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公開番号2024071020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181715
出願日2022-11-14
発明の名称車両用内装品
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 3/10 20060101AFI20240517BHJP(車両一般)
要約【課題】水平面における断面形状の大きさの異なる被収容物を、高さを調整しつつ、動きを規制した状態で収容する。
【解決手段】車両用内装品としてのコンソールボックス10は、傾斜壁部21、収容部25及び支持部41を有するカップホルダ20を備える。車室内に設定された鉛直面VSに対し直交する方向の一方(車両前方)を前方とし、他方(車両後方)を後方とする。傾斜壁部21は、下側ほど前方に位置するように鉛直面VSに対し傾斜する。収容部25は、上部開口26及び底壁部を有する箱状をなす。収容部25は、傾斜壁部21の前方で同傾斜壁部21に沿って昇降する。収容部25には、被収容物A1のうち、底壁部上に載置される下端部を含む一部(下部)が収容される。支持部41は、傾斜壁部21の前方に位置し、かつ被収容物A1を後方から支える。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
車室内に設けられて、被収容物が収容される車両用内装品であって、
前記車室内に設定された鉛直面に対し直交する方向の一方を前方とし、他方を後方とした場合、下側ほど前方に位置するように、前記鉛直面に対し傾斜する傾斜壁部と、
上部開口及び底壁部を有する箱状をなし、かつ前記傾斜壁部の前方で同傾斜壁部に沿って昇降するとともに、前記被収容物のうち、前記底壁部上に載置される下端部を含む一部が収容される収容部と、
前記傾斜壁部の前方に位置し、かつ前記被収容物を後方から支える支持部と、を備える車両用内装品。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記収容部を、前記傾斜壁部の傾斜方向の一方へ付勢する収容部付勢部材をさらに備える請求項1に記載の車両用内装品。
【請求項3】
前記収容部を前記傾斜壁部に対し解除可能に係止する係止機構をさらに備える請求項1又は請求項2に記載の車両用内装品。
【請求項4】
前記支持部は、前記収容部が可動範囲の上端部まで上昇された場合、同収容部の前記上部開口に位置する箇所に配置されている請求項1に記載の車両用内装品。
【請求項5】
前記支持部は、
固定部と、
前記固定部の前側に隣接した状態で配置された板状のフラップ部と、を備え、
前記フラップ部は、水平状態と、前側ほど低くなる傾斜状態との間で上下方向へ回動し得るように、前記固定部に支持されている請求項1に記載の車両用内装品。
【請求項6】
前記フラップ部を上方へ付勢するフラップ部付勢部材をさらに備えている請求項5に記載の車両用内装品。
【請求項7】
前記支持部のうち、前記被収容物に接触する箇所は、同支持部の他の部分よりも軟質の材料により形成されている請求項1に記載の車両用内装品。
【請求項8】
前記鉛直面は、前記車室の前後方向に対し直交しており、
前記車室内において車幅方向に並設された運転席及び助手席の間には、ボックス本体が配置され、
前記ボックス本体には、前記収容部よりも大きな容積を有し、かつリッドにより開閉されるボックス内収容部が形成され、
前記傾斜壁部、前記収容部及び前記支持部は、前記ボックス本体のうち、前記リッドよりも前方に設けられている請求項1に記載の車両用内装品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被収容物を収容する機能を有する車両用内装品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車室内に設けられて、被収容物を収容する機能を有する車両用内装品として、例えば、特許文献1にはカップホルダが記載されている。このカップホルダは、上下方向へ延び、かつ上部開口を有する筒状のホルダ本体と、ホルダ本体内に昇降可能に配置されたトレイとを備えている。ホルダ本体内のトレイよりも上方の空間は、カップ、飲料缶等の飲料容器を収容する収容部を構成している。
【0003】
上記カップホルダでは、飲料容器が上部開口を通じて収容部に出し入れされる。トレイが昇降されることで、収容部に収容された飲料容器の高さが調整される。高さの異なる飲料容器でも、ホルダ本体から露出する部分の高さを均一に近付けることにより、使い勝手の向上を図ることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-136976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来のカップホルダでは、水平面における収容部の断面形状が一定である。収容部の上記断面形状は、外径の大きな飲料容器でも収容できるように、大きく設定されている。そのため、外径の小さな飲料容器が収容部に収容された場合、飲料容器が収容部内で動いてしまう。同様の問題は、飲料容器とは異なる物品が被収容物として収容される車両用内装品でも起り得る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための車両用内装品の各態様を記載する。
[態様1]車室内に設けられて、被収容物が収容される車両用内装品であって、前記車室内に設定された鉛直面に対し直交する方向の一方を前方とし、他方を後方とした場合、下側ほど前方に位置するように、前記鉛直面に対し傾斜する傾斜壁部と、上部開口及び底壁部を有する箱状をなし、かつ前記傾斜壁部の前方で同傾斜壁部に沿って昇降するとともに、前記被収容物のうち、前記底壁部上に載置される下端部を含む一部が収容される収容部と、前記傾斜壁部の前方に位置し、かつ前記被収容物を後方から支える支持部と、を備える車両用内装品。
【0007】
上記の構成によれば、収容部は、下側ほど前方に位置するように鉛直面に対し傾斜する傾斜壁部の前方で、その傾斜壁部に沿って昇降する。一方、傾斜壁部の前方には、支持部が位置している。
【0008】
被収容物を車両用内装品に収容する際には、被収容物の下端部が収容部の底壁部上に載置される。被収容物のうち、底壁部上に載置された上記下端部を含む一部は、収容部に収容される。
【0009】
上記のように被収容物の一部が収容された収容部が、傾斜壁部に沿って上昇すると、被収容物は、斜め前下方から支持部に近づく。これに対し、被収容物の一部が収容された収容部が、傾斜壁部に沿って下降すると、被収容物は、支持部から斜め前下方へ遠ざかる。上記昇降に伴い、被収容物の高さが変化する。
【0010】
従って、被収容物が支持部に近接する高さまで収容部を傾斜壁部に沿って昇降させる。すると、被収容物は、下端部を含む一部が収容部に収容され、かつ支持部によって後方から支えられた状態となる。被収容物は、収容部及び支持部によって動きを規制された状態に保持される。水平面における断面形状の大きさ(外径等)の異なる被収容物であっても、高さを調整されつつ、動きを規制された状態で車両用内装品に収容される。そのため、車両用内装品の使い勝手が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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