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公開番号2024062941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2023150227
出願日2023-09-15
発明の名称プロジェクタ
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60Q 3/20 20170101AFI20240501BHJP(車両一般)
要約【課題】容易に投影像を切り替えることができるプロジェクタを提供する。
【解決手段】投影領域7に投影する柄21を有する柄部2と、柄21に投影光30を照射する光源部3と、柄21の投影光30が照射された領域の図柄を拡大して投影領域7に投影し、投影像70を形成する投影レンズを有する投影レンズ部5と、を備え、柄21の投影光30が照射される領域を切り替えることにより、投影領域7に形成される複数の投影像70を切り替える、プロジェクタ1を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
投影領域に投影する柄を有する柄部と、
前記柄に投影光を照射する光源部と、
前記柄の前記投影光が照射された領域の図柄を拡大して前記投影領域に投影し、投影像を形成する投影レンズを有する投影レンズ部と、
を備え、
前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、又は前記柄の面内方向の角度を変化させることにより、前記投影領域に形成される前記投影像を変化させる、
プロジェクタ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記光源部が、少なくとも1つの発光素子からなる光源を複数有し、
前記光源部に含まれる複数の光源の発光状態を独立して変化させることにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、
請求項1に記載のプロジェクタ。
【請求項3】
前記光源部に含まれる複数の光源の発光状態を制御する制御部を備え、
前記柄部、前記光源部、及び前記投影レンズ部が1つの筐体に収容された、
請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項4】
前記光源ごとに配置され、前記光源部から出力される前記投影光を集光する複数の集光レンズを有する集光レンズ部を備えた、
請求項3に記載のプロジェクタ。
【請求項5】
前記光源の間を仕切る仕切部材を備えた、
請求項4に記載のプロジェクタ。
【請求項6】
前記投影レンズ部は、複数の前記投影像を前記投影領域の同じ位置に投影する、
請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項7】
前記投影レンズ部は、複数の前記投影像を前記投影領域の異なる位置に投影する、
請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項8】
前記制御部は、前記発光素子の点灯と消灯を連続的に制御して前記投影像を切り替え、動的な前記投影像を前記投影領域に投影する、
請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項9】
前記制御部は、前記光源を構成する前記発光素子が複数である場合、前記発光素子の点灯と消灯を制御して、前記投影像の輝度の高低、及び前記投影像の色の変化の少なくとも一方を行う、
請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項10】
前記制御部によって前記発光素子の点灯と消灯を制御して、複数の前記投影像を前記投影領域に順次投影して、経時的に変化する画像を表示し、
複数の前記投影像の各々を投影する際にフェードイン及びフェードアウトさせ、かつ複数の前記投影像の各々が投影されるタイミングがその前後に投影される前記投影像の投影されるタイミングと一部において重なる、
請求項2に記載のプロジェクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクタに関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、光源から出射した光を車室内の照射面に導光する導光手段と、導光手段と照射面との間に設けられ、所定の柄が形成されて導光手段からの光を透過させることで照射面に柄を投影する柄パネルと、を有する車両の照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この照明装置は、ユーザの好みに応じて柄パネルを交換することで、車室内の表面に投影される光の像を変更することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-40194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両の照明装置は、柄パネルを交換しないと投影される像を変更できないので、手間がかかる問題がある。
【0006】
従って本発明の目的は、容易に投影像を切り替えることができるプロジェクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記のプロジェクタを提供する。
【0008】
[1]投影領域に投影する柄を有する柄部と、前記柄に投影光を照射する光源部と、前記柄の前記投影光が照射された領域の図柄を拡大して前記投影領域に投影し、投影像を形成する投影レンズを有する投影レンズ部と、を備え、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、又は前記柄の面内方向の角度を変化させることにより、前記投影領域に形成される前記投影像を変化させる、プロジェクタ。
[2]前記光源部が、少なくとも1つの発光素子からなる光源を複数有し、前記光源部に含まれる複数の光源の発光状態を独立して変化させることにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、上記[1]に記載のプロジェクタ。
[3]前記光源部に含まれる複数の光源の発光状態を制御する制御部を備え、前記柄部、前記光源部、及び前記投影レンズ部が1つの筐体に収容された、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[4]前記光源ごとに配置され、前記光源部から出力される前記投影光を集光する複数の集光レンズを有する集光レンズ部を備えた、上記[3]に記載のプロジェクタ。
[5]前記光源の間を仕切る仕切部材を備えた、上記[4]に記載のプロジェクタ。
