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公開番号2024112512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017579
出願日2023-02-08
発明の名称偏光フィルムの製造方法及び偏光フィルム
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 5/30 20060101AFI20240814BHJP(光学)
要約【課題】偏光フィルムを容易に製造することができる。
【解決手段】偏光フィルムの製造方法は、可撓性の原料フィルム11aを延伸させることにより偏光フィルムを製造する方法であって、原料フィルム11aの平面部111の面方向に沿う第1方向Xにおいて平面部111を延伸させる第1延伸工程と、第1方向Xにおいて間隔をあけて交互に配置され、平面部111をそれぞれ保持する第1治具21と第2治具22とを、面方向に沿う方向であり、且つ第1方向Xに交差する第2方向Yにおいて互いに反対方向に移動させることにより平面部111を延伸させる第2延伸工程とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性の原料フィルムを延伸させることにより偏光フィルムを製造する方法であって、
前記原料フィルムの平面部の面方向に沿う第1方向において前記平面部を延伸させる第1延伸工程と、
前記第1方向において間隔をあけて交互に配置される第1治具と第2治具とにより前記平面部をそれぞれ保持しつつ、前記面方向に沿う方向であり、且つ前記第1方向に交差する第2方向において互いに反対方向に移動させることにより、前記平面部を延伸させる第2延伸工程と、を備える、
偏光フィルムの製造方法。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1延伸工程に先立ち、ロール巻きされた前記原料フィルムの原反から前記原料フィルムを引き出すことで前記平面部を供給する供給工程を更に備える、
請求項1に記載の偏光フィルムの製造方法。
【請求項3】
前記第1治具及び前記第2治具は、前記第2方向に延在するとともに前記平面部を厚み方向においてそれぞれ挟持する挟持具である、
請求項1に記載の偏光フィルムの製造方法。
【請求項4】
複数の前記第1治具が、前記第1方向において等間隔にて配置され、
複数の前記第2治具が、前記第1方向において等間隔にて配置され、
前記第2治具は、前記第1方向において隣り合う2つの前記第1治具からの距離が等しい位置に配置される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の偏光フィルムの製造方法。
【請求項5】
前記第2延伸工程において、前記第1治具の各々と、前記第2治具の各々とを、前記第2方向において等しい距離移動させて前記平面部を延伸させる、
請求項4に記載の偏光フィルムの製造方法。
【請求項6】
ヨウ素溶液により染色されたポリビニルアルコール製のフィルム本体と、前記フィルム本体を挟んだ状態で固定される一対の固定フィルムと、を有する偏光フィルムであって、
前記フィルム本体の厚み方向に直交する方向を第1方向とし、前記厚み方向及び前記第1方向の双方に直交する方向を第2方向とするとき、
前記フィルム本体は、前記第1方向において互いに隣接して交互に形成された第1領域及び第2領域を有し、
前記第1領域と前記第2領域とは、平滑に連なっており、
前記第1領域は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に対して傾いている第1偏光軸を有し、
前記第2領域は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に対して傾いており、且つ前記第1偏光軸とは反対側に傾いている第2偏光軸を有する、
偏光フィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、偏光フィルムの製造方法及び偏光フィルムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、調光装置が開示されている。特許文献1に開示の調光装置は、対向して配置される2枚の面状材を備える。面状材は、互いに隣接する複数の単位偏光領域を有する。面状材は、透明基材と、透明基材に貼り付けられ、単位偏光領域を構成する偏光子とを有する。互いに隣接する単位偏光領域の偏光軸は、互いに異なっている。上記調光装置においては、一方の面状材に対して他方の面状材がスライドされると、一方の面状材の単位偏光領域に対する他方の面状材の単位偏光領域の重なり状態が、互いの偏光軸を同一とする状態から、互いの偏光軸を異ならせる状態まで変化する。これにより、調光装置の透光性を変化させることができる。
【0003】
また、特許文献2には、調光装置が開示されている。特許文献2に開示の調光装置は、対向して配置される2枚の偏光フィルムを備える。偏光フィルムは、当該偏光フィルムの原料としての透過性を有する膜体の互いに異なる部分の面同士を重ね合わせた状態で、当該膜体に対し延伸処理を施すことで形成されている。上記延伸処理により、偏光フィルムの互いに隣り合う部分のうちの1つの偏光軸の方向と、別の1つの偏光軸の方向とが異なるものとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-310567号公報
特開2015-138077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の面状材(以下、偏光フィルム)の場合、製造に際して、互いに隣接する単位偏光領域の偏光軸が互いに異なるように、透明基材に対して偏光子を貼り付ける工程が必要となる。このため、偏光フィルムの製造工程が煩雑になる。
【0006】
特許文献2に開示の偏光フィルムの場合、製造に際して、膜体の互いに異なる部分の面同士を重ね合わせる工程が必要となる。これにより、偏光フィルムの互いに隣り合う部分の境界に折り皺が生じる。すなわち、偏光フィルムの互いに隣り合う部分が平滑に連ならない。その結果、折り皺に起因して偏光フィルムの光学特性が損なわれるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための偏光フィルムの製造方法及び偏光フィルムの各態様を記載する。
[態様1]
可撓性の原料フィルムを延伸させることにより偏光フィルムを製造する方法であって、前記原料フィルムの平面部の面方向に沿う第1方向において前記平面部を延伸させる第1延伸工程と、前記第1方向において間隔をあけて交互に配置される第1治具と第2治具とにより前記平面部をそれぞれ保持しつつ、前記面方向に沿う方向であり、且つ前記第1方向に交差する第2方向において互いに反対方向に移動させることにより、前記平面部を延伸させる第2延伸工程と、を備える、偏光フィルムの製造方法。
【0008】
同構成によれば、第1延伸工程において、原料フィルムの平面部を第1方向に延伸させることで平面部に第1方向に沿った偏光軸が形成される。続いて、第2延伸工程において、第1方向において間隔をあけて交互に配置される第1治具と第2治具とにより平面部をそれぞれ保持しつつ、第2方向において互いに反対方向に移動させることにより平面部を延伸させる。これにより、平面部のうち第1治具と第2治具とにより挟まれた領域であって第1方向において隣り合う2つの領域の偏光軸が互いに反対側に傾けられる。その結果、第1方向において互いに隣接して交互に形成され、平滑に連なった第1領域及び第2領域を有し、第1領域の偏光軸と第2領域の偏光軸とが互いに反対側に傾いている偏光フィルムを得ることができる。このように、従来の製造工程である第1延伸工程に第2延伸工程を加えるだけで上記偏光フィルムを得ることができる。したがって、偏光フィルムを容易に製造することができる。
【0009】
[態様2]
前記第1延伸工程に先立ち、ロール巻きされた前記原料フィルムの原反から前記原料フィルムを引き出すことで前記平面部を供給する供給工程を更に備える、態様1に記載の偏光フィルムの製造方法。
【0010】
同構成によれば、ロール巻きされた原料フィルムの原反を裁断することなく偏光フィルムを製造することができる。このため、偏光フィルムをロール状に巻き取ることが可能となる。したがって、ロール巻きされた偏光フィルムを得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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