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公開番号2024065529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174449
出願日2022-10-31
発明の名称計測装置
出願人株式会社ミヤワキ
代理人個人,個人
主分類F16T 1/48 20060101AFI20240508BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】防爆規格に適合しない電池が使用されることを簡易かつ確実に防止でき、それによって安全性を向上することが可能な計測装置を得る。
【解決手段】計測装置は、スチームトラップの物理量を計測する計測装置であって、前記スチームトラップの前記物理量を計測する計測部と、前記計測装置の駆動電源を供給する電池を収容する収容部と、前記電池を管理する管理部と、を備え、前記管理部は、前記電池の品番情報を取得する取得部と、前記品番情報に基づいて、前記電池が防爆規格に適合するか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じた制御情報を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スチームトラップの物理量を計測する計測装置であって、
前記スチームトラップの前記物理量を計測する計測部と、
前記計測装置の駆動電源を供給する電池を収容する収容部と、
前記電池を管理する管理部と、
を備え、
前記管理部は、
前記電池の品番情報を取得する取得部と、
前記品番情報に基づいて、前記電池が防爆規格に適合するか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に応じた制御情報を出力する出力部と、
を有する、計測装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記電池が防爆規格に適合すると前記判定部が判定した場合、前記出力部は前記計測部の計測動作を許可する前記制御情報を出力し、
前記電池が防爆規格に適合しないと前記判定部が判定した場合、前記出力部は前記計測部の計測動作を禁止する前記制御情報を出力する、請求項1に記載の計測装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記電池の使用期限情報をさらに取得し、
前記判定部は、前記使用期限情報に基づいて、前記電池の使用期限が徒過しているか否かをさらに判定する、請求項1に記載の計測装置。
【請求項4】
防爆規格に適合する電池の品番を列挙したリスト情報を保持する記憶部をさらに備え、
前記判定部は、前記取得部が取得した前記品番情報と、前記記憶部が保持する前記リスト情報とに基づいて、前記電池が防爆規格に適合するか否かを判定する、請求項1に記載の計測装置。
【請求項5】
サーバ装置と通信する通信部をさらに備え、
前記管理部は、前記通信部が前記サーバ装置から受信したリスト更新情報に基づいて、前記記憶部が保持する前記リスト情報を更新する更新部をさらに有する、請求項4に記載の計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スチームトラップの物理量を計測する計測装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
蒸気配管系を備えたプラント等においては、熱交換又は放熱等によって配管系内に復水(ドレン)が生じることがある。この復水を配管系内に滞留させると運転効率が低下する原因となるため、一般には、配管系の適所にスチームトラップを設置し、このスチームトラップによって復水を配管系の外部に排出するようにしている。
【0003】
経年劣化又は作動不良等によってスチームトラップのシール性能が損なわれると、蒸気配管系内の蒸気がスチームトラップを介して外部に漏出し、無駄な蒸気損失を招くこととなる。そのため、スチームトラップの状態を点検する作業が定期的に行われる。
【0004】
下記特許文献1には、スチームトラップの状態を診断するための計測装置及び診断装置が開示されている。計測装置は可搬型の計測装置であり、診断装置はタブレット端末又はノートパソコン等であり、計測装置と診断装置とは相互に無線通信が可能である。計測装置は、各スチームトラップの表面温度を計測する温度センサと、各スチームトラップの振動強度を計測する振動センサと、温度センサ及び振動センサから出力された計測データを記憶する記憶部と、当該計測データを診断装置に送信する通信部と、表示部とを備えている。診断装置は、計測装置から受信した計測データに基づいて各スチームトラップの状態(正常又は異常)を診断し、その診断の結果を示す診断データを計測装置に送信する。計測装置は、診断装置から受信した診断データに基づいて、各スチームトラップに関する診断の結果を表示部に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-84418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
計測装置は、収容部に収容された電池から供給された駆動電源によって動作する。
【0007】
スチームトラップが設置されているプラントには、石油コンビナート等の防爆安全基準が厳しい施設も存在する。従って、そのような施設内に持ち込む計測装置に対しても同様の防爆安全基準が適用されるため、計測装置に収容する電池としては、所定の防爆規格に適合する電池を使用することが要求される。
【0008】
しかし、背景技術に係る計測装置では、作業者が誤って防爆規格に適合しない電池を使用した場合であっても、計測装置は通常と同様に動作してしまうという問題がある。
【0009】
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、防爆規格に適合しない電池が使用されることを簡易かつ確実に防止でき、それによって安全性を向上することが可能な計測装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1態様に係る計測装置は、スチームトラップの物理量を計測する計測装置であって、前記スチームトラップの前記物理量を計測する計測部と、前記計測装置の駆動電源を供給する電池を収容する収容部と、前記電池を管理する管理部と、を備え、前記管理部は、前記電池の品番情報を取得する取得部と、前記品番情報に基づいて、前記電池が防爆規格に適合するか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じた制御情報を出力する出力部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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