[6]前記投影レンズ部は、複数の前記投影像を前記投影領域の同じ位置に投影する、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[7]前記投影レンズ部は、複数の前記投影像を前記投影領域の異なる位置に投影する、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[8]前記制御部は、前記発光素子の点灯と消灯を連続的に制御して前記投影像を切り替え、動的な前記投影像を前記投影領域に投影する、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[9]前記制御部は、前記光源を構成する前記発光素子が複数である場合、前記発光素子の点灯と消灯を制御して、前記投影像の輝度の高低、及び前記投影像の色の変化の少なくとも一方を行う、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[10]前記制御部によって前記発光素子の点灯と消灯を制御して、複数の前記投影像を前記投影領域に順次投影して、経時的に変化する画像を表示し、複数の前記投影像の各々を投影する際にフェードイン及びフェードアウトさせ、かつ複数の前記投影像の各々が投影されるタイミングがその前後に投影される前記投影像の投影されるタイミングと一部において重なる、上記[2]に記載のプロジェクタ。
[11]前記経時的に変化する画像は、揺らぐように変化する部分を含む画像又は特定の方向に移動する部分を含む画像である、上記[10]に記載のプロジェクタ。
[12]前記柄部を前記光源部に対して相対的に動かすことにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、又は前記柄の面内方向の角度を変化させる、上記[1]に記載のプロジェクタ。
[13]前記プロジェクタ内で前記光源部を固定して前記柄部を動かすことにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、又は前記柄の面内方向の角度を変化させる、上記[12]に記載のプロジェクタ。
[14]前記プロジェクタ内で前記柄部を固定して前記光源部を動かすことにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、上記[12]に記載のプロジェクタ。
[15]前記柄部を回転させることにより、前記柄の面内方向の角度を変化させる、上記[13]に記載のプロジェクタ。
[16]前記柄部を前記光源部に対して相対的にスライドさせることにより、前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、上記[12]に記載のプロジェクタ。
[17]投影領域に投影する柄を有する柄部と、少なくとも1つの発光素子からなる光源を複数有し、前記光源ごとに前記柄の異なる領域に投影光を出力する光源部と、前記柄の異なる領域に対応して設けられ、対向する前記柄の前記異なる領域を拡大して投影することで前記投影領域に投影像を形成する複数の投影レンズを有する投影レンズ部と、前記光源部の前記発光素子の点灯と消灯を制御し、前記柄の前記異なる領域に応じた複数の前記投影像を切り替える制御部と、を備えたプロジェクタ。
[18]前記光源ごとに配置され、前記光源部から出力される前記投影光を集光する複数の集光レンズを有する集光レンズ部を備えた、上記[17]に記載のプロジェクタ。
[19]前記光源の間を仕切る仕切部材を備えた、上記[17]に記載のプロジェクタ。
[20]前記制御部は、前記発光素子の点灯と消灯を連続的に制御して前記投影像を切り替え、動的な前記投影像を前記投影領域に投影する、上記[17]に記載のプロジェクタ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、容易に投影像を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの一例を示す展開図である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの一例を示す正面図であり、図2(b)は、プロジェクタのブロック図の一例である。
図3(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの上面図の一例であり、図3(b)は、プロジェクタの左側面図の一例であり、図3(c)は、図3(a)のA-A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。
図4は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの配置位置と投影位置の一例を示す車両内部の図である。
図5(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの柄部について説明するための断面図の一例であり、図5(b)は、柄部の一例を示す上面図であり、図5(c)は、変形例に係る柄部の一例を示す上面図である。
図6(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの第1の光源が投影する投影像の一例であり、図6(b)は、第2の光源が投影する投影像の一例であり、図6(c)は、第3の光源が投影する投影像の一例である。
図7(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの第1の光源が投影する動的な投影像の一例であり、図7(b)は、第2の光源が投影する動的な投影像の一例であり、図7(c)は、第3の光源が投影する動的な投影像の一例であり、図7(d)は、第1の光源~第3の光源が投影する複数の投影像を重ねた一例を示す図である。
図8(a)は、第2の実施の形態に係る4つの発光素子を有する光源の一例を示す図であり、図8(b)は、3つの発光素子を有する光源の一例を示す図である。
図9(a)は、第2の実施の形態に係る2つの光源部を有する光源の一例を示す図であり、図9(b)は、4つの光源を有する光源部の一例を示す図である。
図10(a)~図10(c)は、第2の実施の形態に係る投影像の輝度の高低の一例について説明するための図である。
図11(a)は、第3の実施の形態に係るプロジェクタの第1の光源が投影する投影像の一部の一例であり、図11(b)は、第2の光源が投影する投影像の一部の一例であり、図11(c)は、第3の光源が投影する投影像の一部の一例である。
図12は、第3の実施の形態に係る発光素子の出力のタイミングを示すタイミングチャートの一例である。
図13(a)は、第3の実施の形態に係るプロジェクタの第1の光源が投影する投影像の一例であり、図13(b)は、第2の光源が投影する投影像の一例であり、図13(c)は、第3の光源が投影する投影像の一例である。
図14(a)、(b)は、第4の実施の形態に係るプロジェクタを構成する第1のプロジェクタ、第2のプロジェクタ、第3のプロジェクタが投影像を投影領域に投影する様子を示す模式図である。
図15(a)、(b)は、第4の実施の形態に係る第1のプロジェクタの斜視図と垂直断面図である。
図16(a)は、第5の実施の形態に係るプロジェクタの内部構造を示す斜視図である。図16(b)、(c)は、そのプロジェクタの内部の動作を示す模式図である。
図17(a)は、第5の実施の形態に係る他のプロジェクタの内部構造を示す斜視図である。図17(b)、(c)は、そのプロジェクタの内部の動作を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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