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公開番号2024073031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184011
出願日2022-11-17
発明の名称電子機器付エンジン
出願人株式会社クボタ
代理人個人
主分類F02F 7/00 20060101AFI20240522BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】さらなる構造工夫により、ECUなどのエンジンに装着される電子機器の熱的負荷を無理なく軽減できるようにして、熱による悪影響が電子機器に及ばないようにすることが可能な電子機器付エンジンを提供する。
【解決手段】エンジン用の電子機器22がシリンダ部2sの吸気側の横側における吸気マニホルド19の直下となる部分に配置されている電子機器付エンジン。シリンダブロック2の気筒配列方向での一端側に冷却ファン16が設けられ、シリンダブロック2及び調時伝動ケース10のそれぞれに、冷却ファン16による冷却風wが電子機器22に及ぶことを促進可能な凹入部2k,10Aが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン用の電子機器がエンジンケースの吸気側で、かつ、シリンダ部の横側に配置されている電子機器付エンジン。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記電子機器は、シリンダブロックにおける吸気マニホルドの直下となる部分に取付けられている請求項1に記載の電子機器付エンジン。
【請求項3】
前記エンジンケースの気筒配列方向での一端側に冷却ファンが設けられ、前記エンジンケースにおける前記冷却ファンと前記電子機器との間の部分に、前記冷却ファンによる冷却風が前記電子機器に及ぶことを促進可能な凹入部が形成されている請求項1又は2に記載の電子機器付エンジン。
【請求項4】
前記凹入部は、シリンダブロックの冷却ファン側に組付けられる伝動ケースに形成されている請求項3に記載の電子機器付エンジン。
【請求項5】
前記エンジンケースに、前記冷却ファンによる冷却風を前記電子機器に案内する導風部材が設けられている請求項3に記載の電子機器付エンジン。
【請求項6】
前記導風部材は、冷却風の流れ方向で前記凹入部に対応する位置に設けられている請求項5に記載の電子機器付エンジン。
【請求項7】
前記導風部材は、ワイヤーハーネスの支持部材を用いて形成されている請求項5に記載の電子機器付エンジン。
【請求項8】
前記電子機器は、エンジン制御用のECUである請求項1,2,4~7の何れか一項に記載の電子機器付エンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ECUなどの電子機器が付属されたエンジン、即ち、電子機器付エンジンに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年の電子制御エンジンにおいては、エンジン制御用のECU(エンジン用ECUであって、以下、単にECUと呼ぶ)は、配線の短縮化などの合理化の観点から、できるだけエンジン自体に設けられていると好都合である。例えば、特許文献1(図4を参照)において開示されるように、ECU(15)をシリンダブロック(21)の横側に配置することが開示されている。
【0003】
また、特許文献2においては、その図1~3において示されるように、ECU(40)はシリンダヘッド(3)の上に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-11786号公報
特開2009-209699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ECUは電子機器(電子部品)であって、本来は熱的に脆弱なものであることから、エンジンから離して別置きとするのが望ましいが、前述(合理化など)のように、エンジンに装着されているのが実情である。
【0006】
そのため、ECUへの熱伝導を抑える構造としては、例えば、断熱材を介してシリンダブロックにボルト止めするなど、エンジン(エンジン本体)への取付部に工夫を施すことは行われている。しかしながら、ECUの耐熱温度には限界があるので、出力向上などによる熱的負荷の増大にも対応できるように、ECUの熱的環境を良くするには改善の余地が残されている。
【0007】
本発明の目的は、さらなる構造工夫により、ECUなどのエンジンに装着される電子機器の熱的負荷を無理なく軽減できるようにして、熱による悪影響が電子機器に及ばないようにすることが可能な電子機器付エンジンを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電子機器付エンジンにおいて、エンジン用の電子機器がエンジンケースの吸気側で、かつ、シリンダ部の横側に配置されていることを特徴とする。
【0009】
この場合、前記電子機器は、シリンダブロックにおける吸気マニホルドの直下となる部分に取付けられていると好都合である。
また、前記エンジンケースの気筒配列方向での一端側に冷却ファンが設けられ、前記エンジンケースにおける前記冷却ファンと前記電子機器との間の部分に、前記冷却ファンによる冷却風が前記電子機器に及ぶことを促進可能な凹入部が形成されているとさらに好都合である。
【0010】
本発明に関して、上述した構成(手段)以外の特徴構成や手段ついては、請求項4~8を参照のこと。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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