2022-12-01
発明の名称遠隔操作システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240606BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車両が走行している路面の状態を操作者に認識させやすい遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】遠隔操作システム1において、シートは、車両を遠隔操作する操作者が着座する。第1アクチュエータ50は、シートを動かす。第1取得部60は、車両10で検出された路面状態に関する情報を取得する。制御部62は、取得された路面状態に関する情報に応じて第1アクチュエータ50を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両を遠隔操作する操作者が着座するシートと、
前記シートを動かすアクチュエータと、
前記車両で検出された路面状態に関する情報を取得する取得部と、
取得された路面状態に関する情報に応じて前記アクチュエータを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする遠隔操作システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両の遠隔操作システムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、操作者が遠隔の車両を運転する遠隔操作の技術開発が進んでいる。特許文献１は、車両と遠隔操作装置を備える車両制御システムを開示する。車両は、操作者が操作する遠隔操作装置による遠隔運転を実行可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０１７１９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
遠隔の操作者は、実車運転時のような慣性力、車両の揺れ、および車両の傾斜を感じないため、車両が走行している路面の状態を認識し難い。
【０００５】
本発明の目的は、車両が走行している路面の状態を操作者に認識させやすい遠隔操作システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の遠隔操作システムは、車両を遠隔操作する操作者が着座するシートと、前記シートを動かすアクチュエータと、前記車両で検出された路面状態に関する情報を取得する取得部と、取得された路面状態に関する情報に応じて前記アクチュエータを制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、車両が走行している路面の状態を操作者に認識させやすい遠隔操作システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態の遠隔操作システムの構成を概略的に示す図である。
図１の遠隔操作システムの機能ブロックを示す図である。
図１の遠隔操作システムの動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、実施の形態の遠隔操作システム１の構成を概略的に示す。遠隔操作システム１は、車両１０、遠隔操作装置１２、およびシート１８を備える。遠隔操作装置１２は、インターネットなどのネットワーク１４を介して車両１０と無線通信を行う。
【００１０】
遠隔操作装置１２とシート１８は、車両１０の外部の遠隔コックピット１６に設けられる。操作者Ｐ１は、遠隔操作者とも呼ばれ、遠隔コックピット１６から車両１０を遠隔操作する。遠隔操作は、遠隔運転とも呼べる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許