TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024076333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2023131930
出願日2023-08-14
発明の名称電池パック
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人
主分類H01M 10/6556 20140101AFI20240529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】空間利用率を保証し、同時に冷却効率を向上させることのできる電池パックを提供する。
【解決手段】電池パック100は、トレイ20および、複数のセルで構成されたセルスタック10を含む。セルスタックは、筐体およびセルアレイを含む。筐体は、本体、第1端カバーおよび第2端カバーを含む。セルアレイは、筐体内に収容される。第1側壁および第2側壁のうちの少なくとも1つに冷却流路が形成され、第1端カバーにセルアレイのタブに接続された出力電極が配置される。全ての出力電極は、共面配置をなすように配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ベースプレートおよび前記ベースプレートを取り囲むガードビームを含み、前記ベースプレートおよび前記ガードビームが収容空間を形成するトレイと、
複数が前記収容空間に並んで配置されたセルスタックと、
を含み、各前記セルスタックが、
2つの開放端を有する本体、および前記本体の前記2つの端部をそれぞれ閉じる第1端カバーおよび第2端カバーを含み、前記本体が上壁、下壁、第1側壁、および第2側壁を含む筐体と、
前記筐体内に収容され、垂直に積み重ねられた複数のセルグループを含み、各前記セルグループが1つまたはそれ以上のセルを含み、各前記セルの大表面が前記トレイの前記ベースプレートに対して平行であるセルアレイと、
を含み、前記第1側壁および前記第2側壁のうちの少なくとも1つに冷却流路が形成され、
前記第1端カバーに前記セルアレイのタブに接続された出力電極が配置され、全ての前記出力電極が共面配置をなすように配置された電池パック。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1側壁が、前記上壁、前記下壁、および前記第2側壁から分離して配置され、前記冷却流路が、前記第1側壁に配置された請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記第2端カバーが位置する前記第1側壁の一端に液体入口および液体出口が配置され、前記液体入口および前記液体出口が、それぞれ前記冷却流路に連通した請求項1に記載の電池パック。
【請求項4】
前記冷却流路が、前記上壁または前記下壁に形成された請求項1に記載の電池パック。
【請求項5】
前記セルアレイと前記筐体の内表面の間に熱伝導構造用接着剤が充填された請求項1に記載の電池パック。
【請求項6】
前記熱伝導構造用接着剤が、少なくとも前記セルアレイと前記冷却流路が形成された前記第1側壁の間に充填された請求項5に記載の電池パック。
【請求項7】
前記第1側壁の前記第2端カバーに近接する一端が、前記第2端カバーから突出して、延伸部を形成し、前記液体入口および前記液体出口が、前記延伸部上に配置された請求項3に記載の電池パック。
【請求項8】
前記隣接する液体入口を接続して、総液入口配管を形成し、前記隣接する液体出入口を接続して、総液出口配管を形成し、前記総液入口配管および前記総液出口配管が、前記第2端カバーの一側に近接して配置された請求項7に記載の電池パック。
【請求項9】
各前記セルスタックと前記トレイの前記ベースプレートの間に構造用接着剤が充填され、前記隣接するセルスタックの間に熱伝導構造用接着剤が充填された請求項8に記載の電池パック。
【請求項10】
各前記セルスタックと前記構造用接着剤および/または前記熱伝導構造用接着剤の間に着脱可能なホットプレスフィルムが配置された請求項9に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新エネルギーの技術分野に属し、特に、電池パックに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
先行技術において、電池パック(パックとも称す)は、一体型水冷却プレートを採用し、一体型水冷却プレートを電池パックの上部または底部に配置する。この冷却方法の欠点は、単一の冷却プレートがセルスタックの1つの表面しか冷却することができないことであり、冷却効率が低く、高速充電中の冷却要求を満たすことができない。冷却プレートをセルスタックの間に配置した場合、電池パックの空間利用率が低くなり、電池パックの全体的なエネルギー密度が低くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
先行文献の上記の欠点を考慮して、本発明の目的は、空間利用率を保証し、同時に冷却効率を向上させることのできる電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的および他の関連目的を達成するため、本発明は、ベースプレートおよびベースプレートを取り囲むガードビームを含み、ベースプレートおよびガードビームが収容空間を形成するトレイと、複数が収容空間に並んで配置されたセルスタックと、を含み、各セルスタックが、2つの開放端を有する本体、および本体の2つの端部をそれぞれ閉じる第1端カバーおよび第2端カバーを含み、本体が上壁、下壁、第1側壁、および第2側壁を含む筐体と、筐体内に収容され、垂直に積み重ねられた複数のセルグループを含み、各セルグループが1つまたはそれ以上のセルを含み、各セルの大表面がトレイのベースプレートに対して平行であるセルアレイと、を含み、第1側壁および第2側壁のうちの少なくとも1つに冷却流路が形成され、第1端カバーにセルアレイのタブに接続された出力電極が配置され、全ての出力電極が共面配置をなすように配置された電池パックを提供する。
【0005】
本発明の1つの実施形態において、第1側壁は、上壁、下壁、および第2側壁から分離して配置され、冷却流路は、第1側壁に配置される。
【0006】
本発明の1つの実施形態において、第2端カバーが位置する第1側壁の一端に液体入口および液体出口が提供され、液体入口および液体出口は、それぞれ冷却流路に連通する。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、冷却流路は、上壁または下壁に形成される。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、セルアレイと筐体の内表面の間に熱伝導構造用接着剤が充填される。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、熱伝導構造用接着剤は、少なくともセルアレイと冷却流路が形成された第1側壁の間に充填される。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、第1側壁の第2端カバーに近接する一端は、第2端カバーから突出して、延伸部を形成し、液体入口および液体出口は、延伸部上に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
二次電池
13日前
個人
安全なNAS電池
13日前
ユニチカ株式会社
負極集電材
13日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
28日前
エイブリック株式会社
半導体装置
28日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
東レ株式会社
有機粒子およびフィルム
1日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
23日前
日本航空電子工業株式会社
構造体
5日前
株式会社CTK
アンテナ取付装置
20日前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
光森科技有限公司
光源モジュール
29日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
TDK株式会社
コイル部品
20日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
株式会社ドクター中松創研
V3D半導体
22日前
東京応化工業株式会社
基板支持体
23日前
アイホン株式会社
インターホン機器
5日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
19日前
AIメカテック株式会社
光照射装置
19日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
13日前
富士電機株式会社
電磁接触器
13日前
後藤電子 株式会社
積層電線
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
ミクロエース株式会社
基板処理方法
16日前
マクセル株式会社
扁平形電池
27日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
20日前
矢崎総業株式会社
端子
23日前
双信電機株式会社
フィルタ
5日前
FDK株式会社
二次電池
13日前
日軽金ALMO株式会社
冷却器
5日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
6日前
オムロン株式会社
端子台
13日前
日産自動車株式会社
半導体装置
5日前
株式会社日本触媒
被覆負極活物質の製造方法
19日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
13日前
続きを見る